第146話 成人の日と初詣

【 勇気side 】


ドタドタ ドタドタ ドタドタ


アリス

タイヘン大変で~す !綺麗なKIMONO着物を着た お姉さん達が同じ方向に向かって歩いていますで~す 」


そういえば、今日は『成人の日』だったよね。


「 今日は『成人式』だから、20歳になったお姉さん達が『晴れ着』を着て成人式に出席する為に会場に向かっているのよ 」


勇気

『 今日は天気も良いし、初詣はつもうでに行こうよ !

成人式に出席する、お兄さん や お姉さん達が着飾っているのが見れると思うよ 」


「 そうと決まれば、去年の『御札』や『 御守り 』も一緒に持っていかないとな 」


「 外は寒いから『 使い捨てカイロ』も持って行こうよ

ところで、何処の神社に初詣に行くの ? 」


勇気

「 武道の神様を祭っている『 鹿島神宮かしまじんぐう』だよ 」


「 『神宮』は三つしかないんだ。 『鹿島神宮』『香取神宮かとりじんぐう』『伊勢神宮いせじんぐう』 だ 」




(※ 詳しく知りたい方は、グーグル先生で調べてくださいね。

著作権などがあるので『 サラリ』としか触れません。)



勇気

「 大抵の剣道場に祭っているよね。 『鹿島神宮』の神様は『タケミカヅチ神』と言って、とぉ~~っても強い神様なんだって ! 」


「 あっ、 由利子先生とハルト先生は どうするの ?

まだ、二日酔いで寝ているみたいだけど………」



ガラガラ ガラガラ ガラガラ


由利子先生が茶の間に入って来た。


由利子

「 私やハルト先生の事は、大丈夫だから 初詣に行ってらっしゃい

ついでに私の分の『御守り』も買って頂いて来てくれる。

去年の『御札』と『御守り』 もあるから、一緒に『納めて』くれると助かるわ 」


そう言って『御守り』と『御札』と『お金』を座卓の上に置くと


由利子

「 私は、もうしばらく寝ているわね。 う~ん、まだ頭が ガンガンするわ」


そう言って部屋に戻っていっちゃった。


「 さあ、混まないうちに初詣に行きましょう !

アリスも風邪を引かないように、暖かい服やマフラーをしてね 」



そうして僕らは地元の駅から電車に乗って『鹿島駅』に行ったんだ。




【 アリスside 】


初詣から帰る途中ですが、凄かったで~す。

唯々ただただ、凄かったとしか言いようがないで~す。

米国USAなんて、比べられないくらいの歴史も凄かったで~すが

鳥居とりいくぐった途端とたん空気エアが変わりましたで~す。

道の真ん中を歩こうとしたら、ヒトミに注意されたでーすね。

道の真ん中は『神様の通り道』だそうで~すね。



でも、私が一番感動したのは帰り道で買った『石焼き芋 』でーす !

甘くて、ホクホクして、身体が暖まりましたで~す !


お土産に、兄さん と ユリコの分の『石焼き芋』も買ったでーすね。

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