第250話 ウチの猫の様子が可怪しい件について !
【
コロッケが急に甘えん坊に成った。
もちろんウチの飼い猫のコロッケのことなんだけど、大江戸先輩の家に新しい子猫のボンドちゃんを見に行ってからコロッケの様子が変わったのよね。
尻尾をタビちゃんに
「ニャァ~ン ニャァ~ン 」
甘えた声で
まあ、それはさておき 大江戸先輩達は仲が良かったなぁ~。
恋人同士と云うより家族みたいだったわ。
だから 『大江戸ファミリー』なんて呼ばれるのでしょうけどね。
一方で由利子先生とハルト先生が結婚を前提にお付き合いをしている噂が、有ったけど、恋人同士と云うより熟年夫婦みたいだったけど………立場が逆じゃねぇ !
由利子先生の腕枕にハルト先生が寄り添うように寝ていたけど………
美男美女のカップルのハズなのに、いろいろと残念なのは由利子先生のせいよね !
「あ~あ、私の王子様は何処に居るのですかねぇ~ 」
「ニャァ ニャァ ニャァ~ン 」
「
「ウニャァ~ ニャァ ニャァ ニャァ~ン!」
「そんな事を言わないで『ダイエット』でもしようか ?
食事制限では無くて、運動ダイエットをしようね! 」
本当は道場に行って剣道部らしく竹刀の素振りをしたい処なんだけど、部活の練習以外で活動するのは禁止されているのよね。
昔は『ブラック部活』なんて言われて 教師、生徒も遅くまで部活動をしていた処か休みの日も部活動をしていて休みの日は正月の一日だけだったと お父さん、お母さんから聞いたわ。
それを当時の文部科学技術大臣、今の副総理大臣
私としては、少し物足りないんだけど………去年の合宿は、楽しかったなあ~
聖子先輩や秋奈先輩は、サボって居たけどね。
あの二人、良くサボる癖に強いのよねぇ~………世の中の理不尽を感じるわ ! 勇気さんみたいに普段から真面目に努力して強いなら納得するんだけど…………イケナイ、イケナイ、今は私が中等部の女子剣道部の主将なんだから、しっかりしないと !
とりあえず身体を動かしたいから『隅田川ボクシングジム』に行って『ボクササイズ』の体験授業を申し込んでみよう !
コロッケの兄弟達も居るからコロッケも連れて行けば、
隅田川
「ほら、コロッケ ! アンタの兄弟達に会いに行ったついでにアンタも鍛えて貰ったら ! 」
「
むっ、今、コロッケの声が理解出来た気がした !
私は、コロッケを自転車の荷台に詰め込んで『隅田川ボクシングジム』に向かったのだった。
※作者より
続きは『にゃん太郎の憂鬱《ゆううつ』に載せる予定です。
よろしければ、そちらも読んで貰えると嬉しいです。
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