第6話 初戦闘
再びこの前ユオンといった平原に来た。
「やっぱ新鮮だよね~。このような平原があるのは。」
「そうだね。久しぶりに来たけどやっぱ広く感じるよ。」
「あれ?セトはここじゃないとこでやってんの?」
「そうだよ。町の門は東西にひとつづつあって合計で二個あるの。こっちの東側はレベルが低かったり初心者が戦闘に慣れるようって感じかな?でもまぁ20レベぐらいまではここら辺がおすすめ。カナタの場合は、10レベくらいまで上げたら向こうに行けばいいと思うよ。」
「了解。って、ユオンも先に行ったりしないでよ?」
「きゅ?」
「ちゃんとわかってるのかな~?」
「まぁ、初めの方だしいいんじゃない?ここに出てくるのはレッサーラビットとかレッサーウルフの二種類のみが出る感じね。っでこの街周りの平原は「
「へぇー。やっぱ現実世界で戦ってる人は少数だろうしここで学んでるんだ。」
「そう。今までのVRMMO物をプレイしたことがあるなら少しは動けるからいいんだけど、初心者とかではシステム的にアシストはかかってるけど、少しぎこちなさはあるみたいだからね。訓練用のNPCに教えてもらうと、その人本人しか見えないけど訓練用のNPCが持ち方から教えてくれるらしいよ。まぁ、それでも適性などはあるから職業にあった武器のほうがいいらしいけど。まぁ、この制度はカナタには関係ないかな。大き目なもの以外なら扱えれるでしょ?」
「まぁ、そうだね。さすがに大盾とか大槌とかだと身長的にも合わなかったから。ほかは大体できるよ。」
「まあ、だよね。まぁ、このあたりの敵には技は打たなくても余裕だから。もうちょっと強いところで使いなよ。」
「そうなんだ。現実でもなかなかできないから試しかったんだけど。」
「それはしょうがないでしょ。まぁ、とりあえずは10レベまで上げていこうか。ちなみにこの平原の先は海みたいだから慣れたら西側に進んでいくしかないみたいだよ。」
「了解。それじゃユオンも戦う?」
「きゅ!」
「ってやっぱ先行っちゃたか。スキル使わなくてもいいみたいだから普通にしっぽとかで攻撃してるけど。」
「まぁ、クールタイムとか無駄だろうしそれを考えてるんだと思うよ。それじゃあ、僕たちも行こうか。」
「おう。」
「っとごめん。まだパーティー組んでなかったね。」
「パーティー?」
「そう、パーティーと言っても、祝勝会とかで開くような感じのやつじゃなくて一緒に共闘している集まりみたいなものかな?経験値やアイテムのドロップも増えたりするし、組んでいたりするほうがいいよ。でも、適当な人とかと組むと喧嘩になりやすいから信頼している人だけで組んだほうがいいかも。でもテイマーの場合は従魔も数に含んじゃうからあんま組めないかもしれないね。まぁ、パーティーは最高で五人までだからカナタが三体までのテイムだったら組むことが出来るよ。」
「へー、なるほどな。とりあえずはパーティー組んで倒しに行く?ユオンがさっきから倒してるせいでアナウンスがうるさいけど。」
「そうだね。ちなみにアナウンスは消しといていいかもよ。一応、消してもレベルアップとか重要なことの場合は消えないから。消えるのは「経験値を取得しました。」みたいな言葉だけだからね。元から何がドロップしたとかのはアナウンスされないし。」
「なるほど。よし消しといたしいこっか。」
「おっけー。」
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『レッサーラビットを討伐しました。
レベルが上昇しました。』
というわけで、ユオンが10レベまでウサギや狼を倒していったわけだが、
「あ、そういえばLPを振るのを忘れていてた。」
「あはは、やっぱりレベル上がってるのに上げてる様子が見えなかったからね。そうだと思った。」
「あはは。とりあえず振っておくね。」
「分かった。」
よし、どうしようかな。
_________________________________
というわけで振ってみた結果が、
[カナタ] 〈見習いテイマー〉 〖人間〗 種族LV.11 職業LV.7
HP 550/550 MP 270/270
STR 30 ⦅+7⦆ {+8} S[45]
VIT 21 {+6} S[27]
INT 24 {+6} S[30]
AGI 35 ⦅+12⦆ {+10} S[57]
DEX 26 ⦅+5⦆ {+8} S[39]
LUC 44 {+22} S[66]
残りSP 10
残りBP 0
残りLP 0
装備↓
右手「初心者の木刀」
左手「×」
頭「」
胴「」
腰「」
足「」
アクセサリー(6/7)↓
「シルバーリング」
スキル↓
【テイム術 LV.7】残りテイム可能数(2/3)
【鑑定 LV.6】
【光魔術 LV.3】
【戦舞踏 LV.3】
【調薬 LV.1】
【育て上手 LV.3】
称号↓
〔アンナのお気に入り★〕
〔卵から育てし者★〕
〔竜種を従えし者★〕
〔新種をテイムせし者★〕
〔来訪した者〕
〔称号収集の第一歩★〕
テイムモンスター↓残り(2/3)
[ユオン] 〖ホワイトフラフドラゴンパピー〗 LV.10
所持
[ユオン] 〖ホワイトフラフドラゴンパピー〗 LV.10
HP 850/750 {+100} MP 650/550{+100}
STR 60 ⦅+25⦆ {-8} S[77]
VIT 50 ⦅+25⦆ {-8} S[67]
INT 60 ⦅+25⦆ {-8} S[77]
AGI 60 ⦅+25⦆ {-8} S[72]
DEX 35 ⦅+25⦆ {-8} S[52]
LUC 60 ⦅+25⦆ {-8} S[77]
残りSP 10
残りBP 0
残りLP 0
装備↓
頭「」
胴「」
足「」
アクセサリー(2/3)↓
「竜魂鋼のアミュレット」
スキル↓
【ヒールブレス LV.1】
【ホワイトブレス LV.2】
【コールドブレス LV.2】
【爪撃 LV.3】
【尾撃 LV.3】
【滞空飛行 LV.5】
【幼体 LV.9】
称号↓
〔新種乃竜〕
〔聖眼所有〕
〔初めて卵から生まれし者〕
こうなった。やっぱ約10レベにしてはいいほうだろう。セトのステータスも装備が入っていることを考えると装備なしの場合は追いつけそうだし。
「カナタ、確認終わった?」
「うん。終わったよ。」
「そっか、ちょっと用事はいっちゃってさ、これからわかれていい?」
「そうなの?それならいいよ。また今度で。」
「ありがとう。じゃあまたね。」
「うん。またね。」
終わった後にこのような会話があり、セトと別れた。一応、ここでのレベル上げは終わったし、西の方に行ってみようかな?
「ユオンはまだ戦いたい?」
「きゅ!」
うん、やる気満々みたいだ。
「それじゃ今度は西側に行こうか。」
「きゅい!」
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