ラブラブな幼馴染同士が同棲!?

@Hakuhi

第0話 ラブラブ幼馴染

アラームが鳴っている。朝の六時だ。俺は制服に着替えて隣の家に住んでいる幼馴染を起こしに行く。玄関につきおばさんに挨拶もして二階にあがる。俺の前にはAoiと書かれた札が見える。俺はノックもせずドアを開け起こしに向かった。ベッドをめくるとそこには一人の美女

そう、そいつが俺の幼馴染の白雪葵だ。

「おはよう。もう六時半だぞ。遅かったら置いていくからな~」

「わかった~。その前にいつものおはようのチューは?」

葵の綺麗な顔をじっとみて我慢した。

「したことないし、これからもしない!」

「え~こうちゃんのケチ!あたしとチューできるのはあんただけだからね」

「はいはい。」

「そこのブラジャーとって~…」

「はぁ。いいかげん自分でやってくれ…」

「早く行くぞ」

「はーい」


説明していなかった。俺の名は桐生康介。高校一年。常に幼馴染の葵とともに行動をしている。



「ねぇ、手つなご!」

「なんでそうなるんだよ。みんなにみられるぞ」

「いいよ。あたしたちのラブラブな姿を見せつけないと!」

「俺たち、付き合ってないぞ。」

「いいの!ねぇ早く」

葵のやわらかい手とやわらかい胸が俺を襲った。

俺の目が葵の胸にズームする。男の本能というやつだ。

「あれぇ?こうちゃんもあたしの体に興味津々?」

「なっ…違うよ!」

「またまた~。でもこうちゃんだったらいいよ」

俺の頭を何かが横切った。それは夜のお誘いか?いいや、そんなはずがない。

「冗談を言うな。」

「むぅ!本当なのに(小声)」


話をしている間に学校についた。

なにかの縁で同じクラスとなった。

そして、今日は席替えの日。お互いのことが心配な康介と葵は隣同士になりたがっている。

康介が先にくじを引き窓の席になった。

「こうちゃんの隣…こうちゃんの隣!」

なんと、康介の隣だった。

「やったね!隣同士だ!」

「あぁ」



帰宅後……

俺は、葵の部屋で課題をすることにした。正確にはおばさんに依頼された。葵は勉強が得意じゃない。

「葵、課題するぞ」

「え~。遊ぼうよ~」

「だめだ!」

すると、ドアをノックした音がした。おばさんが顔をだした。

「二人に話があります。来てください。」

俺と葵は顔を合わせた。

「行くか」

二人は課題を中断してリビングに向かった。

リビングには両家の親がいた。

「単刀直入に言います。二人とも家から出て行ってもらいます。」

「は!?」

「何言ってるんだよ!」

「正確には葵と康介君は同棲することになります」

「なんでだよ!」

「康介君、これはあなたたちのためなの。」

「あたしはいいわ!」

「葵!なに言って…」

葵の真剣な瞳をみつめた。その瞳には雲一つなかった。

「わかった。葵と住むよ」

「ホント!今日は赤飯ね!」



おばさんが言うには二人の関係をもっと深めたかったらしい。

俺と葵は反対はしない。だって




お互い好きだから…




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