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2021年12月22日 07:18
メルクリウスって、実は「真なる」テンプレ接待ものでは主人公を張るようなキャラクター(その境遇やハーレム的な要因から思いました)であり、今作では敢えてそれらを風刺する意味合いで敵役になったのかなと感じました。 とはいえ、彼らの思考の異常性もさることながら、既にプッツンした主人公もそれはそれで恐ろしいですね。 的外れな推論だったら申しわけありません。コメントを削除していただいても大丈夫です。
作者からの返信
創作論にて考察した、過去作の“追放リーダー”が、狙ったわけでも無いのに接待ものの主人公みたいになってしまった……と言うのを、今回は意図的に強化した感じですね。 案外、メアリーやライラのような人って現実にもあり得るのかも知れません。 エレノアはちょっと悪ノリしましたが。 主人公が感情の希薄な殺人マシーンと化したり、ハイデマリーのキレかたが彼女をイジメてきた人達と同じ(もっと言えばメルクリウスと言動が一部被っている) のも、実は裏テーマとしてありますね。 監禁されていたのはハイデマリーの方だから分かりにくかったのですが、力に溺れて弱者をなぶっていたのは、ある意味で彼女の方だったりします。 状況が状況だったし、相手がウォルフガングだったから傷付かなかったものの、場合によっては人を死に追いやる。 自分が傷つけられた言葉をラーニングして、他の場所で意図的に使うのは、相当の敵意だと思います。 我が子を守るため、と言うお題目にはそんな危険もあると思います。 考えるほどに難しい問題です。
メルクリウスって、実は「真なる」テンプレ接待ものでは主人公を張るようなキャラクター(その境遇やハーレム的な要因から思いました)であり、今作では敢えてそれらを風刺する意味合いで敵役になったのかなと感じました。
とはいえ、彼らの思考の異常性もさることながら、既にプッツンした主人公もそれはそれで恐ろしいですね。
的外れな推論だったら申しわけありません。コメントを削除していただいても大丈夫です。
作者からの返信
創作論にて考察した、過去作の“追放リーダー”が、狙ったわけでも無いのに接待ものの主人公みたいになってしまった……と言うのを、今回は意図的に強化した感じですね。
案外、メアリーやライラのような人って現実にもあり得るのかも知れません。
エレノアはちょっと悪ノリしましたが。
主人公が感情の希薄な殺人マシーンと化したり、ハイデマリーのキレかたが彼女をイジメてきた人達と同じ(もっと言えばメルクリウスと言動が一部被っている)
のも、実は裏テーマとしてありますね。
監禁されていたのはハイデマリーの方だから分かりにくかったのですが、力に溺れて弱者をなぶっていたのは、ある意味で彼女の方だったりします。
状況が状況だったし、相手がウォルフガングだったから傷付かなかったものの、場合によっては人を死に追いやる。
自分が傷つけられた言葉をラーニングして、他の場所で意図的に使うのは、相当の敵意だと思います。
我が子を守るため、と言うお題目にはそんな危険もあると思います。
考えるほどに難しい問題です。