モノに染められた国

こんな憲法で70年近くもやってきたもんだから、国民の物の見方も変わってきてしまう。

先日、Twitterで神風特別攻撃隊についてのツイートへの引用リツイートで、「特攻という戦法は馬鹿だ」などというものがあった。

これが、今の日本という国についての真実であると思う。国民を、国体を、文化を、伝統を守るために、勇ましく海へと散っていったあの精神の高潔さ、儚さは見ず、戦法だけを見て「馬鹿」である。

確かに、戦法としては愚かそのものだろう。いかに自軍の消耗を減らし、敵軍を殲滅するかというところに戦法の優劣がある訳だが、特攻隊の人間は間違いなく死ぬ。確かに、「馬鹿」だ。

つまり、我々日本国民は(まだ1部の人間だけかもしれないが)精神よりもモノを優先させてしまうようになってしまったのだ。高度経済成長や、バブルという、金に踊らされる時代を経てきて、我々の眼には、精神の美しさが映らなくなってしまったようだ。

結局、天皇である。精神の支柱、日本人の心の拠り所、現人神。天皇こそが、日本の精神の中心で無ければならない。別に、親政を行えなどという訳では無い。ただ、この「日本国憲法」も、「象徴天皇制」というのも、そろそろやめどきではないか?

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