第31話 自爆
「ピ…ピ残り……カウン……ト……ダウン40秒……」
「…⁇…カウントダウン?」
大悪鬼がゼガスのカウントダウンに異変を感じる。そこにロココがやって来た。
「魔王様‼ゼガスは自爆のカウントダウンを始めています‼ゼガスの首の後ろの装甲版を破壊してたらボタンがあるはずです‼それを押したら自爆が止まるかも知れません‼」
ロココは大声で遥か上にいる大悪鬼に伝えた。大悪鬼はそれを聞いてすぐに実行した。ゼガスが落下している中、大悪鬼はゼガスの首の方に近づき装甲版を破壊した。
ガゴン!
「……これかボタンは……」
そこにはボタンがちゃんとあった。そして大悪鬼はボタンを押す。
「……」
「ピ…ピ…30秒前……」
ボタンを押しても自爆は止まらなかった。
「……止まらないか……」
すると大悪鬼はロココに何かを言い出した。
「おい‼こいつの自爆の威力はどれくらいなんだ‼」
「国1つを破壊できる威力です‼」
ロココは返事を返す。
「……国1つか……」
「ピ……20秒前……」
ゼガスの声が段々低い声になってきてる。爆発はもうすぐ始まる危機感を覚える大悪鬼
「……仕方がない……もうこれしかない」
すると大悪鬼の体が急に光だし1つの体が2つに分かれてしまった。そう融合が途切れたのだ。
「おっおい‼何で融合を解いたんだ‼まだ時間は会っただろ‼」
ガオウがジャキに驚いた感じに言った。
「……これでいいんだ……」
するとジャキはゼガスの上に乗っていたガオウを突き落とした。
「お前‼俺を突き落としてどうする気だ‼」
「俺がこのロボットを空中で爆発させる……」
「死ぬ気かお前‼」
「フン、俺は不死身だぞ。忘れたのか?」
するとジャキはゼガスの首の所にあったボタンからゼガスの内部にに腕を突っ込んだ。その内部から大量のコード取り出しまとめて引きちぎろうとした。
「おおおお‼爆発しろー-‼」
ブチブチブチブチ‼
ジャキは大量のコードを引きちぎった。
「ピッ…11…10…9…8………」
ドーーーーン‼
ゼガスはズィーナ王国の上空で爆発した。激しく大気が揺れ、衝撃、爆風、熱がズィーナ王国に襲う。
「ジャキ王‼」
ガオウは爆発の衝撃で遠い彼方まで飛ばされた。
「……ジャキ王様!」
ロココも爆発の衝撃に巻き込まれ飛ばされてしまった。
そして爆発の被害はどんどん広がっていく、次々とビルや家が吹き飛んでいき、鉄筋んかが熱で溶かされていた。
だが、その爆発は次第に収まっていく。街は爆発の衝撃で被害は大きいが国の破壊は防ぐことが出来た。
しかし、ゼガスを爆発させたジャキの姿は無かった。
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