右翼

こういう政治話と切っても切り離せないのが、右翼・左翼団体であるが、個人的にはどちらも嫌いである。言論の自由とやらを行使して、憲法を否定する右翼の精神が気に入らないし、日本に住んでいるくせに、日本を否定する左翼も左翼だ。

ただ、これはあくまで私の好き嫌いの話であって、いわゆる「良い・悪い」とは違うのだ。ここでは、右翼に焦点を当てて行きたいと思う。

黒塗りの車に、旭日旗やら三島由紀夫やら文言やら塗って、爆音で軍歌のような物を流し街中を走る。あれこそ、偽善憲法の老廃物では無いかと思う。「戦力を保持しない」と書きながら実際は戦力を持っているという歪みが生んだ、錆であると思っている。というのも、彼らはどこか遊び半分でやっている節があるのでは無いかと思うのだ。というよりも、彼らの行動の根源は、天皇への忠誠心や、エロティシズムや、憲法への反発などではなく、

自らが社会の異端者で少数派である。

という事実。それを、異端で少数というのは正義だという歪んだ考えと結びつけたのではないか。つまりは、自己肯定の為の行動なのではないだろうか。

実際、どこかと戦争が始まっても、自ら戦場に赴く者もなど、あの中にいないだろう。仮に「憲法改正も自主憲法制定もしません」というマニフェストを持つ政党が与党になったとしても、誰1人テロの1つも起こさないだろう。所詮は、その程度の人間だ。と、思っている。

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