第2話 日曜日

行き先決めずに飛び出した

とりあえずコーヒーでもと貴方


年の暮

年々スピードが増してくる


買い物中のおじいちゃん、おばあちゃんの姿に

2人の未来を確信したら


星屑の指輪と

青空目掛けて駆け上る高速道路


大画面のタッチパネルに

夢を掻き立てられ

さぁ宇宙の端まで歩こうかと、私


マフラーはもう要らない

でも、日焼けはしたくないから

あなたの影を身を委ねよう


ヨルシカと坂道から海が覗く

マリリンモンローの看板を曲がったら

アイスブルーの風が吹き込んできた


冬近し、ミルクティー恋し


あなたのハズれた鼻歌に

つられて私も口ずさむ

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デート うお子 @bow8knot

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