第133話 それぞれのクリスマス ②
【勇気side 】
『クリスマスは家族と過ごすのが普通だよ 』
と言う、アリスの話しを聞いて
アリスやハルト先生も招待してクリスマスをする為にスーパー『ドウミヤ』に買い物に行く事に決まったので、皆で出かけることになった。
アリス
「 皆さんは、
アリスが不思議そうに聞いてきた。
楓
「 私達は『家族になる予定』だからノー・プロブレムだよ !
両親も私達の事を応援しているからね 」
瞳
「 今回の期末試験の結果も通知表も成績がアップしたから、両親はとくに反対しなかったな 」
勇気
「 僕もだよ ! むしろジンと出会ってからの方が勉強しているから、お母さんは凄く喜んでいるよ 」
アリス
「 カエデ達と勉強したおかげで私も成績が良かったで~す 」
僕達が歩いている様子を通行人が、なま暖かい目をして見ているけどジンから離れる事はしないよ。
さっきからアリスが隙をうかがっているのが判るからね。
クラスメイトがドンドンとカップル成立しているから焦っているのかな ?
でも定員オーバーだからアリスには渡さないよ !
僕達三人はジンを中心にして『押しくらまんじゅう』をしているみたいに張り付いているから目立つのかな。
アリス
「 …………それで今日は何買うですかー ? 」
楓
「 え~と、クリスマスケーキとチキンとピザは確定で後は行ってから決めようかな と思っているんだけど、何かリクエストがあるの ? 」
アリス
「 コーラとポテトをリクエストしま~す。野菜は大事で~す 」
勇気
「 野菜 ? サラダかな 」
アリス
「 違いま~す。 ポテトが野菜で~す 」
「「「「…………………(
【 深雪side 】
私の部屋で博子と二人で『 恋・バト 』の攻略を協力していた。
博子
「 やっと やっと 福岡 姫子で『 茨城 恭介 』を攻略できたよ !
これで ミッションコンプリートだよね 」
深雪
「 たぶん…………流石にこれで終わりでしょう………終わりだよね 」
エンディングが流れて結婚式のシーンに切り替わり感動しながら見ていると突然、ピンク頭の女の子が現れ恭介を拐って逃げてしまった。
私達が、呆気に取られてテレビ画面を見ていると福岡姫子を含むヒロイン達のバトル・ロワイアルの画面に変わり『 茨城 恭介 』を獲得するために格闘ゲームが始まったのだ !
直ぐにスマホで攻略サイトを見ると今回の再販売で格闘ゲームが追加されたようだ。
博子もそれを
深雪、博子
「「 私達の時間を返せぇーー ! 」」
『 恋・バト 』のスタッフのバカヤロウー !
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