ささくれって何よ⁉︎
おはようございます。実は前回のムンクとドコモの話は、現在開催中のKACの第四回目のお題、「ささくれ」に使おうと思ってたのにうっかり忘れてここで書いてしまい、使い物にならなくしていた木元です。いい買い物をしたけれど一時間のツッコミ待ちにより、心がささくれましたってオチでね。
終わると思いましたよ。私のKAC皆勤を巡る冒険が。「ささくれ」というお題に悩んだ参加者は多かった筈。私もその一人でした。ささくれて。何て応用の効かないお題なんだ。
KAC用の作品を書く時まず何をするかって、お題のワードの意味や、ワードを含んだ熟語や
とは言えマジで思い付かなかったので、今回のお題は見送ろうかなって真剣に検討しました。もうベタベタに、「指がささくれてるからハンドクリームを塗るわよ。アッこれゴマ油だった染みて痛いし指が香ばしいわ」みたいな、適当なの書いて済ませようかなって(※ホントにこんなの上げ出したら心配して下さい)。
そもそも私がKACに参加しようと思ったきっかけとは、当時苦手だった短編を練習する為だったんです。お陰で今は苦手意識がありませんし、以前よりずっと上手く書けるようになったと思っています。つまり私にとってのKACとは短編の修行場。そもそも、惰性でこなす物事に成長は無い、プロを目指すなら常に小説においては真剣勝負であれ! という感性の私ですから、やっぱり参加はしたい訳です。難しいお題でも。いや、難しいからこそ、挑む価値がある! でも時間は有限だし、通勤中もメモアプリ立ち上げて書こうとするけど何も浮かばねーし!
でも何とか仕上げましたよ。お陰で普段の作風とは毛色が違う感じになりましたが、まあいいでしょう。自分で好んで読んだり観たりしない種類の話です。てか見聞きするの滅茶苦茶苦手な類の話です。リンクはこちら。
「彼氏にささくれ立っている親友は私のささくれなど気付かない」
https://kakuyomu.jp/works/16818093073488342789
ホラー映画では「出血が足りない! もっと動脈狙って攻撃しないと殺せないよ!」と殺人鬼やら幽霊側を応援しがちな私の苦手なものと言えば、人間の死や血では無く、粘着質な暗い感情。嫉妬ですね。理由は言語化出来ないのですがこれがもうマージで気持ち悪く感じるもんで大の苦手でして、生理的に無理ってこういう事なのかなと一人で納得しているぐらいなんです。年齢制限がかかるレベルのグロいホラーより昼ドラの方が全然嫌。私を追い払いたかったら昼ドラ流すかレディースコミック投げ付けるのがオススメですよホント。だってのにそれを真ん中に据えて書いたんだから自分が分かりません。ネタに困ってたし時間にも追われてたからって、何でこんなの書いたんだろう。
余りにキモいのでKACの期間が終わったら削除するつもりだったんですけれど、公開した日の内にレビュー頂いちゃったもんで、「面白いと思ってる人がいるなら置いてていいか……」とほっとく事にしました。不思議だよホント。恋愛ものを好まない理由もここが大きいのかもしれません。たとえハッピーエンドでも、嫉妬を目にしたらどっと疲れるから。ホラーなら何かこいつウゼえなって思ってたら、死んで黙ってくれるの珍しくないし。何で人って誰かを妬むんだろう。自分は自分にしかなれないのに。まあ私なりの「ささくれ」を書けたので、よしとしましょう! まだまだKAC皆勤を巡る冒険は続くぜ!
それでは今回はこの辺で。
よい一日を。
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