第30話 大悪鬼2

視点はジャキの視点に変わる。


ズガーン!ズガーン!


「どうした!俺達が融合してからお前の威勢が無くなったぞ!」


「ピーピピ エラー発生 損傷の部分が激しいです。修復を行います」


するとまた何処からか飛んで来たのか分からないが、小さいロボットがゼガスの方に向かって飛んでくる。


「また合体をするつもりか?そうはさせないぞ!」


大悪鬼は空中を浮遊をしだした。すると大悪鬼はゼガスの方向に飛んでくる小さいロボットを殴りで破壊し始めた。


「おらぁ‼おらぁ‼おらぁー‼」


次々と破壊をされてしまい、数秒で回りにいた小さいロボットは全滅した。


「ピー エラー発生、エラー発生、修復に失敗しました」


「お前はさっきからエラー、エラー、うるさいんだよ‼」


大悪鬼は空中のままゼガスに猛スピードでタックルをした。


「お前の得意な力比べで勝負してやるよ‼」


圧倒的に大悪鬼のパワーが上でゼガスは押し負けてしまう。


「ピピ ジェット フル点火!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴーーーオ!


ゼガスもジェットをフル稼働させるが大悪鬼の有り余るほどのパワーにはやはり勝てず、数百メートルも押されてしまう。


「オラオラオラ!今度はメテオラッシュを食らいやがれ‼」


大悪鬼はさらにスピードを上げゼガスの機体を貫いた。そして物凄いスピードのまま全方位からのタックルを行ったり来たりして攻撃する。


ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!ガン!


ゼガスの機体をもうボロボロで装甲版はほとんど無い状態になってしまった。


「ピー ピー 危険! 危険! 退避します」


そしてゼガスは急上昇し始め、雲と同じ高さの所で急停止する。


「……フルチャージ完了。超ハイメガ粒子砲発射‼」


ゼガスは今日一の超特大のビームを放った。流石のゼガスも超特大過ぎたのか反動で自分の機体が壊れていく。


「フン、またお得意のビームを出してきたのか。そんなビーム押し返してやるよ‼」


大悪鬼は魔力を練り出した。そして魔力を練り終わると大悪鬼はビームに向かって突っ込んだ。


ドーーーーン‼ バチバチ! バチバチバチ!


ビームと大悪鬼が衝突した事によって大きな衝撃が辺りに広がった。そして空気が痺れる感じになり、大気が揺れる。


「……やはりそれがお前の限界のようだな。では決着つけさせてもらうぞ!」


大悪鬼はさらにパワー上げた。


「おぉぉぉぉぉぉ!……だあぁぁぁぁぁぁぁ‼」


何と大悪鬼に向かって撃っていたゼガスのビームが2つに裂けてしまった。そして大悪鬼はそのままゼガスに衝突をする。するとゼガスの胴体が真っ二つに壊されてしまった。


「ピッ ピピ ピーピッ……」


「……決着だ」


ゼガスは胴体を2つにされた事によって再起不能になってしまい、そのまま地面に落下してしまった。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

読んでいただきありがとうございます。良ければ ★星 応援をお願いします。


自分のやる気が出ます!感想も書くれると嬉しいです。よろしくお願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る