怒 4分の2

何度も 何度も 君はいうんだ

遊ぼう 話をしよう 本を読もう

一緒に出かけ 晩飯を食べようとか

何度も 何度も 何度も しつこく


僕がどれほど 強い言葉で牽制しても

僕がどれほど 嫌な顔をして見せても

君はしつこく 僕の裾を引っ張るんだ


ああ しつこい しつこい しつこい

僕は暇じゃないんだ 君とは居られない

君の道楽に付き合っている暇などない

短い人生の大部分を占めるべきじゃない


もっと自由に羽ばたいていろ 大空を

その羽で隠せるような自由があるだろう

鷲のように鷹のようにふくろうのように


君の貴重な時間を僕に割いてはいけない

君はまだ子供だから知らないだけなんだ

時の流れの大切さを 見失わないうちに


家に帰れよ 夢ばかり見てはいけない

夢みる瞳を 僕にみせてくれるなよ

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