第10話 リーベ(愛)とラビット

2021年 春咲 夕莵(はるさき ゆうと)


リーベはどんどん何かを持って俺たちに近づいてくる。

「どうして...逃げるの?私はただあなたに救済を...」と言い、リーベは俺たちに近づいてくる。

そして後ろから..足音が聞こえる。

俺はその足音の方向を見てみる。そこに居たのは有再だった。「大変なことになってるね、あとで謝ってもらうよ!」と俺に言いながら、有再はポケットからイヤホンを取り出し、イヤホンを耳につける。そして

有再は「リーベ...日本語にすると『愛』..リーベっていう名前なのにやってることはあなたの感情には愛と言える物は無いんだね...」と言い返し、ポケットからFNブローニングハイパワーのエアガンを勢いよく取り出し、「夕莵くん!!ちょっとだけ私の腕に触れて!」と言い、俺を見た。俺は「えっ..と..触れるだけだよな」と言いながら少しだけ腕を触った。

「それで良いと思うよ!これで能力が..いやなんでもない」そう言い返し、有再はFNブローニングハイパワーのエアガンを3発、リーベに向けて打ち込んだ。

何かを落としたかのような物音と共にリーベは左手を痛そうにしながら右手でかばっていた。

「3発..全部..あの能力の刀の炎があるからって左手に当てるって..化け物じゃない?!」と言いながらリーベはポケットから銃を出した。

その銃を見ながら有再は「あれは本物だよ..どこで手に入れたかはわからないけど見た目はM1911A1コルトガバメントだよ。」と俺と臾香にギリギリ聞こえるように言った。俺は「なら一か八かだ。」と二人に言い、リーベの前に出た。

そして俺は「お前、銃を持つのははじめてか?セーフティー(安全装置)が掛かっているぞ、ルーキー(新米)」とリーベに向かった言った。もちろんこれは嘘だ。これでリーベがセーフティーが外れているか確認した時にリーベの足をエアガンで撃つ、作戦だ。


「ルーキーって..私はこの道1年間の中級者だよ?!」とリーベは言い、本当にセーフティー(安全装置)が掛かっているかを確認した。

その隙に俺はリーベを殴る...のは躊躇してしまうから銃を取り上げ、遠くに投げた。

そして「そんな技術で良く1年も続けられたな」とかっこ良く言い、ベレッタm9のエアガンをリーベの頭に向けた。

俺は「さあ、ここから逃げろ、じゃないと撃つぞ」と言っいう。もちろん弾など入っていない...

「それ、弾入って無いだよね?あとエアガンだよね...カチャカチャ音が鳴っているよ..嘘つき..そんな都合良く私たちを騙せる訳が無いよ」とリーベは俺に言い返した。

「嘘が..バレた?」そう何度も考えるが、どう考えても嘘がバレている。



あとがき


ソルティです。

最近いろいろあり文章が短くなってきてます。

すみません。



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