走り出したんなら駆け抜けろ。


 こんばんは。木元です。そろそろ後半戦ですねカクヨムコン。参加されてる皆さんはどんな感じ? まだ終わってないのに諦めモードになんか入ってないでしょうね。誰に微笑むか最後まで明かさないのが、勝利の女神ですよ。


 人生一回。故に起きる全ては意味を持つ一生もの。つまり諦めとは最悪の無粋。売れねー売れねーとバタバタ本屋が潰れてってるこの時に、プロになって本を出したいなんて最高に酔狂な夢追ってんですから、熱狂してないと締まりません。だからカクヨムさんで開催される賞やコンテストに参加する際には、必ず「納車で脱輪」だの何だのとペンネームを変更し、少しでも自分の作品を誰かの目に留めようと努めています。今年のカクヨムコン参加作は、私の『木元きもとしゅう』という普段のペンネームと内容が深く関わっており、変更してしまうと作品の質の低下を招く為、『木元宗』としての参加となりましたが。何それどゆ事って気になるぅ? 読めば分かるわよッ! リンクこれ。


 怪奇定義【毎日17時更新・今月27日完結】

 https://kakuyomu.jp/works/16817330659793651041


 夏休み直前に心霊写真の調査を頼まれた高校生達が、何それヤバな事件に遭遇しながら幽霊の実在の有無を探るお話です。アー懐かしいなァー高校時代! バンドやったり夏休みはライブイベント出まくったり放課後だべったり肝試しに行ったりィ!! ハァーそれらを思い出しながら書いたから自分でも読んでると問い質しちゃうなァー!!! それでも決して爽やかでは無かった、『木元きもとしゅう』が青春時代に起こした正誤についてェーッ!!! 今週で完結するから一気読みには丁度いいんじゃないかなァー!!!!


 所で。私って散々下らない事書いてますけれど、本気で愚か者だと思ってますか。思われてないと思うんです。面白い人だなとか、変な人だなとは思われてても。


 たとえば賞やコンテストの度に、ペンネームを変える作戦。確か私が初めてカクヨムコンに参加したのは第3回。今や国内最大級と名乗りを上げる大きなコンテストとなりまして、つまり応募作も山のよう。外部の賞もカクヨムさんから応募出来るようになって久しいですし、カクヨムとは、今一番熱い小説投稿サイトであり、最も未来の作家が集まっている場所なんだと思ってます。その中から一人でも多くの目に触れて欲しいとペンネームを変える作戦を採っている訳ですが、これって別に誰の迷惑にもなってないし、法律もどこかの規約も破ってない、ただ笑われるような形をしているに過ぎない「真剣」じゃないですか。


 「何か変なのいるおもろ」。なら、狙い通りなんですよ。つか笑って貰わないと意味ありません。インパクトとポジティブな印象を与えてリンクを踏んで貰うって狙いですから。だから下ネタも、誰かをディスるようなネタも使ってないんです。不特定多数の目に触れる場所にいるんだから、誰かを不快にさせないように。そもそもそんな下品な名前でいたらいい加減に追放されるわ。


 で、ここがちょっとややこしいんですけれど、「不快」も人によるじゃないですか。ルール違反してない、下ネタ書いたり誰かを馬鹿にしてる訳でも無い、でも下らないから不快。みたいな。いえ、「人による」って穏やかな表現にしましたけれど、主観による所大きいんですね。だから私のペンネーム作戦も人によったら、不快なんですよ。読んで貰おうと必死だなこいつ。プライドえの? って。でも不快と不真面目って違いますし、私この通り真面目なんですね。国内最大級とは参加すればライバル数も最大級、その中で見つけて貰うにはどうしたらいいだろうって、考えて思い付いたのがコレ。これならルールも破らないし誰かに迷惑もかけずに済むからやってみようって、やってる訳です。時間と体力と精神力を注ぎ込んで書いた小説に、全てを懸ける為に。ただ目立ちたいだけならこんな配慮しないでしょ? その大真面目に書いた小説ごと馬鹿にされかねない格好でも、それでも誰かに出会えるなら可能性が増えるじゃん。私ねえ、そんな浅い視点かつ上辺でしか人を見れないくせに不快だの何だの真剣ぶって評価する奴に自分の小説読んで貰いたくないし、お行儀いい奴じゃなくて面白い奴になりたいんだわ。面白い奴の方が誰かを笑顔に出来るし、高がてめえ様個人のルールじゃなくて、世間に見て欲しいから。だから私、こうして今皆さんと出会えてる。無駄でも馬鹿でも何でも無い。


 なんですけれどまあ、まだまだ覚悟が甘い奴がいるので紹介しましょう。現在カクヨムコンにライト文芸部門で参加中。ジャンルは恋愛で、舞台は中世フランス風の異世界。吸血鬼討伐集団に属する聖騎士見習いが主人公の、禁断の恋によるハッピーエンドとは言えない結末とは。ダークファンタジーでもありますがコメディシーンも散りばめられておりおも過ぎず、かなり読みやすいのでおすすめですよ。


作者名:左利きのマヨネーズ


「ゴブリンの中の反逆ヒヨコ🐥仕事は吸血鬼狩り、好物は木苺の飴。~中世フランス風異世界で聖騎士見習いの主人公に禁断の恋の予感でハッピーエンドとはいいがたい結末を迎えるそうです~」


https://kakuyomu.jp/works/16817330667765333781


 更新楽しみにしてまーす完結待ってまーす作業頑張って下さーいまだまだカクヨムコンはこれからですよー。有り得ないでしょうがもし仮にあなたが諦めても、私は最後まで応援します。カクヨムコンではありませんし気付けばもう古い話ですけれど、あなたが書いた「ソレイユの涙」、私本当に好きですよ。


 それでは今回はこの辺で。


 よい一日を。



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