第11話 ガチャ結果
一回目の結果は・・・透明だな。
「これって一個ずつ確認してったほうがいいですかね?」
「そうですね。そこの辺りはそれぞれですかね。一応連続で引いても構いませんし個別に確認しても構いませんし。」
「そうですか。・・・では開けたいと思います。」
一個一個確認していきたいしね。それにガチャに関しては初めてで若干興奮しているし。とりあえずはカプセルを開いてみる。すると黄色い光に変化して目の前に移動して発光が収まった。
「これは、木刀、ですか?」
「そうですね。剣先が埋まっているのでわかりずらいですけど。」
目の前に出てきたのは木刀だった。見習い系かな?鑑定しよう。
『「初心者の木刀」 品質:普 レア度:コモン
(両手消費)STR+7 AGI+7
見習いから脱し、初心者のものが使用する木刀。癖がなく、使いやすい形をしている。』
おや、見習いではなく初心者?職業も同じ感じだし、見習いから進化とかで初心者とかになるのかな?
「では次行きます。」
「はい、どうぞ。」
次の結果は、・・・灰色だった。あれ、もしかして低いほうから出ている?とりあえず開いてみると、先ほどと同じく黄色い光に変化してから形が変わっていき直接手のひらに乗った。持っているの物を確認すると、シンプルな形をした指輪だった。
『「シルバーリング」 品質:普 レア度:アンコモン
DEX+5 AGI+5
銀でできた装飾品がついていないシンプルな指輪。シンプルながらもある程度ステータスを上げてくれる』
アクセサリーわくかな?早速ゲットできてありがたいね。五個までしか無理らしいけど増やせたりするのかな?
「アクセサリーは後でつけるとして、次は何かな?」
結果は、・・・金色だった。ふつうここは黄色じゃないの?いやまぁ嬉しいけれども。こんな序盤に持ってていいのかな?とりあえず開けてみると物が出てくるもではやはり同じだった。先ほどと同じように手のひらに収まったので見てみると、小さな羽だった。
『「天使の羽」 レア度:超レア
穢れを知らない純白の天使の羽。レベルが一定に達したときに所持している状態である場所に持っていくと何かが起きる。』
って、今は使えないのか。というかある場所ってどこよ。天国とか行かないといけないの?まぁいま必要ないならいいや。次引くか。
「超レアおめでとうございます。カナタ様。」
「ありがとうございます。結局何なのかはわかりませんでしたけれどね。次引いてみます。」
アンナさんに祝いの言葉?をもらって引く結果は、・・・金色だった。・・・あれ?意外と出やすかったりする?とりあえず開けてみると先ほどと同じく羽であった。デジャブかな?と思ったが、今度は黒色の羽だった。
『「悪魔の羽」 レア度:超レア
光をも吸収しそうな漆黒の悪魔の羽。レベルが一定に達したときに所持している状態である場所に持っていくと何かが起きる。』
いや、ほぼ天使と同じ文。今度は魔界とかかな?当てた超レアが謎すぎてやばい。
「え~と、再びの超レアおめでとうございます。」
「あ、ありがとうございます。」
うん、アンナさんも少し苦笑い気味だな。俺もだけど。まぁ、気にせず最後のを引いてみる。最後は、黄色だった。うん、全色揃っちゃったよ。とりあえず再度鑑定。
『「アクセサリー装備数増加チケット+2」 レア度:レア
自身が装備できるアクセサリーの数を二個分増やせることが可能なチケット。破ることで効果を発揮する。』
うん。噂?というか考えていたのが出たよ。やっぱりあったのねアクセサリー枠増加。これは使っちゃていいだろう。ついでに「指導者」という意味があるとされているし、リーダーシップ右の親指に指輪もつけて。
「とりあえず引き終わりましたよ。」
「はい、これにてここでやることは終わりですね。お疲れ様でした。それではゲームを開始いたしますか?現在の時刻は15時くらいですけれど。」
「そうですね・・・」
うん。ここまでやったのだ、始めようかな。
「はい、よろしくお願いします。」
「それでは転送いたしますね。魔方陣の真ん中に移動してください。」
そういわれたので真ん中に立つ。ちなみにユオンはいまだに頭の上に乗っている。
「それでは、カナタ様行ってらっしゃいませ。」
「行ってきます。」
「きゅ!」
そういった後、魔方陣がさらに強く発光して、意識が遠くなっていった。
さぁ、ここから綴っていこう。
自分だけの物語を。
そう思ってから、完全に意識が途切れた。
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