第11話 抑えられぬ衝動

第11話


その後も、程良くお兄ちゃんを貪った。


口腟を犯し、私の下の口でお兄ちゃんのお兄ちゃんをいただいた。


痛かったけど、美味しかったし、気持ち良かった。


でも、全てが終わった後は…


「……………………………………ごめんなさい。」


ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!


酷い賢者モードに襲われました。


こんな事、するつもりじゃなかったのに…


でも、お兄ちゃんは…


「大丈夫か、伊織?これで気は晴れたか?」


許してくれました。


それ所か、心配までしてくれたのです。


そのせいで、私は調子に乗ってしまったのです。


「お兄ちゃん♪」


私は暴走し始めました。


最初は性行為だけでした。


ですが、次々と暴力行為も増えていしました。


そうすれば、支配欲が満たされていったのです。


弱い雄が、強い雌に屈服する事で、私に滾る欲が満たされた様な気がしたのです。


「大好きだよ、お兄ちゃん♪」


ですが、それも一時凌ぎにしか過ぎません。


「……………………………………ごめんなさい。」


結局、罪悪感にも負けてしまいます。


ですが、お兄ちゃんは…


「だ……だい、大丈夫だ…よ、い、伊織………」


と、言ってくれるのです。


この言葉を聞く度に、私は嬉しくなります。


だって、お兄ちゃんは私を認めてくれるのです。


ありのままの私を赦してくれるのです。


だから、私は慾るのです。


お兄ちゃんという存在を…


そして、いつか来る限界の日まで…


いつか、私とお兄ちゃんが一つになる日まで…


「大好きだよ、お兄ちゃん♪」


大丈夫、私はお兄ちゃんを愛してる。


だから、全て赦される。


邪魔者はこの世界に居ないのだから…


続く

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る