第66話 仙人王国の繁栄
リンが転移で皆を集めた。
エミルにリューシャ、パトラ、ペラ、ルーナそれにサラ、皆は安堵の顔をして入って来た。
安堵の顔が、驚きに変わった。
「ルイ兄貴!!その姿は?」
「ジンとの攻防で、俺は男と認識した、その為本来の姿になった様だ」
「仙人の腕輪使う為、女と思い込んで居たそうだな」
リューシャ達の推理は、結構確信を突いてた。
「ルイ兄様?仙人の能力無くしました?」
リンに答えようとすると、サガが血相変えて入って来た。
「ルイ!私だけ爪弾きされて、心配して眠れん日が続いたぞ!問題解決した様だな!!」
「サガ、仙人の秘密に関する事で、説明が出来んかった!心配掛けてゴメン」
サガと皆の推理は、概ね間違って居ない、殆ど確信に触れていた。
ただ女と思い込んで居た俺は、身体まで意識に影響を受けて居たなど、俺も予想外の事で驚いていた位だ、容姿の変貌は受け入れて貰うしか無い。
旧ギル帝国実質俺の王国だが、仙人王国を正式建国した。
最果て開拓村から、クマリ師匠や親父にジッチャンバッチャン達全員、仙人王国に押し掛けて来た。
数万年の叡知を持ったジッチャン達、自由にさせたら発電所を造り、王国中に通電させ夜間照明は勿論、電化製品を普及させた。
目ぼしい男女を各々見付け、教育して弟子にし蒸気機関を利用した、蒸気機関トラックにバスを製作、交通流通が大進歩した。
俺もボンヤリ過ごしていた訳じゃ無い、仙人仲間と共に貧民浮浪者達の労働作業所、工場を作って回った。
日用雑貨、嗜好品に加工食品、便利な暮らし用品などが、貧民達の頑張りで量産された。
***
6万文字の括りが無くなったので、最終話切り離し、もっと書きたかったエピソード追加してお話し続けます。
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