第41話 暗殺者
ここは仙人王国大王都から、馬車で7日の距離にある小国『インサ王国』の王宮、国王インサの耳に、ギル帝国が仙人王国に取り込まれたとの報告が入った。
「仙人王国は、あの屈強なギル皇帝を、どうやって滅ぼした?」
「祭りで浮かれた住民の話によりますと、仙人王が単身襲撃しギル皇帝と二人の大将軍、10人の千人大将、100人の百人隊長を全て討ち滅ぼしたそうです」
「ひ?一人で?たった一人で、ギル大帝国を滅ぼしただとぅ!!
ルイ仙人は12歳の子供と伝わって居るが?化け物か?」
「私も、この目で確り確認致しました!見た目は12歳と思えない、ひ弱な小さな
「仙人は他にも2人居ると聞くが、皆そんな化け物か?」
「2人で無く3人です!」
「3人?聞いて居らんぞ!!」
「3人目は、ギルで新に仲間に加えたとか···パルゥの二粒の真珠と言われる2人は不明ですが、3人目のエミルは、走るだけで大木を薙ぎ倒し吹き飛ばしたとか、痕跡を確認致しましたが、凄まじいの一言です!ルイ仙人と同等かそれ以上かと思われます」
「······何故それ程の仙人が、ギルに隠れ住む事が出来た?」
「隠れ住んでいた訳では有りません、ルイ仙人に仙術を授けられたとか、元は気弱で控え目な医療隊見習いだったそうです」
「ルイとか言う仙人は危険だ!!攻め込まれる前に、お前の、アサシン部隊の手の者で排除出来ぬか?」
「私と副官二名で、暗殺を仕掛けてみます!吉報をお待ち下さい」
ルイが復興事業、野牛や山羊を集め、牧場や生肉加工工場等を設置し、奮闘して居る頃、隣の小国で秘かに陰謀が仕掛けられて居た。
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