第10話 完全断酒だ!

 こんにちは。


 このところ飲酒してなかったのですが、今日の夕食時に『千曲錦』という日本酒をグラス半分×二杯ほど喫しましたら、時が経つほどに酔いがまわって、気がつくと二時間ほど熟睡。さらに微かに頭痛と吐き気。吐き気はすぐ消えましたが、頭痛はわたしのモットー「痛くなったらすぐ鎮痛」と頭痛薬を飲みました。最近は高額な『バファリンPremium』ではなく安いジェネリックを服用しているのですがあんまり効かないような気がします。千五百円くらい価格が違いますからね、差があって当然かな? でも『EVE Premium』は高くても全然効きませんでした。身体との相性かな? プププ、わたしエロいことなんて言ってませんよ。ただねえ、どうも男性の生理が終わちゃったみたいで、相棒がピクリともしなくてさみしい限りです。まだ、そんな年齢じゃないのになあ。微妙ですが。気持ちはBeastなのに現物はハツカネズミの赤ちゃん。かわいい! 役立たず。


 むかしの『バファリン』の半分にはやさしさなんか全然なくて、すぐ十二指腸の古傷を開いてしまうので、わたしは『バファリンエル』や『バファリンルナ』といった生理痛用の本当にやさしい鎮痛剤を薬局で羞恥心に耐えながら自分で買っていたものですが、最近はお腹が痛くなる鎮痛剤ってなくなりましたね。わたしが端から見ればストレスフリーっぽい暮らしをしているのも一因ですが、本当のわたしは「生きているだけでストレスフル」なので製薬会社の努力でしょう。その努力、新型コロナの方にもっと向けて欲しいですね。


 さて、わたしが酒に弱くなったのはあんまり呑まなくなったことと、自律神経の異常で、夜眠れない、下痢と便秘が交互に来る、常に風邪っぽくパワードリンクを欲してカフェイン過剰になっているなどが原因と思います。要は微妙に調子が悪いのです。人間の強さ弱さは全て生まれ持っての自律神経の強弱ですよ。いくら自律神経訓練法だの呼吸法だのやっても弱い自律神経はちっとも強くなりません。わたしの貰っている処方薬の精神安定剤の一つに、効能書きの最後の方に自律神経の調節とあるのが存在するのですが、処方している本人である先生が「自律神経に効く薬はない」って言ってしまってくれているので、それはそれで自律神経が狂っちゃうよう原因のような気がします。情報の錯綜ってやつです。実際には自律神経は自分の随意になるものではないのですからどうしょうもありませんわ。全く。


 裏技は乗り物酔いの市販薬なんですが、最近「おひとりさま一箱限り」になってしまいました。一箱六錠しか入ってないのになあ。頻繁に書いにこいということですか? 面倒ですし、そんなにラリる成分が入ってるのですかね?

 ラリラリで有名なのは咳止め薬の『ブロン』ですが用法を変えたから現在はラリらないと製薬会社は言ってますけれど『コデイン』が主成分に入っている限り、大量に飲めばラリるのです。そのために薬局マラソンをみんなするそうです。さらに言えば『パブロン』系の風邪薬にも『塩化コデインなんたらかんたら』が入っているので、一箱飲んだらラリると言われています。わたしはやったことないし、ラリる方面には興味がないので詳細は分かりませんけど。


 わたしは以前、完全なるデパス依存症だったので、処方薬では足りず、海外個人輸入までして、書店での接客でレジに入る時は必ず三十分前に飲んでいました。これも今の宿痾の一因かと思います。今はデパスは麻薬扱いで、まず処方されないと聞いていますが、前に内科の隣の処方箋薬局で大量のデパスを処方されていたおばあさんがいたので、完璧に違法じゃないんだと思いました。うらやましくはもうなかったですよ。

 今、わたしは薬物の依存はありませんが、性格そのものが『なんでも依存体質』なので、容易に近づくと依存しちゃいますよ。お気をつけあれ。地縛霊のようです。


 さようなら。

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