2021年9月

　LINEの返信の件数がへり、彼が私に対して冷めているのが分かる。仕事が忙しくてというのは、100歩譲って信じる。が返信しないのは時間を作りたくないからだ。恋愛は惚れた方の負けとは、正解であると本当に思う。

《会いたい》と彼からLINEが来て、いつの仕事終わりなら良いよ。っと伝えた。新大阪駅で3時間待つのは当たり前。いつも通り連絡はない。痺れを切らして帰る電車の中。《もう。帰っちゃった》通知が来たので、電話をした。「ごめん。残業してしまって。」時間配分も出来ないのか。仕事できない人なのか。「今から会えない？ちゃんとはなそ」とちゃんと話すという健太郎さんの言葉を信じ。家に向かった。

　部屋はきれいで映画でも見よっと言い出し映画を見て。一緒にお風呂に入り、話し合うといった内容について話し合わないまま。眠りについた。

数分後。寝ぼけながら、彼が求めてきて、私もそれを受け入れいつの間にか寝ていた。朝起きて。ゴムがない。いつもあるテイッシュなど行為後の、形跡がない。夢だったのかと思いながら、トイレに行く。彼の精液が私から出てきて焦りを覚え、トイレで拭いた。その後「また会おうね」って彼が言っていつも通り、それぞれ出社した。

私は電車の中で、緊急時用に持っていた緊急ピルを服用した。レイプされたわけじゃないが、未婚の母になる勇気はなかった。もちろん、「ゴムをつけて、避妊して」と相手がだれであっても伝えているが、この世には最低限のマナーを守らない男性もいる。女性は自分を守らないといけない。誰も守ってはくれない。不安を抱えながら、私は定期ピルの服用だけでなく緊急ピルまで服用した。97％残り3％の確率しかなかった。3％の確率で妊娠する。大丈夫。たった3％きっと大丈夫。自分にそう言い聞かせて、友達とご飯に行き。仕事をし日常をすごしながら、3％を私は恐れ彼からの連絡が途絶えるのを恐れた。

　大丈夫ピルを服用し、緊急ピルまで飲んだ。副反応で熱が出たが、彼がいい加減な人間なのは自覚していた。別れる！残り3％でなければ。心にそう決めてた。

4週間後。吐き気が止まらなくなり。生理が来なかった。