第3話 アップデート内容

「やっぱ、更新来てるね」

「そうみたいだね。前からの変更点も何個かあるみたい」

公式からの内容を見てみると以下のことが書かれていた。


『お待たせ致しました。アップデートが完了しましたのでアップデート情報を開示します。変更点・更新点の大まかの概要については以下の通りです。


PMプレイヤーメイドの装備品(武器、防具、アクセサリーなど)の強化が可能となります。

・モンスタードロップによる装備品(武器、防具、アクセサリーなど)の強化が可能となります。

PTパーティーメンバーの最大人数を5人から6人に変更いたしました。

・【流派】が解放されました。

FBフィールドボス討伐に伴い、以降の挑戦では難易度が低下されます。

・初FB《フィールドボス》討伐を祝しましてLP30を配布いたします。

・新スキル、新称号、ほか多数を追加いたしました。

・スキル、称号など一部のものに修正を加えました。

・初期Lv.1にて付与されるはずであったLP3ポイント分が付与されていない不具合が発見されました。お詫びとしまして、LP10ポイント分を追加配布し、上記30ポイント分を足した、計43ポイント分を追加いたします。また、従魔等にも同等の不具合が見られましたので初期レベル1の分のLP+40が付与されます。


以上が大まかな変更点・更新点となります。いくつかの情報の詳細は下記にて記載されます。ゲームログイン可能時刻は変更無く10時からとなります。これからも【Endless Story Online】の世界をお楽しみください。


上記内容の詳細について…』


「なるほどねぇ…聖護の言ってたボスの弱体化もあったね」

「みたいだね。それにほかにも結構たくさんの変更点というか追加要素?とかもあるしこのまま詳細も確認しよっか」

「だね、え~っと...」

そのような会話をしながらさらに詳細を見るために画面をスクロールさせる。


『…


上記内容の詳細について以下の通りです。

PMプレイヤーメイドの装備品(武器、防具、アクセサリーなど)の強化が可能となります。

→強化方法として、指定された素材を一定数用意しての強化、または指定外の素材を多数用意してからの強化となります。なお、失敗した際でも装備品は失われず素材のみを消費する形となります。失敗の確率は強化を重ねるごとに高くなります。

・モンスタードロップによる装備品(武器、防具、アクセサリーなど)の強化が可能となります。

→同名称装備品を素材にすることで強化することが可能になりました。上記PMプレイヤーメイド品同様、失敗しても装備品自体は残りますが、素材とした装備品はロストされ、強化を重ねるごとに要求個数が増加していきます。

・【流派】が解放されました。

→【○○術】とあるスキルには流派が存在しています。流派を習得していない【○○術】は基本の技としての扱いであり、流派を習得することによって、その流派特有の技を使用することが可能です。流派を習得するとスキル名が【○○術:△△流】のような名称に変わり、新たにほかの流派を習得したい場合はSPを使用してもう一度【○○術】を獲得する必要が出てきます。なお、【○○術】は交換するたびにSPの消費量が上昇していきます。流派の習得方法は、現段階で二種類となっており、NPC現地人に指導してもらうか、流派を習得できる『流派指南書』を入手し、使用することで習得が可能となります。

・スキル、称号など一部のものに修正を加えました。

→一部のものに修正を加えました。現段階でそのプレイヤーが入手しているもののみ修正が分かるようになります。ゲーム内で確認をよろしくお願いいたします。』


「こんなかんじみたい」

「なるほどねぇ。今後も今の装備を使いたいとかで強化が可能になった感じかな。今の僕の装備とかも強化できるだろうしね」

「こっちはまだ装備品とかほとんどないから関係ないかな~。流派とかのも少し気になるけど、まだ始めたてだから知り合いとかも全然いないし」

「まぁ、そこら辺は自分のペースでいくといいよ。一番下のは、ほかのプレイヤーにもしPVPのイベントがあったときとかのために情報を見せないようにするためかな。FBフィールドボスの弱体化も予想通りなるみたいだし…無いと思うけどもしだめそうなら言ってもらう感じかな」

「そうなるかも。まぁLPとかも新たに増えてるだろうしまた考えて割り振らなきゃ」

「よし。それじゃ確認もできたしそろそろお暇しようかな」

そう言って聖護が荷物をもって立ち上がった。そのまま見送るために玄関の方に向かう。

「ん。忘れ物とかは?」

「ないと思うよ。もし何かあったら連絡するね。ご飯ごちそうさまでした」

「了解。それじゃぁまた」

「うん、また。おじゃましました」

そんな感じの挨拶をして、聖護が帰って行った。

「さてこっちも少し掃除とかしたらはじめようかな」

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