その2 登場人物紹介

その2 


①霧崎 竜馬

主人公

だが、若干朱里達に持っていかれた感はある。

交通事故さえ無ければ、合ったとしても表朱里のままなら、此処までバカップルとなっていた。

というか、若干の病みが見え隠れしている。

ちょくちょく漏らしているが、別作品の主人公の孫であり、そのせいか地味に武道派であり、女難の運命まで引き継いでしまった可哀想な子。

まぁ、彼らの子孫の男児は全員そうなのだが…

今度は一緒に逝けて良かったね。


②雨崎 朱里(表)

メインヒロイン

…という名の実質主人公。

見事、自分の中の化け物を討ち取った。

病み部分は自分のルートであるが故に無いに等しいが、その因子は竜馬と裏朱里(コイツはぶっちゃけ常時)に受け継がれた。

彼女のループ能力はタイムリープではなく、別の並行世界(事故は確定で起き、その後の時間軸)に魂を飛ばす物であり、トリガーは大切な存在である者の死。

つまり、竜馬の死である。

これにより彼女は狂い、異常者となった。

なるしか道はなかった。

彼女は一、十、百、千、万、億、それすらをも超える回数をやり直しても裏朱里を倒す結果には至らなかった。

故に、第一部では終盤以外は完全に気狂いの状態だった。

彼女が勝てた理由が有るとすれば…

…今回は自分の持つ力を自分だけの為でなく、自らと並ぶしかもしれない誰かと竜馬の為に使ったからだろう。


③雨崎 朱里(裏)

ラスボス。

それ以上でもないし、それ以下でもない破綻者。

リュー君を神と崇め、崇拝し、誰よりもその純粋な愛を向けた存在であり、誰よりもリュー君を見ていなかった愚か者。

故に彼女のルートは何処にも存在せず、愛するリュー君の自ら振り払い、世界を滅ぼす邪神(本人にその気は皆無)と化してしまっている。

彼女は生まれながらの天才であり、その全てをリュー君へ捧げてきた。

表朱里が居なければカルト宗教の教祖、表朱里が居れば新たなる星の創造主となる位に。

彼女が存在するだけでバッドエンドにルートが確定させられ、地球は『リュー君』へと新生する運命にある。

個人的にヤンデレとケテルクラスSCPと人類悪をウルトラヒュージョンした存在をイメージして作ったキャラだったが、自分でも想像以上に気持ち悪く醜悪なキャラが出来上がり、作者自身もちょっとビックリしている。


④謎の傍観者

傍観者ちゃんです。

今はまだ、ね…


続く

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