ドンキーと鈍器ー
カズ「……ロバァ?」
シド「ああ、確かにあれはロバだ」
タカ「こっちに気づいてないのかな」
カズ「捕まえたいが、餌になるようなものもないし……」
シド「タカがコピーすればいいのでは?」
カズ「なるほど名案だ」
タカ「じゃあサクッとやっちゃってくれ」
ピカー
タカ『俺、棍棒になっちゃってるー』
タカ『さあ、やってちょうだい』
シド「了解」
カズ「いや待て」
シド「どうした」
カズ「近づいたら逃げるかもしれない」
タカ『じゃあどうしろと』
カズ「こうする」ガシッ
タカ『え?』
ビュンッ
タカ『投げるなーーーーーーー』ヒュンヒュン
ゴスッ
タカ『ぐえっ』
ロバ「ぶもっ」
バタリ
シド「これは……あれだな」
シド「ドンキーを鈍器ーで……ってやつだな」
シーン
カズ「状況がカオス」
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タカ『コピーできたよ』
カズ「お疲れ」
タカ『正直まだ痛む』
シド「じゃあ出発するか」
タカ『まだ痛む』
カズ「あ、シド。コンパス出すの忘れんなよ」
タカ『ま、まだ痛む』
シド「もちろんだ」
タカ『あの、休ませて』
カズ「ロバに人権ない、おk?」
タカ『ブラックだ』
シド「つべこべ言わずにつべこべぇ」
カズ「は?」
シド「つべこべ言わずに積み込めぇ」
カズ「ああ、そゆこと」
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カズ「よし、出発だ!」
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