第48話 仙人仲間を探す【1】

「リューシャ、インサのような小国が幾つある?」

「この近辺では、メダ王国にモト王国、関わらんか滅ぼすしか方法が無いサンチョ帝国位かな?おうミジン教国があった」


「え~と、メダとモトは訪問説得、サンチョは滅ぼす、ミジン教って何?」

「ミジン教は、何も望みを叶えぬ神より、ミジン神様を信仰し、豊かで安泰な国にしよう。と言う教義の教集団いや、狂集団かな?」


「ジン、ミジン神って居るのか?」

『我の事だな、美しいジン!ミジン様の事だ』

「お前たしか、魔神の持ち物だったよな?」

『是』

「それが、何で神に祀り上げられた」

『不思議だな?』

「今までの話、出鱈目言ったのか!」

『否、ミジンは我の事だ』

「ガッチガチの宗教家には、会いたく無いぞ!だが、仙人仲間が居そうなんだな」



「考えていてもしょうがない、一番行きたく無いミジンコから行くか!」

『ルイ?ミジンコは酷く無いか?我はミジンコ程役立たずか?』

「ジンとミジンは別物だろ?」

『我を崇めて居る教団は、別物とは言えん』


「レム、ミジンコじゃ無い、ミジン教国見える?」

「小さい!これで国を名乗るって?丸角、仙人城があるあそこの1/3無い町だよ、見えた」

「リン、転移して···エミル、リューシャどうする?」

「「行く!」」


 5人で転移した。


 転移したのは、ミジン教本部。

 礼拝?の最中法衣を着た20人程の目の前に、俺達が現れ法皇らしきジイさんが腰を抜かしてた。


「「「「「何者だ!!!」」」」」

「俺は仙人王国の国王ルイ!仙人5人で訪問した」

「小僧?お前がルイ王だと?」

 腰を抜かしたジイさんが偉そうに言った。

「小僧では無い!俺は女だ!!」


「皆さん!ルイ兄貴が毎度言うセリフ!深く考えないで!!僕はパルウの王子レム、こちらは姉のリン王女!宜しく!!」

「私は、ルイ兄様に仙人にして頂いたエミル宜しく!!」

「儂はルイ仙人の配下、リューシャ王国の国王!控えよ!!」


「リュ、リューシャ王国?あの大国の国王?」



 俺らは子供に見えて、名乗ってもリューシャ程威厳が無い?

 リューシャの名乗りで、法皇以外平伏した。

 法皇は元々腰を抜かしてる。

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