第4話 確認とギルドへ
「それじゃあ冒険者ギルドから行こうか。いや、その前にフレンド登録からかな?」
「あ、そういえばやってなかったな。どうやんの?」
「あー、メニューのフレンドのところに行くとカード顕現というボタンでカードを顕現して交換する感じね。」
「ふむふむ。…できたよ。」
「おっけー、じゃあ交換ね。」
交換するとまたアナウンスが流れた。このアナウンスもまた交換するたびに起こるのだろうな。
『[セイント]様とフレンドになりました。』
「うん。これでオッケーだよ。それじゃ行こうか。」
視線を集めながらも冒険者ギルドに向かう。周りを見るとだいぶ服装が違うようだ。
「そういえば、ぼうぐ?なのかな?ってどこで手に入るの?」
そういってセトに問う。今着ている服装は個性のない感じだ。おそらく過去の人達の田舎の村人とかそんな感じの服装だろう。セトの服装は、全体的に少し水色がかった装飾の多い服装…というよりも鎧だった。
「うん?買ったりしたりドロップだったりかな?あとは報酬とかで手に入るよ。僕のはプレイヤーメイドかな。そういえば、ステータスも見せてなかったね。一応これがステータスね。スキルの詳細だけはPvPで戦うかもしれないから見せられないし、少し前のだからレベルも今より少し低いけど。まぁ、ほとんどは詳細を見なくても理解できると思うよ。」
歩きながら見るのは危険だと感じたため近くのベンチに座りセトのステータスを見る。
[セイント] 〈見習い聖騎士〉 〖人間〗 種族LV.33 職業LV.26
HP 600/600 MP 300/300
STR 60 ⦅+50⦆〘+3〙 {+10} S[123]
VIT 52 ⦅+40⦆〘+3〙 {+10} S[105]
INT 50 ⦅+35⦆ {+10} S[95]
AGI 50 ⦅+30⦆ {+10} S[90]
DEX 25 ⦅+12⦆ {+10} S[47]
LUC 25 ⦅+5⦆ {+10} S[45]
残りSP 26
残りBP 5
残りLP 0
装備↓
右手「人工聖剣〚エルダリオン〛」
左手「見習い聖騎士の盾」
頭「青義乃兜」
胴「善良乃青鎧」
腰「×」
足「青闘乃足鎧」
アクセサリー(2/5)↓
「ブロンズリング」
「青乃腕輪」
「見習い聖騎士の紋章」
スキル↓
【見習い聖剣術 LV.13】
【見習い聖盾術 LV.13】
【鑑定 LV.17】
【光魔術 LV.15】
【回復魔術 LV.11】
【挑発 LV.8】
【指揮 LV.6】
【VIT上昇 LV.3】
【STR上昇 LV.3】
称号↓
〔クレトのお気に入り★〕
〔職業を進化せし者★〕
〔職業を特殊進化せし者★〕
〔来訪した者〕
『「人工聖剣〚エルダリオン〛」 品質:良 レア度:超レア
(片手消費)STR+50
とある鍛冶師が人工的に作り出した聖剣。ある作品を基に創り出した贋作であり、本物よりも数段威力や能力が劣っている。しかし鍛冶師の腕によりスキルが一つついている。
付与スキル:【悪属性特攻・小】』
『「見習い聖騎士の盾」 品質:良 レア度:レア
(片手消費)VIT+10
職業<見習い聖騎士>になったものが与えられる盾。癖がなく扱いやすい。』
『「
(頭枠消費)INT+20
とある<見習い鍛冶師>が[セイント]に贈った兜。[セイント]個人に合わさるように作成してあるため、他の人が使うことはできない。』
『「
(胴・腰枠消費)VIT+20 STR+10
とある<見習い鍛冶師>が[セイント]に贈った鎧。[セイント]個人に合わさるように作成してあるため、他の人が使うことはできない。』
『「
(足枠消費)AGI+20
とある<見習い鍛冶師>が[セイント]に贈ったブーツ型の鎧。[セイント]個人に合わさるように作成してあるため、他の人が使うことはできない。』
アクセサリー(2/5)↓
『「ブロンズリング」 品質:普 レア度:コモン
DEX+2
銅でできた装飾品がついていないシンプルな指輪。わずかにステータスを上げてくれる』
『「
DEX+5 INT+5
とある<見習い鍛冶師>が[セイント]に贈った青色が主に使われている腕輪。頭・胴・腰・足の装備枠で「青」と入っている装備をそろえている場合、全ステータスが5上昇する。』
『「聖騎士の紋章」 品質:良 レア度:レア
職業<見習い聖騎士>になったものが与えられる紋章。職業が<聖騎士>系統の場合、全ステータスを5上昇させる。』
『〔職業を進化せし者★〕:職業を進化させたものにつく称号。BPを1獲得。しかし、★がついていることでBP+1のところを+5に上昇されている。』
『〔職業を特殊進化せし者★〕:職業を初めて特殊進化させたものにつく称号。全ステータス+5。しかし、★がついていることで+5のところを+10に上昇されている。』
『スキル【鑑定】のレベルが上昇しました。』
うわー、やっぱ全然違う。というよりもこのペースだとユオンのレベルが同じになっても追いつけない気がするんだけど、差がすごいな。しかも予想以上に称号も多いし。まぁ、これから同じの取ると効果下がっちゃうかもだけどこれでセトと対等だし、こっちはアンナさんだったけど、セトはレクトさんって方だったらしい。効果は同じみたい。
「へぇー、やっぱり防具とかがあるとステータスって結構変わるんだね。」
「そうだね。一応スキルとかで上がるときは防具などが入っているステータスを参照するんだけど、称号などは一部を除いて防具や装備の追加ステータスには参照されないんだよね。カナタの〔竜種を従えし者★〕みたいに例外だと装備の数値も参照するみたいなことが書かれているみたいだし。あと、さっき言っていた服装の話だけど、見た目だけの変更もできるんだよね。僕の装備だと兜とか鎧ってじゃまだから楽な服装に変えてるけど。」
「なるほど。じゃあオッケーだよ。冒険者ギルドってとこに行こ。」
「うん。じゃあついてきて。」
再びセトについていく。しばらくすると大きな建物が見えてきた。大きな紋章のようなものが扉の上に飾られている。盾が前面に剣が二本、その後ろ側にクロス状態になっいる。
「ここが冒険者ギルドの場所だよ。目印は見えてるだろうけどあの紋章。ギルドごとにそれぞれ違うらしいから気を付けてね。」
へぇー、今度はその紋章を見に探ってみるのもいいかもしれないな。
「それじゃ登録に行こうか。」
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