A様、どうやらお味にはとてもご厳しい様子。
もし食べたらどのような反応をなされるのか気になりますがこれは妄想世界で考えるとしましょう。それにしても、食事するシーンがとても達筆でした。読み終えた際、麺系の料理を頂きたくなるようなそんな気分になりました。
作者からの返信
赤いきつねと緑のたぬきが地球を救う。
いったいどんな無茶をすればそんな話が書けるのか? 色々と模索した上で辿り着いたのがこのお話であります。A様は星そのものというべき存在なので、食べるとしたら星の亀裂にカップ麺を流し込む感じになるのでしょうか……どうも絵面が美しくありませんね!
食を題材とするからには、やはり味に関してもオマケではなくしっかりした描写が欲しい。そう考えこちらも試行錯誤を繰り返しました。楽しんでもらえば幸いであります。
励みになるコメントと評価、ありがとうございました!
ゆっくりと心を温めてくれる作品ですね!とってもステキです!
およそ人類が抗うこともできない絶対者からの終末の審判が、何気ない庶民のカップ麺と何気ない庶民の意志で人知れず解決される。
この表現力のコントラストが絶妙でした!
柔らかい文章の表情と、鮮明に情景を思い描ける執筆力、心より感銘いたしました。
作者からの返信
私にはもったいない称賛をありがとうございます。
この作品は自分でもお気に入りで、赤いきつねと緑のたぬきのコンテストでこんな話かいたらウケるやろうなぁ(ニチャア)と、アイディアメモの段階から一人でニヤニヤしておりました。
狙った通りに楽しんで頂けたようで、作家冥利に尽きるというものです。惜しむべきは、たぬきそばの由来について詳しく触れられなかった所でしょうか。ここにも楽しい話が沢山あるのに。
文字数の関係からこちらはまったく別の話にまとめる事となりました。
そちらも皆さまに喜んでいただけるよう努力しますね!
本当に素晴らしいコメントと評価をありがとうございました!
最後の『奇跡』の描写が温かくて丁寧で好きです。N氏というと某ショートショートの巨匠を思い出します。
作者からの返信
そうですね、短編になるとたった一文字でも馬鹿にならない負担なので、そこは先達である星新一先生のアイディアを拝借いたしました。柔らかい独自の雰囲気を保ちつつ、文字数制限にも貢献してくれる。素晴らしい発明だと思います。
これなしだと四千字は無理だったかもしれません……。
奇跡は我々にはうかがい知れぬ宇宙の果てでも「カップ麺が地球を救う」という形で起きています。そして我々の日常においても「赤の他人同士が絆を深める」という形で発生しているのです。
宇宙の帝王の気まぐれに地球がさらされているなんて、知らない方が「幸せ」かもしれませんね!
いつも励みになるコメントをありがとうございます。どうか、今後ともよろしくお願いいたします!
☆をありがとうございますm(_ _)m
今後とも宜しくお願いします。
作者からの返信
私の企画「カップ麺の起こした小さな奇跡杯」にご参加いただきありがとうございました。されどここは私の作品についてコメントを書き込む所でございます。企画の話は次から近況ノートのコメント欄にてお願いできますか?
せっかくなので、自己アピールでもしておきますか。
オズ様の魔王もコミカルで魅力的でしたが、私の作品も負けてはおらぬ長所が一つあります。それは「赤いきつねと緑のたぬきを登場させる必然性」です。これが喜多方ラーメンだと話が成立しません。きつねとタヌキがコンビで登場したからこそA様も面食らったというわけですね。
評価&コメントありがとうございました。
『素晴らしい何か』
お姉さんの想い、それをキチンと理解していた僕、それが結果的にA様の探究心に繋がった。
奇跡の軌跡ですね!
私が『素晴らしい何か』を求められたら、何を差し出そうか、しばし悩みました。
……何を出しても世界は終わりそうです(笑)
作者からの返信
長年カクヨムで揉まれてきたせいか、私も四千字で扱いきれるシナリオに大分ハバというものがが出てきたようです。ギリギリではありますが綱渡りを繰り返してどうにか描き切ることができました。サンキュー、カクヨム。
A様は素晴らしい眼力をお持ちなので何を出してもそこから歴史の物語を読み取ってくれるでしょう。どんな物にも歴史がある、そう考えるとこの世は物語にあふれているのかもしれませんねぇ。私達には読み取れないだけで。
コメント&評価ありがとうございました!
私の記憶違いかもしれませんが、ムジナうどんとかムジナそばもあるという話を何かで見ました。
狐も狸も入っていないのになぜ?と子供の頃に感じた疑問を思い出して懐かしかったです。
作者からの返信
検索してみたらありました。ムジナそば!
油揚げと天かすの両方が入っているので「狐と狸、どちらでもない」のだとか。怪談のムジナは狸ですが、ムジナ=アナグマとする地域もあるみたいですね。
ルーツを調べてみると、どうやら最初にあったのは「きつねうどん」だったようなんです。その後「関東のたぬきそば」→「関西のたぬきそば(油あげ入り)」と続いたらしいんですね。
うーん、なんて面白いのでしょう。
A様も調査が終わるころには「面白いからもっと別の由来も調べてみよう」と言い出すのではないでしょうか? N氏は大変ですけどね! 地球の平和は影の努力と沢山の「面白い」によって支えられているのでした。
いつも励みになるコメントと評価をありがとうございます。このコンテストは実に魅力的ですね。間に合えばもう一作チャレンジしたいものです。どうか今後ともよろしくお願いいたします!
卑小なようで壮大な話。カップ麺はSFですね。
面白かったです。ありがとうございました。
作者からの返信
お湯をかけるだけで食べられるなんて、考えてみれば魔法の食べ物ですね! 赤いきつねと緑のたぬきで世界を救う…そんなとてつもないテーマで挑戦したこの話。私が食べ物の話を書く切っ掛けともなった思い入れの深い一作でもあります。
励みになるコメントと評価をありがとうございます。