第5話 探偵
俺たちはあの影との戦闘が終わるとすぐに俺の寝ていた、あの場所に戻ることにした。ふと気になった、あの俺が寝ていた場所は有再の家なのか?気になった俺は「俺の寝ていた、あの場所は有再の家なのか?」と有再に聞いてみた。有再は「あれは探偵を始めるための場所だよ」と有再は俺に言った。俺とは有再で会話をしていると、臾香が「あ、あのすみません」と言った、俺と有再が臾香を見ると、続けて臾香は「ポケットの中にケショウサルビアとクチナシがあったんですけど、これって夕莵さんが別人格?になっている時に有再さんが言っていた、夕莵さんの病気のことやいろいろなことを説明してもらっていた時に言っていた、花ですか?」と言った
、有再は「そうだよ、花が出てきたということは能力に覚醒したってことだね」と言った。それからもふたりの会話は続いた。
30分後
俺たちはあの有再の言っていた、探偵をはじめるための事務所?のような場所に帰って来た。
有再は「とりあえず、みんなはもう危険だからすぐに帰った方がいい、私とも関わらない方がいい」と言った。
俺は「探偵をはじめるとか言っていただろ?そのためのスカウトじゃなかったのか?」と有再に言った。
有再は「君たちをこんなに危ない目に合わせる気はない、能力覚醒を手伝うのは私だけでやるよ」と言った。
能力覚醒というのはさっきの出来事のことだろう、あんなことを一人でできるわけがない、それに俺は困っている人が居たら救いたい、例えそれが俺の偽善だったとしても、でもどうすればいいんだ?俺なんかが役に立てるのか?、いやでも何かした方がいいはずだ。
俺は「いや、手伝うよ、もともとそのつもりでスカウトしたはずだ。なら、手伝うよ」言った。有再は「君にそんなに危ないことをさせれない」と言った。
俺は有再に「俺は誰かの役に立ちたい、困っているならすぐに助けたい」と言った。
それを聞いていた臾香が「私も有再さんの役に立ちたいです!」と言った。
有再は「仕方ない、君たちにこれ以上言っても無駄みたいだね..」と言い、続けて「まあ、ようこそ!私の探偵事務所へ」と言った。
俺は新たな出会いを感じた。
仲間ができた、幸せができた。でもいつかこの幸せが消えるような気がする...
俺が考えていると有再は俺に近づいて「夕莵くん、君は神戸から東京に来たからひとまずここに泊まって」と言った。俺は「わかった。」と言った。
俺は何となく疲れたのでとりあえず、俺は近くのソファーに座った。
■■時間後
懐かしい場所に居た。
そう、俺が通っていた、高校の屋上だった。
俺は周りを見渡す、近くには一人の少女が居た。
そしてピアノの音がまた聞こえてきた、それに合わせて目の前の少女は屋上から飛び降りた。最後に俺に笑顔を見せながら...
■■分後
どうやら俺は寝てしまっていたようだった。
俺はすぐにスマホの時刻をみる、そこには25時と書いてあった。
もう25時か、悪夢をみていたみたいだ。
あの少女は見覚えがあった、今でも覚えている。
いや..今は、今は忘れていよう..俺はそう自分に言い聞かせ、もう一度眠った。
朝 10時
目が覚めた。
さすがに2回もあの夢を見ることにはならなくて良かった。そう考えながら、俺は体を起こして、近くにあったスマホを取る。
そして俺はスマホを握りしめて部屋を出て、有再を探し行くことにした。
俺が有再を探していると近くの窓ガラスが割れた。
なんらかの能力なのか?、そんな疑問を浮かべながら、俺は必死に、能力を使おうとした。
俺が使えるかもわからない能力を使おうとしていると、また攻撃が来た。俺は、死ぬのかもしれない。
能力も使えない、何もできない。
俺は確実に死ぬんだ...そんなことを考えながら、俺はそっと目を瞑った。
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます