第1.5章 設定資料集
その1 本当のルート
その1
本来のルートは香織ルートです。
トゥルーエンドで彼らは結婚し、子供を授かります。
ですが、裏朱里の存在により束の間の幸せは全て砕かれます。
原因は表朱里のせいですが、裏朱里は竜馬の死を切欠に完全に悪い方向に覚醒します。
表朱里が竜馬を殺さなければ、せいぜい世界的に有名なカルト宗教の教祖として歴史の教科書に残る程度でした。
…充分凄いですけどねw
そして、彼女はあらゆる分野に手を出しました。
適当に見繕った種馬(子供を作らせ、強制的にリュー君を信仰させる為の存在)を使い、少しずつ種やカードをばら蒔き、ゆっくりとゆっくりと根を彼女は広げていきます。
そして、彼女が50代になった頃、計画を発動させました。
彼女の純愛という闇は、世界を飲み込んでいきます。
少しずつ確実に、世界を蝕んでいきました。
抵抗する人も居ましたが、全てが無意味に終わり、希望だった竜馬の息子も彼女に墜ちました。
世界は本当に終わりを告げたのです。
ですが、残された裏朱里型AIロボットはこう思考しました。
『リュー君の為の世界を再び創造すれば良いのでは?』と…
そして、世界は一変しました。
獣達はリュー君に従う様に調教され、人々はリュー君を敬う様に洗脳され、人工知能達はリュー君の為に動き続ける事をラーニングしました。
そして、地球は『リュー君』という星へと生まれ変わったのです。
獣と人、人と人工知能、全ての命ある存在が笑い合い、リュー君の為に生きる素晴らしき世界に。
ちなみにリュー君Jr.は強制性交により精子を無理矢理搾り取られ、この『リュー君』に住む新人類の礎となりました。故に、リュー君の次に信仰されている唯一の神様です。
幸せなハッピーエンドですね。
終わり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます