第14話



20211011月曜



ここから記事 2034年までの世界



  第2章 黙示録降ろされる

 

 

黙示録の開示にあたって、重要な注意事項がある。

 

黙示録とは、一種の予言…これから世界の終末に至る(いたる)までの予言になるのだから、事象も含めて、そのタイムスケジュールも明かされてゆく。 しかし、問題はその精度という事にある。

 

 

(1)予言は存在する。

 

(2)しかし、「 公表された」、「 人目に触れた」予言は、正確さを欠く。( 欠いてゆく)

 

(3)公表されないで、その予言にある事象が起きてから、公表された予言は当たる事が多い。

 

 

ここで1つ、基本的な例題を示す。 量子力学の基本なのだが、光の性質についての理解を求められる。

 

 

(一)光はその元を辿れば(たどれば)、粒子であり波動でもある( 少なくとも今の人間の理解ではそう見える)。

 

(二)光の進路に壁があり、近接した二つの穴が開いている時、一つの光粒子を壁に向けて発射し、壁の穴を通った光粒子はその先にあるターゲットである感光板に当たって痕跡を残す。

 

(三)充分な回数、その作業をしていくと、光粒子は粒子であるので、どちらかの穴を通ってその先に有る感光板に当たり、点々の痕跡を残してゆく事になる。

 

(四)最終的に、数多くの同じ( 光粒子を一個一個発射する) 作業の後、感光板を調べてみると、一個一個の光粒子が壁の穴のどちらかを通っている筈(はず)なのに、感光板の跡は、まるで一個の光粒子が、両方の穴を通った様な結果…つまり干渉模様になっている( 干渉模様とは、波が起こす痕跡で、粒子ではそれが有り得ない)。

 

 

此処までは量子力学の初歩的な実験だが、この実験で光粒子が壁の穴を通過する時、その侭(まま)放置するのではなく、どちらの穴を通ったのか確認する作業を挟む(はさむ)。

 

しかし、どちらの穴を光が通るかを確定する事は、不確定性原理により出来ないので、やむなくどちらか片方の穴を閉じておく。

 

つまり、一つの穴だけを複数回通した痕跡と、もう一つの穴を通した痕跡を合わせてみると、その痕跡には干渉痕が出て来ない。

 

これは、「 人が見ている時と、見ていない時では、光粒子はその振る舞いを変えて来る」 という結果を示している。

 

かなりシンプルな言い方をしているが、本当はもっと複雑な理屈が絡んで(からんで)くるが、ここでは取り敢えず、 「 量子( 非常に細かなもの)を扱う様な事象では、人間の観察( もしくは思い・認識) が大きな影響を与える」 という基本原則が存在する。

 

そもそも、先に出てきた「 不確定性原理」というのは、人間の観察限界を定めたものだ。 この原理をいきなり歴史的な事象にまで適応するのは無理がある様に思えるが、占いや予言という、人間と深く関わる出来事に関しては、重要な関係性を持っている。

 

本来、量子力学がある程度確立した段階で、科学は既に(すでに)人間の観察限界を超えたカテゴリー( 範囲)に踏み込んでいるのだから、その時点で唯物論( 目に見えるものだけを信じるという事) を疑う姿勢がなければいけなかったのだ。

 

 

此処で何が言いたかったのかを要約すると、予言というものは存在するが、それがそのまま実現するかどうかは、その人がその予言を前もって感知しているかどうかによる…つまり、予言の成就の前に、人がその予言を知ると、予言内容は、大小はあるが変更される…という事だ。

 

そして、その大小を決めるのは、知った人の思いの強さというのが大きく影響してくる。 特に黙示録という、人類全体の運命を決定する様な予言に関しては、人類全体の思いが関わってくるので、そのブレは大きくなる。

 

そういう事を予め(あらかじめ)確認し、理解した上で、この黙示録を読んで頂き(いただき)たい。

 

又、人類のそうした思いにより、変更すると困る様な重要な事象には触れない事とする。



記事ここまで



0 三千のナイフ



2014年の確か夏至の少し前だったと思う。 人類に最後の黙示録が与えられた。 この場合の最後とは「 既存の文明世界における人類」 という意味であって、別にこれから人類が滅亡するだとかそういうものではない。


ただ、我々の文明は4回目のそれであり、その起点は1万2千年前のバビロンから開始されている。 その前にも勿論文明はあった。 一番最初の文明はムー、そしてムルタム、その後にアトランティス( このアトランティスは三期に分かれる) 、そして我々の現代文明だ。


この四回の文明を背後からプロデュースしていた勢力がいる。 それらがこれから後13-14年でこの地球から離れる。 そこから我々人類の全く新しい文明が開始され、人類は本当にやりたかった社会構築と文明の創生を行うことになる。


しかしそれらの動きはあくまで予定であって、完全に確立したものではない。 大筋そうなってはいるのだが、完全に必ずそうなるという保証はない。 そしてこれらの概念ははっきり言ってまだ圧倒的大多数の人間が知らない。


これらの情報をすべての人間が知らない。 全てと言っても差し支えないだろう。


だからわたしはそれを知らせている。 必ずそうなると断言できないが、それでも知らせている。 起きなければ起きないでよい。 しかしそうだと人類は変わらないことを選択したのかということになり、その場合は絶滅するのではないかと推定する。 しかしそうではないだろうというのは、これらの連載というかなんというか、これから展開する記事の中で説明していきたい。


力不足でできるかは全くわからないが。 なにせわたしはメルマガというのは今回生まれて初めてやるのだ。 だから逆の意味で言えば、わたしが全く未開拓なのだから、これらの情報も知らない人がほぼ全てだと判定できるのだから、やっぱりシンドイけれどやるべきだろうという判断になった。


新しい黙示録の題名は「 20年後世界人口は半分になる」 だ。 まんだらけから発売されている。 一冊500円なので、できるならば購入してその内容を読んだ上でわたしの展開する文章を追跡していってほしい。


結論から言えば、今の既存の現代文明と言われる状況は、おおよそ2034年前後に完全に終わる。 その予定になっている。 ただし、この20年後… が発行されてから様々な変動があり、記述内容の大筋の方向性は変わっていないが、起きる事件の色合いや現象が変化している。 だからこの2034年というのも確定事項ではない。


2015年に発行されたあたりの情報開示では2034年よりもやや早くなるのではないかという見込みだった。 今はどうなっているか。 わたしにはいわゆる霊能力的なものは皆無なので、それらに関しての察知はない。 だから伝えることはできない。


この2034年前後に、今の現代文明のときから起動した、しかしその元の開始点としては3億6千万年前よりも少し過去の時代にこの地球に入ってきた存在「 陰始」 という者がこの地球上を去ることによって現今の文明の全てが終わることになっている。 そしてそこから人類が、地球が、本当にやりたかった生命種族としての営みと表現を開始する。


陰始勢力とでも言える存在によって様々に押さえつけられていた人類の本当の新しい発明発見、これらが解除され、人類の科学文明もまた飛躍的に上昇していく。 なにもかもが信じられない世界になっていく。 しかしその予定を知らない人が圧倒的だ。 だから、拙いながら、順を追って伝わるように表現していく。


どこで最後にできるかわからないが、しかし、できたら最後までお付き合いいただきたい。



1 三千のナイフ



この現実世界の物質は固定されている。 しかしそれは宇宙本来の基本物質ではない。 宇宙本来の基本物質とは、降霊会などでおなじみのエクトプラズムのようなものである。 まずこの概念を設定として採用していただきたい。


そのエクトプラズム状の基本物質は、思念などの思い… つまり思いのエネルギーだとか精神エネルギーとでも言える表現の、まだ我々人類が手にしていない、動力化、光熱源化などに成功していない、しかし遥かに変換率の高い、有効度の高いエネルギーだという設定を追加してほしい。


太陽系の外の世界の宇宙、つまりあなたが想像する宇宙人なる勢力は、これらの精神エネルギーを使って灯りをとったりモーターを回したりする… というイメージを持ってほしい。 つまり我々の石油や電気と同じものなのだと。


これらを採掘する業者がいると考えてほしい。 それらの鉱山技師のような宇宙人と言われる連中が、この地球が造られて相当の早い段階で入ってきており、それらの連中は、出来たばかりの若い星、地球という座標から効率よく合理的にその精神エネルギーを採掘、搾取するためにのみ今の地球にいるのだと。


厳密な解釈をすれば違うのかもしれないが、この採掘技師の宇宙人が陰始勢力… この見方をしてもそんなには間違ってはいない。 だからこれから延々と搾取されてきた我々人類や地球の概念を展開するが、その奪い取る側の行動原理をモデル化してあなたに提示したから、以後はその観点で全体を見てください。


我々人類種族の世界線は約3千本だ。 そのうち、この陰始勢力、これらに気づいている、認識している世界線は、今この瞬間わたしの文章を読んでいるここだけだ。 正確にはあと1~2本あるらしいのだが、きちんと明かされていない。


2997~2999本の世界線が無明の闇の中に沈んでいる現実。 それらも、我々がこの奪い取る者たちの存在に気づき、大きく理解していくことで、行動を変えていくことで一気に拡散伝達されていく。 共振理解とでも言えるものが起きる。 だからわれわれのいる世界は  地球世界の最前線  とも言われている。 3千本の世界の中で、一番対立相克が激しく、逆の意味で言ったら、ここで問題を解決したのなら、それらの解法が全ての世界に適用されるからである。


しかし扱う情報が膨大すぎるので、思い出しながらやるとしても、正確には追跡出来ない。 だからランダム的にあちこちに飛びながら展開する。


おそらく今の状況は、恩寵によって平安な時間が延長されている。 その貴重な時間に得るべきものを得るか、気づかずに消えていくか。 それらの設問がそれぞれの喉元に突きつけられている。


  世界も自分も救うのだ。 理解することによって。




2 三千のナイフ



2014年12月22日冬至から翌日の23日において、この地球という惑星において大きな動きがあった。 それはおよそ100ー150年前から計画されていたことであったという。 これらの動きの人間世界的な流れとしては、共産主義思想などに見られる、少数の人間が多数の人間を錯誤の状態からのだまし、そしてそこからの行動支配の、それまで人類世界が採用していた血統と権威などからくる王という名称の周辺に発生していたシステム、これの最新版が実装されたというふうにわたしは個人的に捉える。 勿論違っている。 真実は他にあるだろう。


反転  それがその日付によって決定的になった。 そしてそれは不可逆であり、以前の旧世界には二度と戻らない。 そして今もその状態が緩急つけながら進行している。 旧世界には二度と戻らない。


そのことを旧来から人類世界を支配してきた本当に少数の勢力は気づいている。 しかし有効な手立てを構築できていないようだ。 ただネットを使った形での人間の認識の阻害と、あとは彼らにとって都合のよいコントロール。 これは行われているようだ。


思いや感情や性欲や生命や気力などの名称がつくエネルギーは、これは我々人類はまだ資源開発を行っていないし、そんなものがあるという認識すらない。 しかし外宇宙の、いわゆる宇宙人においてはそれらは当たり前の資源としてやりとりされている。 販売なども当然行われているようだ。


地球産出の、人類が発生する様々な感情のうちのいくつかは彼らの勢力の薬品としても使われているらしく、彼らは地球という座標を非常に重宝している。 ただしそれらの質が落ちているということの危惧、懸念はあるようだ。


われわれの預かりしらないところでそうしたエネルギーの搾取がずっと行われていた。 何度もいうが、今の動きを情緒感傷的に捉えてはならない。 相当に単純にモデル化して、それは単に資源開発、そしてそれに関わる技師たち、更に技師をかかかえる企業体の動きと一旦は読み替えなければならない。


彼ら宇宙人というふうな名称レベルの存在は、実は我々人類と大差ない。 それは魂の容量が大規模で、更にそれに連動した演算、知覚、認識、思考、演繹などなどの心の動きは相当に大きなものだが、それでもあまり変わらないメンタリティを持つ。


当然だ。 彼らの中から出ている魂とでも言えるものが我々人間の肉体の中に入っているのだから。 この肉体をある意味遠隔操作しているのだから。 それらの時系列だとかいろいろは違って見える。 しかし大きくは大差ないのだ。


臆することなくこれらの座標に立ち向かっていってほしい。 怯えや恐怖そのものですら、彼らにとっては実に効率のよいエネルギーだ。 絶望や恐怖などの感情はエネルギー変換効率が実に高い。 だからそれがこの地上において悲しみの波動ばかりが発生している、発生させられているという根本原因の一つになる。


理解して得心を得ればそれらの搾取から抜けられる。 だから理解してほしいとわたしはこうやって勝手にキイを叩くのである。



終了



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る