〇初めてのブロック。最強の介護士。


 こんにちは。木元です。私が書いたレビューのリンクが貼ってありますという目印に、該当する話のタイトルの先頭に○マークを付ける事にしました。これで私も、後で確認しやすい。ウヒ。


 小説のネタ集めにチャレンジ中の乙女ゲーなのですが、プレイヤーネームが「ムキムキの猿」の所為か、フレンド申請したら二回ぐらいブロックされています。狭量な女は、モテないぜ?


 ゲームでブロック食らうなんて初めての経験でしたので、これでも結構ショックでした。いつも正々堂々と戦って来たのに、まさか乙女ゲーで拒絶されるなんて……。でも上限いっぱいまでフレンド枠は埋められたので、攻略スピードは上げられそうです。相互になってくれた人もチラホラいるし! これが、愛ッ!


 でも何が原因でブロックされたんだろうとプロフィール文を確認したら、「ハッシュドポテト じゃがいも×2 オリーブオイル 塩」と、その時検索していたおやつのレシピをメモ代わりに書いていたままだったので、多分ここでいよいよ頭のおかしい奴だと思われて、ブロックされたんでしょうね。デフォルトでは「よろしくお願いします!」と書かれているスペースですし、まずユーザーネームが「ムキムキの猿」ですから。コミュニケーション不可能な、ネットの化け物にでも遭ったと感じた事でしょう。ハッシュドポテトは美味しかったです。


 ゲーム内のイケメン達についてなのですが、攻略対象一号の調査が難航して来たので、同時進行で第二、第三のイケメンと接触しています。


 第二のイケメンは“俺様系”という、超絶エラソーな人格破綻者だったので後回しにし、第三のイケメンに注力しています。彼は今後、三号と呼びましょう。


○これまでの調査で分かった三号の事


 何らかのトラブルに巻き込まれた事が原因で記憶喪失。道で倒れてる所をムキムキの猿に救われ、以来ムキムキの猿の事が大好き。ムキムキの猿の為ならどんな努力も惜しまず、どんな難題も片付けてくれる。兎に角あれやこれやと世話をしてくれて、ドラえもんみたい。


 「ムキムキの猿はいつも可愛い! 大好き!」といった調子で、顔を合わせる度に、ムキムキの猿が何かする度に肯定+大絶賛。記憶を失っている三号にとって、ムキムキの猿とは世界そのもの。


 両者の交流関係は数年に渡っており、ムキムキの猿は三号を友人と思っている。三号はムキムキの猿をどう思っているのかハッキリと明かされていないが、結婚するとかはすぐに言う。



 無敵の介護士って感じでしょうか? 性格は穏やかなんですが、喧嘩も強いし頭もいいんですよ。誰にでもこういう態度ではないようで、この高スペックが発揮されるのは、ムキムキの猿の前だけみたいです。


 決して嫌いって訳ではないんですけれど、私が自立していたい気が強い性分なので、合ってないだけでしょうね。私が自分で決めた判断なんだから私とって最適であるのは誰に言われなくても分かってるし、何か言ってんなあって。肯定してくれるのは勿論、嬉しいけどね。でもその言葉が無くても平気。自分で決めた道なんだから。失敗して落ち込んでも後悔は無いし、他の誰かを責めたりなんかしないよって。私が基本的に人に興味持たないの、この辺が理由なんでしょうね。よくも悪くも完結してしまってて。でも後悔の無い生き方ってこれ一択な気がするし……。何で乙女ゲーで自己分析始めてるんだ。恋をしろよ。


 乙女ゲー始めて薄々感じてるんですよ。人の言葉を求めていない人間に、人との関わりを主としたゲームの楽しさを理解出来るのかなって。皆一体、どういう気持ちでプレイしてるんだッ……! 死にゲーで殺し合いしかして来なかった私には、心なんて分からないよ……! 己の価値の証明とは、生きる意味とは、強さだけに宿るものでは無いという事なのか……!?


 調査を続けます。三号がその答えを、持っているかもしれません。


 最後に、最近書いたレビューのリンクを。

「この衝撃を受け切れるか。腐臭と怪奇に満ちた、唯一無二の鬱屈青春恋愛劇。」

https://kakuyomu.jp/works/16816700427730059380/reviews/16817139554844259258


 それでは今回はこの辺で。


 よい一日を。


 

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