第40話 仙人王国宣言

「ここより西は、本日より全て仙人王国の領地である!!」


 皆の協力で、ギル王都と周辺の2町5村も一斉に、仙人王国宣言の後、お祭りが始まった。


 医療隊の実働補助で、2町はチョッカク大将軍とゴンザ大将軍が担当、5村はシロ達が医療隊の補助で担当してくれた。

 仙人王国宣言と、炊き出しに酒を振る舞うだけ、俺が居なくても問題無く執り行とりおこなって行けた。


 推定20万人在住の王都は、志願兵10人組みを50箇所に配し炊き出しと振る舞い酒を実施させた。



 禁酒令で、酒が飲めない暮らしを強いられていた住民は、女も男も炊き出しよりも、飲み放題の酒に狂喜していた。



 一斉炊き出しで、進軍用に蓄えたと思われる、凄まじい量の兵糧が半分位捌けた。

 実際もっと無くなると思ったが、国庫に不必要、管理に困る食糧はまだ大量に残ってる。


 それよりも、酒の消費が凄まじい!!

 禁酒法が上手く行った例が無い!何の為に出された法令か?


 住民の愚痴から、ギル皇帝は酒が飲めない体質だったそうで、酒は不要の物との考えだったとか。


 自分が飲めないから、他の者も飲むなは無いだろう!

 俺だって、景気着けの1杯位飲むぞ!



 お祭りは、放置しても否応なしに盛り上がってる。

 俺は仙人仲間とサガ王で、兵士達に指示を出し、2人の大将軍、10人の千人大将、100人の百人隊長の処刑を秘かに執り行った。


 泥酔状態の多くの住民が、物凄く盛り上がる中、午後3時丁度に、ギル皇帝の公開処刑を、中央広場で行った。


 儂が、皇帝の首を斬り落とすと、住民から大歓声が沸き起こった。





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 昨日一昨日の2日、葬儀でお休みしました。

 楽しみに投稿を待って下さってる読者様、ごめんなさいでした。

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