episode3 選択

アジア中央国


ジリリリと時計が鳴るガチャと時計を止める


少年「ふぁーもう朝かまだ眠いなぁ・・・おはよう」


母 香代子「おはよう幸太郎早くご飯食べなさい」


幸太郎「はーい」


※幸太郎17歳高校2年生


テレビからニュースが流れている


アナウンサー「今日でヨーロッパ旅客機撃墜事件から1年経ちました」


幸太郎「あの事件からもう1年経つのか」


香代子「そうね早いわね。あ、そうだ今日はお父さんとお母さん式典があるから学校


終わったら研究所に来なさい」


幸太郎「どうりで父さんいないわけだ忙しいから仕方ないよね」


幸太郎が苦笑いをする


幸太郎「あ、やっべもうこんな時間行ってきまーす」


香代子「いってらっしゃい!」


中央国立高等学校


少女「幸太郎!昨日一緒にオンラインゲームやろうって約束したのにわすれてたで


しょ!ずっと待ってんだからね!」


幸太郎「レベッカ!ご、ごめん昨日は色々と疲れてたから寝ちゃった」


※レベッカ容姿端麗の幸太郎の幼なじみである。


レベッカ「色々って何よ」


幸太郎「色々は色々だよ」


他の生徒にからかわれる


男子生徒「ヒューヒュー朝から夫婦の痴話喧嘩ですか?」


幸太郎 「痴話喧嘩じゃないし結婚もしてないそもそも付き合ってない」

レベッカ「痴話喧嘩じゃないし結婚もしてないそもそも付き合ってないわよ」


チャイムが鳴り先生がくる


先生「はいはい、痴話喧嘩はいいからホームルーム始めるぞ」


レベッカ「先生までぇー」


教室が笑いに包まれる


女子生徒「起立、礼、着席!」


授業終了


先生「じゃあまた明日、今日はこれまで」


レベッカ「ねぇ幸太郎この後、暇?」


幸太郎「今日はこの後、研究所で式典があるから行かないと母さんに来なさいって


言われてるから」


レベッカ「ふーん、じゃあ私も行く!いいでしょ?」


幸太郎「いいけど大人しくしてろよ?」


レベッカ「はーい!」


研究所


父 憲伸「さぁ式典だ!ワクワクするなぁ」


香代子「もう子供みたいにはしゃいじゃって」クスッと香代子が笑う


研究員「博士は今日という日をずっと待ってましたからね」


憲伸「そうだぞ、幸太郎の顔を見るのが楽しみだ」


その頃アジア中央国軍事基地


兵士「指令官、沖合20㎞地点に何かいます」


司令官「モニターにだせ」


モニターには戦艦が映っていた。


戦艦内部


指揮官「もう相手は気づいたかな?」


兵士「おそらく」


指揮官「よし!通信だ!諸君、私はナチス帝国のゾルダ大佐だ!1年前ガノン様が提


示した期間がきた、さぁ我々に服従するかそれとも我々と戦うか選択しろ!」



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