死んだ植物による幸福とは。乙女ゲー調査続行中。
こんばんは。仕事中突然後輩に、四つ葉のクローバーを貰った木元です。
公園で見つけたから取って来たんですって。群生してたらしく他の方にも配っていたようです。「これで幸せになって下さい」って言われました。人生で初めての経験に動揺してしまいお世辞も建前も無く、「この死んでる植物で?」と素で尋ねてしまいました。遠慮という遠慮が削げた状態だったので、つい嘲笑が入ってしまいました。ゲン担ぎ大嫌い、自分の為には神に祈った事が無い、そもそも欲しいものは自力で手にしてなんぼな性分なので、その手のものは馬鹿馬鹿しくて堪らないのです。そんなもの、意志薄弱な者のする些事だって。ボロカスに言いますねって? はい。後輩はヘヘッと笑っていました。不思議過ぎるぜ君。出勤して一番にする事かよ。
とまあこんな感じに、偶然にも私を不機嫌にさせる事においてはこれ以上無く的確にツボを押した後輩ですが、悪気など無いと分かっているので「ああ、まあ……。ありがとう」と付け足し、財布にしまいました。「幸せになって下さい」ですって。殺した植物を寄越した挙句定義が曖昧なものを求めるんじゃない。
皆さんは、いきなり四葉のクローバーを職場で配りまくる後輩と、高がクローバーでブチギレる仕事は出来るけれど超頭が固い先輩、どっちと働きたいですか。因みに上司もクローバーを貰ったそうで、「要らねーよ!」と後輩の目を盗み当日中に捨てるという私とは別方向の強硬な態度を示されており、後輩がちょっと可哀相だなと思いました。まあ、確かに要らないんだけれど。仕事中に渡されてもどうすればいいか分かんないし。持って歩こうものならその日出勤していたかなりの数の社員が、四葉のクローバー片手に働くっていうメルヘン空間に陥る恐れがあった。
メルヘンと言えばじゃないですけれど、小説のネタ探しに齧っていた乙女ゲー、もうちょっとで一人攻略出来そうです。女性向けジャンルのコンテストに参加出来る程の学びにはまだ及びませんが、またここでメモしようと思います。前メモしてたタイトルは合わなくて途中でやめちゃったんですけれど、ダークファンタジー調のよさげなやつを見つけたんですよね。やっぱ暗い話が好きだ。
それでは今回はこの辺で。
よい一日を。
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