第4話


2021101金曜



わたしは核物理学者ではない。 だから核爆弾についても詳しくは知らない。 ただ核爆弾というものの開発の歴史が、核分裂型からブースト型、そして核融合爆弾という風に進化していったということの理解はある。


そしてその核融合爆弾、つまり一般にいう水爆にしても、それらの水素の原子を融合させるために必要な高温高圧を、最初は原爆の爆発によって行い、その後でプルトニウムを使ったらしい、というのは理解している。 ただそれらの関連の情報の検索をかけていないので、プルトニウムをどのように使うのかについての知識と理解がない。


そしてこのプルトニウム型の更に先に、そうしたものを一切使わない、又はほとんど使わない形で水素と水素の原子をどうにかして融合させて、そこからの莫大なエネルギーの解放を行う、つまり純粋に水素原子だけの反応を使っての爆弾、純粋水爆というものがある、という知識はある。


人類はまだこの純粋水爆を開発成功していないようだ。 わたしが知らないだけかもしれないが。 それらの前の段階における、何かの触媒、これがプルトニウムに該当するのかは何とも分からないが、そういうものだけは恐らく実用化されている。


そして下の記事にもあるが、このプルトニウムというのは毒性は高くはあるが、比較的合成しやすい、又は入手しやすいという物質の様なので、これを触媒に使うシステムが完成を見ていたとするのなら、水素原子はどういうものを使うかは分からないが、まさか単純に普通の水素だとは思わないが、仮にそうだったとしたら、確かにそれは第三諸国、新興諸国、発展途上国でも簡単に水素爆弾を製造できるということになる。


しかしこれらの詳細は当たり前だがわからない。 核兵器における真実の情報とは、我々庶民が本当に接近出来ないものの一つなのである。 出来ないことを出来ると相手にウソを投げつけて、相手に信じさせてしまえば、その事で相手の行動をコントロールできるのであれば、それは実際に持っていることと同じだ。


昨今のロシアなどはカネがないので、この手法を使って、音速の20倍の速さのミサイルを開発しただとか、南極回りで地球の任意の場所に落とせる大陸間弾道弾を持っているだとか言いたい放題なのだが、実際にそれらの実験は誰にも観測されていない。 目撃も計測もされていない。


ロシアのミサイルの動きを米国は勿論24時間フル体制で監視している。 それは中国もそうだ。 そして音速の20倍を超えるミサイルならそれはスパコンなどではなくて、実機を実験しないとどうしてもだめだ。 実際のデーターを取らないといけない。 そういう動きがない。 だから持ってないだろうという見方を大方の軍事分析官は言っている。


それらをロシアに言わせて西側の兵器関連企業が予算を獲得する為に、ロシアのお芝居に乗ってやっているのだという分析もある。 これはアポロの時のロケット宇宙開発競争とやらの猿芝居において、米ソの勢力がそれぞれの国家予算を上手に獲得するネタを確保しながら、実際には大陸間弾道弾の開発を行っていたという動きの引き写しだ。 わたしはそう取る。


この世界は嘘で出来ている。 掘っても掘っても嘘なのだ。 しかしそこで諦めめる奴には真実は絶対に、どんな事があってもやってこない。 だから掘るしかないのである。



ここから記事 911というのは本当の所なにが起きていたのか



前回のにおいては、WTCビルに突っ込んでいった2機の航空機の内の1機に、超小型の水素爆弾が搭載されており、それは、起爆装置の原爆の部分だけは爆発したが、肝心の水素核融合反応は

起きなかった、という事を展開しました。

 

そして、その起爆の部分の原爆の所は、プルトニウムを材料とするものであったのだ、と。( プルトニウムには大きな問題がある。)

 

55氏とみわ氏の両市は、実際にこの911で使われた小型水爆を造った老博士に聞いている。( 詳細は後述。潜在意識下で聞く)

 

この小型水爆は、当時の最新式の実験型だった。


この老博士が造った、超小型水爆の最大の特徴は、「 大量生産出来る」 という所にある。 この大量生産出来る、というポイントとしては、以下の二つになる。

 

(1)プルトニウムを起爆装置に組み込む事で、起爆システムの簡略化が図れる。(はかれる)ウランなどのタイプの原爆を使うよりは遙か(はるか)に簡単な構造になっている。

 

(2)プルトニウム自体は何処ででも容易に、しかも安価に手に入れる事が出来る。

 

原爆の材料のウラン235は、自然界にも少なく、通常のウラン鉱石から、かなりの工程を経て精製しなければ得られない。 非常に手間暇がかかる材料としてある。

 

だからこの(1)(2)の条件により、この実験型小型水爆は、大掛かり(おおがかり)なウラン精製工場を持たない小国でも製造が可能だ。( これは相当に大変な事だ。)


とにかく、このプルトニウムを起爆の原爆に使った小型水爆は、WTC2ビルの中で、爆発はしたはしたが、その起爆部分のプルトニウム型原爆の部分だけが、爆発した。 水素癒合反応は起きていない。水爆の部分は爆発していない。

 

それでは「 何故水爆は起動しなかったのか」これを「 どうやって飛行機に持ち込んだのか」 という事を同時に検証してゆく。

 

先ず、この小型水爆の出所(でどころ)は、何処だったのか。それは、アメリカ国内だった。 アメリカの内部の、とある研究機関から流出している。

 

流したのは、この研究所で働いている、ロシアから亡命してきた核爆弾の専門家だった。 彼は亡命してきたにも関わらず、アメリカのやり方にも不満があった様だった。 かなりな老人で、風貌(ふうぼ

う)は、正に「 マッドサイエンティスト」といった趣(おもむき)だ。( 初期核爆弾開発の頃からの人材なら80歳を越えている可能性が高い。当時の科学者は少ないが、それでもまだ存命の者がいる)

 

55氏、みわ氏が小型水爆の内容を聞いている時は、嬉々(きき)として( 嬉嬉、うれしそうに笑い楽しむさま。)

 

「 あれが、こうだ」、「 ここがこうだから、画期的なのだ」

「 設計図は流してしまったから。他の国でも作れるだろう」

「 だが、所詮(しょせん)まがい物よ、誰もワシの作ったもの程は精巧には作れんよ」

 

などと、両氏の質問など無視して喋りまくっている。 難しい数式などもペラペラ喋っているのだが、55氏にはさっぱり分からなかった様だ。

 

一番最初に、この博士から実験型小型水爆を受け取ったのはアルカイダではない。 別の組織の者が運び出し、その時博士は、傍観(ぼうかん)している。( 見逃している)

 

そして、この小型水爆は人の手を転々とする。 テロ組織は勿論、武器商人やマフィアまで、様々な手を経てゆく事となる。

 

しかし、流石に「 核爆弾」というのは、彼らのとっても手が負えないらしく、最終的に流れ流れて、一番覚悟のあるアルカイダの手に渡っている。

 

そして911のテロの日、水爆はボストン・ローガン空港で、機外荷物として積み込まれている。 小型水爆とは言え、重さが120kg、大きさは50cm×30cmだった。

 

どうして空港のX線検査で引っかからなかったのだろうか。55氏が序で(ついで)に暴露しているが、同時に機外荷物として、大きなトランクに人間が一人入って通過している。 これが小型水爆を起動する役割のテロリストだった。

 

航空貨物として乗り込む訳だから、上空の厳しい寒さや、気圧の問題は考えていただろうが、それでも大変な仕事だ。( 大変な覚悟だ。)

 

ではどうして、これらの「 小型水爆」と「 起動する役のテロリスト」の2つの異物が、荷物検査に引っかからなかったのだろうか。 理由は簡単だ。

 

空港にもテロリストの仲間が潜り(もぐり)込んでいたからだ。この911の事件のポイントの一つが此処にもある。 兎に角テロリストは、何処にでも潜り込んでいたのだ。

 

これらは、55氏がこの911という事件を調べれば調べる程明らかになってゆく。 そんな一番単純な「 獅子身中の虫」を、どうにも出来ないのが今のアメリカだ。

 

こうして、小型水爆と、それを起動させる役のテロリストを貨物室に乗せたまま、U175便はボストンを飛び立ってゆく。 勿論客室には、乗客に成り済ましたテロリストも乗り込んでいるのだが。

 

 

ここで話は少し戻る。 アメリカの研究機関から流された小型水爆だが、一番最初にこの現物を老博士から受け取った最初の人物は、( 最初の持ち主は) その時に、ちゃんと小型水爆の作動マニュアルを教わっている。 しかしそのマニュアルは、人から人へ、手から手へと小型水爆が渡ってゆく内に、少しずつ変わっていったのだ。 お粗末な伝言ゲームの様になっている。 そして、最終的にWTC2に突っ込んだU175便の水爆は、起爆部分のプルトニウムだけが核反応を起こしただけで終わったのだ。

 


記事ここまで



911に関連する情報拡散の中で、情報を掘る側にいる人間しか、これらの背後には世界的なネットワークを形成する武器商人たちの存在が浮かび上がらないようにされている。 勿論武器商人たちは公的に知られている。 しかしそれらの勢力がどの国家のどういう勢力と具体的につながっているのかは知らされないようにされている。 わたしはそう判定する。


わたしは中立国家の幾つかが、これらの武器商人のリーダーをやっているという情報を昔見た。 しかしそれが事実である確証がない。 以前から言われていた。 欧州における血族血統からなる集団。 しかしそれらは時代の変遷に大きくは取り残されていって、だんだんと落ちぶれていくもの達がおおかった。


だから彼らは完全に自分たちが凋落しきる前の段階で、過去の先祖たちが構築してきた各種の人的ネットワークの中に、これらの武器や麻薬や、あとはアンダーグラウンドのもの、勿論マネー、こうした商品を流通させることで、利ザヤを抜くというやり方を構築していった。


しかし過去の世界の王族と言われるような人間集団が、これらの勢力と繋がっているという情報があっても、わたしは当たり前だがその証拠をあなたに提示出来ない。 閨閥によって一体化しているといったとんでもない話もある。 しかしそれすらも嘘の海の景色かもしれない。


911においては五感だけで全てを認識しようと思っても、結局うまくいかない。 それは各国における旧来からの支配層たちが、成り上がりもののアメリカという新参者を成敗してやる、その事で自分たちに利益を持ち込んでやるといった思惑が、恐らく相当隠れて流れていたからだ。


人間の邪意というのは、五感すら、演算すら狂わせる。 それほどの干渉力が発信者にも受信者にも周辺の観測者にも伝わる。 この世界そのものがそうした意図、陰の意図、蛇意に充たされた認識のウソの海だと仮定するがいい。 そうした中で真実を構成する事実を拾い上げる作業がどんなに困難かを。


そしてそうした行為が面倒くさい人間は、それらの探究すらせずに、勿論限定されている座標だが、エネルギーを持っているのなら、さっさとこのウソの世界構造線の巨大な振動波形の情報領域から抜けるのだ。 移動するともいう。 移動に関して別の構成要素の肉体を持つ者もいるだろう。


それを非有機的存在と命名づけた勢力もいる。 わたしはそれが真実だと言わない。 分からないからだ。 精神世界の領域の住人は、何の検証もなくただ信者に一番早くなれば自分は上だと勝手に認識する幼稚な存在が詰まっている。 これがわたしのモデルだ。 しかしわたしはその住人にはならぬ。 その様に世界を見る。 あなたが何を見ているのかはわたしには分からないが、しかし、手に取れるものから始めない人間は、大体は自分が騙されて奪われている状態だということにも気づけずにその人生を終える。


その子孫たちもそうなる。 それが生贄の系譜だ。 これはわたしにはしっくりとくる概念だ。 この世界で奪われていないものはなかった。 そしてあろうことか、愚かを通り越して、全ての人間存在が相手から精神エネルギーを奪う事で流動性を作ることに加担していたただの動力装置だった。


それも存在のあり様だ。 しかしその流動性の先に何が待っているのかに関しては察知するべきだった。 それが生贄の系譜の管理人とでも言える持ち主とでも言える存在の座標だ。


この搾取の女王はもう死んだのではないかという疑いをわたしはもっている。 勿論分からない。


911を知るというのは、この搾取の女王を利用して祭り上げていた勢力の事を理解するというそれだ。 だから科学的な学問的な取り組み態度、これは個々人によって勿論違う。 しかし出来るならその態度を保ちながらあの時の世界を  見て  ほしいかと思う。



  世界を止めよ、そして世界を変えよ



終了



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