「ルイくんっ！急に走ってどうしたの？」

「この学校から出るんだ。この学校は危険だから。」

『いそげ、三倉というやつがアーティファクトを手に入れてどうなったかはわからんが、少なくとも魔力が倍以上に増えたことは確かだ。』

『とりあえず学校を出ればいい？』

『いいや、この学校を出ただけではすぐに追いつかれてしまうかもしれない。』

『できるだけ遠くに行けってことだな？わかった。』

※

ボクとミチさんは一つ隣町のデパートまで全力疾走した。

「ルイくん、ここまで走る必要があったのかい？」

「あるよ。さっき言ってた三倉ってやつ覚えてる？」

「うん、ルイくんをいじめてたっていう……」

「そいつがアーティファクトを手に入れて強くなった。それはもうやばいくらいに………」

「そうなんだね……でもちょっと気になるんだけどなんでわかるの？」

「僕の特殊スキルのおかげだね。」

『人のことを特殊スキル扱いするな。』

『お前は人じゃなくて悪魔だろ、まあごめんあまりバレない方が良いかなと思って。』

『お前がそう思うならそれでいいんだ。』

※

『そう言えば、僕の周りのみんなチート持ちなのにボクだけ持ってない………』

『お前には俺がいるだろ、それに、お前は色々な知識がある。』

『まあそうか……』

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不定期投稿ですみません

現在、テスト前で毎日投稿ができていません。

12月10日からまたちゃんと毎日投稿になるはずです。

また、自話から区切りを

「※」から「〜〜〜」へ変更します。

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