第18話



20211015金曜



ここから記事 2034年頃までの地球の進行


Fさんが「 自分は吸い取られていたんだ」と気付く事によって、Fさんの元には今まで母親を通じて吸い取られていた全てのエネルギーが返ってくる。 

 

そして、以後Fさんが、同様な仕掛けで母親からエネルギーを取られても、その度に「 ああ、これは吸い取られているんだな」と気付けば、結局は吸い取られない。

 

となると、息子からエネルギーを吸えなくなった母親は、そこで気付けば、自分も解放されて、吸血されていた分が返ってくるのだが、中々そういう理解に到達する人はいない。

 

では、吸えなくなった母親は、死んでしまうのか( 存在が消えるまで衰弱するのか)と言えば、確かに弱ってゆくが、そこまではいかない。

 

 

(四)だが、では何故お母さんは自分の息子からエネルギーを取る様な事をしてしまう様になったのだろうか。

 

これは、大昔から血筋として受け継いで来た様だ。 その受け継いでいる隷属(れいぞく)関係というか、そういうものを転生輪廻の中で、ずっと持って来ている。( 隷属→他の支配を受け、つき従う事)

 

過去の、何か現実世界で、そういう契約とか約束とかが在った訳でもなく、潜在意識の中で、ずっと魂が奴隷の様になっている人達は、それを子々孫々、延々引き継いで来ているのだ。

 

このお母さんばかりではなく、基本的に心の配分が偏って(かたよって)いるというか、その人が何に染まっているか、という事がその傾向性を決定的にしてゆく。

 

例えば、この世の価値観とか、ルールとか、規則とか、こうあるべき、という思い込みに染まっている人達というのは沢山いる。

 

それが激しい人達、それ以外は認めない、という人達が、こういう傾向が強いと言ってもいい。( 魂の中に、隷属、奴隷気質を埋め込んでいる、埋め込まれているという人達)

 

それが人から取ったり奪ったりを無意識の内にやっている人達だ。

 

しかし、無意識でやってはいるが、それが何処かで「 地獄を楽しみたい自分」 というのが、心の奥底の何処かに有って、それをやるからこその恐怖、というものが染み付いているはずだ。

 

( 他者からエネルギーを吸い取るという自分を、表層意識でも、潜在意識でも止められない、といいう傾向にある人達。止めたら罰を受ける、だとか、酷い目にあう、とか思いながら、だが、その酷い状態の自分とはどんなものなのか、酷い世界=地獄、とはどんなものかという、怖いものみたさの様な、マゾの様な気持ちを抑えられない傾向にある人々の事。 =「 地獄を楽しみたい自分」)

 

その思いが濃い人は、自ら「 滅びる事を選択」し、思いが薄い人は、次第にそのエネルギーを失ってゆく事になる。

 

また、子供の頃に、お母さんや肉親に刷り込まれた言葉は、その子が素直な子であればある程、深く、潜在意識に染み入り、その影響力は、大きくなっても、大人になっても自動的に継続してゆく。

 

それもたった一度のインプット( 入力)が、自動的に刷り込まれ、解除がない限り、その子が死ぬまでそのままだ。

 

ただ刷り込まれた方も、インプットした側も、殆ど無意識でやっているから、こういう話を聞かされても「 ?」という感じで全く実感がない。 だが今、世界が反転した環境では、そういうシステムの縛りが次第に解除されつつあるので、何か切っ掛けがあると、それが気付く縁(よすが)になるという事が大いにある。( 縁→頼りとするもの。

助けとなるもの。よりどころ。)

 

さて、それでは、現実的にそういう事実を知ったからといって、我々に何が出来るのだろうか。 知らない内に勝手にエネルギーを取られ、あまり宜しく(よろしく)ない人生を歩んでゆくのには、抵抗があるのは当然だ。

 

知らなければ「 そういうものか」や、「 所詮(しょせん)人生ってこういうものさ」などと大人ぶっていてもいいのだろうが、出来れば無駄にエネルギーを取られたくないものだし、楽しく自由な人生を生きたい、とは誰しもが思う事だ。



『 エネルギー 』

 

 

ここで少し、エネルギーの解説をする。

 

一般的にエネルギーと言えば、石油を燃やして出てくる熱や圧力、電気の流れ、生物の中で炭水化物を燃焼する事などが思い浮かぶのだが…

 

確かにそれもエネルギーなのだが、精神世界と言われる分野では、物理的なエネルギーを越えたエネルギー、例えば、

 

「 気」、「 やる気」、「 運気」、「 幸運」、「 知覚能力」、

 

もっと抽象的になると、意識の波動( 振動数)などが主なエネルギーとして扱われている。

 

そして、もっと具体的なものに「 お金」というものがある。 労働の対価として支払われるお金は、正に具現化したエネルギーで、それを求める方は多いだろう。 また、

 

「 地位」や「 名誉」、「 名声」

 

なども、このエネルギーの範疇(はんちゅう →部門、範囲)に入る。

 

少し難しくなるが、物理的なエネルギーと、精神世界のエネルギーをつなぐ概念として、「 エントロピー」という物理的概念がある。 これらに興味がある人達は、その辺りから入られれば理解し易いだろう。

 

 

エネルギーの話をしたのは、我々が知らぬ間に取られている、そのエネルギーとは何ぞや、という事の理解に近づいて欲しいからだ。 だから、「 運気」つまり、バイオリズムの高い所だけを、いい所取りで吸い取られ、低レベルのバイオリズムで生活しなければならない人は、

 

「 ああ、何でこんなに懸命に働いても働いても、楽にならないのだろう」

 

という人生を死ぬまで、いや、何生(なんせい →人生の数)にも渡って繰り返さざるを得ないのだ。 この後にどんどんと出てくるが、我々から搾取していた存在は、そういうエネルギーだけではなく、本来人間が持っていた( いわゆる)超能力と言われるものや、寿命なども奪って、自分たちのものにしていた。

 

我々を取り囲む本当の世界は、皆が思っている様なものではなく、もともと可能性を秘めて、謎に満ち、不思議が一杯詰まっている面白くて奥深い存在だ。

 

それを、在り来たりの( →月並みな、平凡な)、同じ事の繰り返し、規則と不自由と、鉛色の空にしていたのは、我々から狡猾(こうかつ)なシステムで搾取し続けてきた、そうした存在が居たからだ。( 狡猾 →悪賢くて、ずるい事)

 

さて、そういう事実が分かったとして、我々はどう対処したらいいのだろうか。

 

 

色々な対処の仕方はあるのだが、最も簡単で効果のあるやり方が「 祈り」になる。

 

様々な祈りがあるのだが、推奨(すいしょう)するのが、五井昌久氏の提唱した 「 世界平和の祈り」 になる。

 

それでは、何故祈りに効果があるのだろうか。 真摯な(しんしな →真面目、ひたむき)祈りはダイレクトに潜在意識に響く。 普通の人々の祈りというのは、表面的な祈りになるのだが、それでも潜在意識にストン、と杭(くい)を打つ様に響いて、それが浄化になる。

 

「 20年後世界人口は半分になる」 では、取り敢えず搾取がベースになっていたこの世界のシステムを暴露し、そこに気付いてもらうという事が、メインテーマになっている。

 

この「 20年後世界人口は半分になる」 の意義は非常に大きく、手に取って読む者にはまだ可能性があるのだが、読む事もせず、気にもせず、そんな事を、そんな情報が存在する事自体が眼中にない人は、突然消えてゆく運命にある。

 

全ての人々がそうであるかというと、100%という訳でもないのだが、それでもかなりの割合で、ある日心臓発作などの突然死という形で、この世界からディセンションしていくという事が、頻繁(ひんぱん)に起きてくる。

 

( ディセンション →次元降下、魂、つまり、自分の自覚が、現在の物質世界=現象界と言われる世界よりも、全体のエネルギーが低い世界世界を形作っている「 魂魄体の振動」が、遅く、粗く、雑な…という言葉で表現される様な状態、の世界に落ちてゆくという意味)

 

問題は良い人か悪い人か、という事ではなく、その自分の魂が収奪(しゅうだつ)をおかしい、と思いもせずに生きていると、突然、木が枯れる様に自分の身体が倒れてゆく。

 

 

虚空蔵55氏が先日、廊下でFさんから

 

「 お祖母さんが亡くなったので、葬式に行ってきます」

 

と、声をかけられている。 「 百歳で大往生でした。」というので、虚空蔵55氏は「 ( 実家に)帰ったらよく見てきなさいね。」と、

声をかけている。( お祖母さんの評判などを周囲に聞けという事)それから暫く(しばらく)して、Fさんが会社に復帰して来て、

 

「 お祖母さんを最後まで面倒を見ていたおじさんの話では、周囲を巻き込んで、中々難しい人だったという事でした」

 

と、彼は虚空蔵55氏に話している。

 

このお祖母さんも、強力な「 吸い取る方」だったが、この方が亡くなって、一つのタガが外れた様になっているので、Fさんの結界も一段と薄くなっている。( 結界 エネルギーを搾取するシステム)


『 最終的には食い合い、消滅してゆく魂たち 』

 

 

それでは、この世界に居られなくなって、ディセンションしていった人達は、何処へ行くのだろうか。

 

そもそも搾取するべき人間が居ないのだから、お互いの中で序列を造り、強い者が弱い者からエネルギーを食い合い、取って、取って、また取って( 盗って)、という具合に餓鬼地獄に陥り(おちいり)、更にディセンションを重ね、最終的にはこの宇宙から、存在を消す、消滅する形になる。

 

それがその世界を選択した、ディセンションを選択した魂の行き着く先になる。

 

しかし、いつでも、どの段階でも、そこで気付けば如何様(いかよう)にもいけるのだが、何処までも気づきがないと、この宇宙ではその存在が許されない事になっている。( 如何様 →どの様にも、どんな風にも)

 

 

  『 どれだけの人が死んでゆくのか 』

 

 

20年後に世界の人口が半分になるという事は、現在約70億人だから、それが20年後には35億人程になっている訳だ。もう一度確認するのだが、毎年1億7500万人が亡くなっていくという事だが、実際は毎年新たに1億3000万人が生まれているのだし、6000万人は普通に死んでいる。

 

だから、その差は7000万人で、その数が現在の人口増加の理由になっているのだが、それが20年間で35億人になるという事は、年間で2億4500万人が平均して亡くなってゆかないと、20年後には35億人の人口にはならない訳だ。

 

しかし、2億4500万人という数は、日本の人口の2倍以上にあたるとんでもない数字だ。 実際は平均して亡くなってゆく訳でもなく、初めは緩やかに、次第に急カーブを描いて急増してゆく様なので、一概に(いちがいに)は言えないのだが、最終的には年間3億人、4億人、という数が死んでゆく事になる。( 一概 →大ざっぱに、一様に)

 

それだけの人が死んでゆくと、世界中大騒ぎになると思うのだが、どうやらそうでもない様で…つまり、それ所ではない、その様な事に構って(かまって)居られないというのが近未来の世界の様だ。

 

それどころではない、というのは、次々と人が死んでゆくのだが、それと並行して、社会インフラが次々と崩壊してゆくので、人々は生き抜く為に、他人の動向に構っていられない、目線がそこまで届かない、という事がある。

 

何がどういう風に崩壊してゆくのか、というのはこの後詳しく語られるが、小さな戦争や小競り合い、紛争、更に疫病や天変地異でも亡くなってゆくのだが、多くは心臓発作の様な、気が付いたらあの人が居なかった、死んでいた、という様な印象でバタバタと消えてゆく。

 

棺桶(かんおけ)を用意するだけでも大変な事態となってゆくが、発展途上国や北朝鮮、中国などでは、棺桶など用意出来ずに、そのまま死体をブルドーザーなどで埋めてゆく形になる。

 

ここで言う20年後に人口が半分になる、とうのは「 良くて」そのぐらいだという事だ。 悪くすれば80%、90%が亡くなってしまう可能性も、まだ残されている。 だからそれを防ぐ為に「 20年後世界人口は半分になる」 という書籍が世に出る事になった。

 

今、地球上に居る人々の魂が、何を選択するか、どう在りたいか、その行く末が僅か(わずか)20年間で決定的になる。

 

消えてゆく人達が 「 もうそういう事はしません!」と、強く反省し、謝るというか、反省すれば残る事も出来るのだが、ほぼそういう事をしないで 「 この世から消える事」を選んでゆく。

 

それがその方達の望みなら、それを叶える(かなえる)のが、この宇宙の在り様だ。



記事ここまで



今日本では実数において、およそ一年間で50万人の人が消えている。 これらの数字は大きな変動がこれから起きるのだとしたら更に増える事になる。 これらの実数に関しては日本国民にはしらされていないと思うが、あなたの街にもあるであろう葬祭会館の開催の多さというか、これらの企業に対しての投資の厚さだとかで、そういう動きが何となく分るだろう。 勝手に言うが。


この世界には今この瞬間も人間として生きているだろう、4人の女がいる。 それらの意識は千年以上は生きている。 一番古い女王と言われているものは、今から1万2千年前からの意識を、自意識、つまり自我、エゴを維持してきたが、今は生きているのかどうかも分からない。


正確に言えばとっくにユーレイの体になっているのだが、自意識はまだ継続していた。 しかしそれも今はなくなっているかもしれない。 その彼女が自分のコピーを5体造って、一つは脱退したので、これは何処にいったのかもわからないが、取り合えず彼女も人間の肉体には入っているようだ。


しかし彼女は仲間に制裁されないように自らの人格を消去してしまったので探査が出来ない。 だから問題は残りの4人だ。 この四人は自意識を恐らく3000年以上は保っているままに今を生きている。 もっと古いかもしれない。 一番末っ子の、脱退した女性が弥生だとか縄文だとかの切り替わりの時に日本にやってきている。 四国の高知あたりに漂着している。 または航海とも言う。


彼女が中東のイラクあたりから一直線に海でやってきたとは思えないから、時々陸路なども使ったのだろう。 その彼女が末っ子なのだから、他の4人の姉たちがどれだけの年齢かは何となく分る。


彼女たちは、彼女の仲間たちは、自意識をそのままに、肉体を乗っ取る事が出来る。 他人の肉体をのっとって、外見は全く別人だが、中身は自我が継続したままの状態で生きていける。


それらの存在がフリーメイソンなどを含める世界の秘密結社の全ての頂点だ。 今までは5つのブロックに分けられていて、そしてそれらの地区ごとの秘密結社を使って、そして人心支配をしてきた。


人間からエネルギーを自動的に搾取するシステムの構築、更に地球の浄化ポイントの封印、さらに個人的に人間の才能やエネルギーを刈り取るなど、やりたい放題やってきた。


当のフリーメイソンの高級幹部たちがそもそも彼女たちの存在を全く知らない。 恐るべきことだ。 だからこれらの概念が多くの人間に知れ渡り、この4人を索敵して、始末したら、それらの自我はどうせユーレーとなって残るのだろうが、直接に人間を支配する力は相当弱体化するだろう。


人間の夢を使って、そこから潜在意識を書き換える、そしてコントロール支配するというのが相当やりにくくなるだろう。 だからわたしは索敵だ索敵だと言っている。 できもしないが、しかしその気持ちを持つことは大事だ。


彼女たちは人間の、個人の、集団の、社会の、表層意識も深層意識も全て読める。 だからそれらの索敵の情報が大きくなってくるだけで、彼女たちは心理的にはやりにくいだろう。 勝手に言っているが。 これも又、無力な人間の抵抗の形である。


立ち向かう事を恐れるな。 恐れたら全てを奪われる。 奪われ続ける。 それでいいのかと自問せよ。 それでいいのかと自責せよ。 わかったら動け。



  取られたものはきっちりととりかえすのだ



終了


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る