第27話 破壊

「ピピピピ オオキナ セイメイハンノウセッキンチュウ ハイジョシマス」


ゼガスはジャキ達の事に気づきバトルモードに入った。そしてジャキ達が到着する。


「こいつが戦闘用のロボットか?大した事なさそうだぞ」


「おい、ガオウ油断はするなよ。何をするか分からんぞ」


「ああ、分かっているわ」


ガオウは武術的な構えに入った。


「ピピピピ キジンゾクノ ガオウト ニンシキシマシタ キョウテキト シマス」


「何だ?こいつ喋るのか?鉄くずの癖に、…やはり人間は面白いことをするな!」


そしてガオウは大きく前に一歩を踏み出した。


「武神滅却拳!粉砕拳!」


ガオウはゼガスに大きく振りかぶってパンチを出した。


ドドゴーン!


ゼガスは50メートルぐらい押し出された。


「おい、ジャキ王やっぱり大した事ないぞ!俺1人でやっていいか?」


「……元々一人でやるつもりだったろ……もう好きにしろよ」


「フフフ、すぐに壊すのは勿体ないから遊んでやるよ!」


ガオウはゼガスに間合いを詰めた。


「武神滅却拳!嵐!」


ガオウは凄まじいラッシュをゼガスにぶつけた。


「ピピピピ エラー ハッセイ エラー ハッセイ シュウセイヲ シマス」


「ハハハハ 何がエラーだ‼俺は正常だぞ‼」


ガオウはゼガスを大きくぶっ飛ばした。


そしてガオウは尽かさず間合いを詰める。


「ンン?何だこれわ?」


ガオウは間合いを詰めたがゼガスの付近に粘着性のトラップが地面にばら撒かれていた」


「ハハ 面白い事をするロボットだ!だがそんなトラップは俺には効かんぞ!」


ガオウは粘着性のトラップをものともせずに突っ切った。そしてゼガスの真下に着く。


「武神滅却!滝登り!」


ゼガスは大きく宙に飛ばされた。


「さて、次の技は受け止めるかな?」


ガオウは魔力を溜めだした。


「ん‼」


ガオウは異変に気付く。


「メガリュウシホウ ハッシャ!」


ゼガスは空中で大きなビームメガ粒子砲を放った。


「うお‼」


ガオウはギリギリ回避をした。


「あ、あぶねー流石にあれを食らってたらヤバかったぞ」


ガオウは冷や汗をかいた。地面を見てみると大きな穴が開いていた。開いた周りには地面が熱で溶かされていた。


「アイツなかなかやるではないか」


「ピー ロックオン カンリョウ ハッシャ!」


次にゼガスは空中でミサイルを飛ばした。


「な!アイツ空を飛びながら撃って来やがった!卑怯だぞ!」


ガオウは飛んできたミサイルを魔弾で破壊する。


空中でミサイルを破壊したが爆煙で見えなくなってしまう。


すると爆煙の中からゼガスが急降下し、ガオウに突進をした。


「おい!冗談だろ!潰すつもりか!」


ボガーーン‼


大きな音と地響きが辺りに広がる。ガオウは潰されてしまった。


「ハイジョ カンリョウ」


ゼガスはガオウを潰したと認識していたが……


「おい!まだだぞ!勝手に排除するな!」


ガオウは今にも押しつぶされそうになっているが何とか受け止めていた。


「ピピ ジェット フルテンカ!」


ゼガスはジェットエンジンを最大まで噴出させた。ゼガスはジェットの力でそのまま押しつぶそうとしていた。


「クー!この野郎!押し切れると思うなよ」


ガオウは潰せれそうになってるが魔力を練り出した。


「武神滅却!波光砲!」


ガオウの体から魔力を放出せ大きなビームを出した。そのビームでゼガスを押し切ろうとした。


「うおぉぉぉぉぉ‼フルパワーだぁー-‼」


ガオウはフルパワーを出した。大きな魔力ビームが更に特大魔力ビームになり、ゼガスの機体を丸々飲み込むぐらいのビームで押し切った。


「はぁーはぁーどうだ‼この野郎‼」


流石のガオウもきつかったらしく息が上がる。


ゼガスは空に飛ばされた後そのまま自由落下してきて地面に落ちてきた。


「ピーピー オオキナ ソンショウアリ エラー エラー」


ゼガスはもうボロボロになっていた。


「ガッハッハ流石のお前でもあの特大魔力ビームは受けきれなかったな!」


ガオウは高笑いをするがゼガスはまだ動き出す。


「……しぶとい奴だな。もう壊すか」


ガオウは武神の構えをした。しかしゼガスの様子がおかしくなった。


「ギギギギ ピーー-- ファイナルモードニ トツニュウシマス」


「?ファイナルモード?」


ガオウが頭を傾げてると何処からかエンジン音が聞こえてくる。


ゴゴゴゴーー!


「おい!ジャキ王!この音は何だ!」


ガオウはジャキに話しかける。


「……まさか!まだあるのかロボットが!」


「何‼」


ジャキの感が当たり何処から来たが分からないが3機のロボットがゼガスに接近していた。


ガオウとジャキが話している内にゼガスは急に空を飛び出した。


「空に飛んで何をする気なんだ‼」


ゼガスは空中で浮遊してると3機のロボットがきた。そして何かを始め出した。


ガシャン!ガシャン!ガシャン!ガシャン!


「おい、あいつら合体してるのか?」


「ガオウ‼あの合体を止めるんだ‼」


ジャキが大きく声を出す。その声を聴いたガオウはゼガスに向けて魔弾を撃つ。ジャキもゼガスに向けて魔弾を撃つ。


しかしその魔弾は手遅れだった。


「……キュキューン ……ファイナルモードに成功しました」


ゼガスは3機のロボットと合体してパワーアップしてしまった。


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