閑話2 幼馴染みとの再会
そう言うとエリーは部屋から出て行ったのだった
その時には笑顔が消えただただレオは悔しさ悲しさなどの感情が、入れ混じりまた泣き出した
〈マスター…〉
ナビーが人化により人の姿になってレオにそう言いながらレオの頭を自身の胸まで持っていき抱きしめ
「マ、マスターいえレオ‼女神アイリス様より大事な話があるとのことです、至急、至急教会に来てくださいとのことです、今はお辛いかもしれませんがマスターには私やエリーゼさん達がいるではないですか!
それにいつかきっと出会えますよ、絶対なんて言いません、だって運命に絶対なんて在りませんからでも私はレオの悲しい顔じゃなくて笑っている顔が好きなんですそれに、これだけは絶対に言えます、そのチヨさんだってレオの笑っている顔絶対好きなんですよ、だからレオ辛い時でも笑いなさい笑顔でいなさい、そうすれば幸せはやってきます、笑顔でいないと掴めている、幸せも手のひらから零れ落ちてしまいますよ」
そう言ってナビーもまたレオの悲しさを一緒になって味わうかの様に泣いて悲しんでいるが、その悲しさの奥には笑顔を必死に作るそれでいて、今この瞬間を大切に思っているかの様に笑顔で、その笑顔にレオもまたつられて
「そう、だな」
それと同時にレオと一緒に笑ったナビーの顔はレオにはものすごく美しくそれでいて愛おしいと思った
「さあマスター教会に行きますよ」
「ああ、そうだな
急いでいくか!」
レオはナビーをスキル化して貰ってから急いでエリーの家から出て教会に向かった
その時にエリーから「あれ、レオくんもう大丈夫なの?ってどこかに行くの?」
と聞こえたがレオは今幼馴染の事を考えると笑顔でいられる地震がないのでただがむしゃらに教会まで走った
教会についてからのレオの行動は、速かったシスターが「あら、レオ様どうしたんですか?」
そう言っていたがレオは「ごめんなさい、今は急いでいて」
そう言ってシスターの横を通り向けていった、普通ならこんなことをすれば、教会の聖騎士につかまるが、レオは教会からものすごく人気が爆上がり中であり、何より神の使徒として通っているので、何か大事な用事でもあるんだろうと察したのかそのまま日常の仕事を続けるシスターだった
そしてシスターを通り向けてから女神像の下まで来て、そのまま【祈りを】した、その瞬間レオの視界が輝きお馴染みの神の間にレオがいた、だが今回はいつもと違うのが、レオ、女神アイリスとほかに一人美少女が女神アイリスの左後ろの側にいた
誰だ、この人でもすごく懐かしいような、ってあれ何で俺は、泣いてるんだ
〈やはりそうでしたか〉
そう確信めいた様に、女神アイリスが一人でに呟いたとき、いきなり女神アイリスの後ろにいた美少女がレオに抱きついたのだ、レオは最初は戸惑ったが、なぜだかその美少女の
「あ、あ、あ、貴方、は
も、もしかして、千代ちゃん?」
なんで「うん」って言わないんだろう千代ちゃんならそう言いそうなんだけど…
そうレオが言うと一度その美少女はレオから離れコクリと頷き涙をポロリと流しながらレオにもう一度抱きつき、今度はキスをしたこれは遊び半分でやるキスではなく本物のキスだった何年も会えていなかった悲しみからなキス、また会えたのキス、そして結婚をしようと言っているようなキス、そんな一生に思えるような一瞬なキスをした後、
無意識だった、そう無意識にレオは幼馴染みの千代に対して、今度は俺の番だといわんばかりにレオからキスをした、そして泣きながらも先程ナビーに言われた通り、不器用ながらも笑いそして
「ご、ごめん、ち、千代ちゃん
お迎えに上がれなくて、ヒック、ごめん、本当にごめん」
そう謝ったのだった、その直後千代はレオをよりいっそう強く抱きしめ
「いい、よ大、丈夫だよ、私のほうこそ、ごめんね、狂ちゃんが
あんなに、酷い目に、合ってるなんて、思わなかった
大事な時にいて、上げられなくて、ホントにごめんね」
「ううん僕のほうこそ、ごめん千代ちゃんは何も、悪くないんだから」
そうして千代とレオは抱きしめあいこれまで、離れ離れだった日々の悲しみを埋めるかの様に、しばらく抱きしめあった
ややあって
〈そろそろ、大丈夫そうね
再会できてどう?〉
「やっぱりこれはアイリスさんのお陰でしたか、ありがとうございます」
〈いいのよ、私もレオ君のあんな悲しいところ見たくないもの、あ!今は狂君って呼んだほうがいいかしら?〉
「いえ、レオで大丈夫です、それにこうして会うだけでも、奇跡の様なものですし」
〈そうね、でも喜んでもらえて嬉しいわ〉
「そういえばいつきずいたんですか」
〈えーとねそれはね、レオ君の夢を見て…たまたまよ!〉
「見る?」
〈たまたまよ!!〉
「あ、はい!」
「ねえ狂ちゃん、レオって今の狂ちゃんの名前?」
「うん、そうだね今の僕はイグズソードって言う異世界に転生・転移して生活しているんだ」
「へえ~そうなんだ
ゴホン、じゃあレオ君!!」
「は、はいどうしたんでしょうか?」
「私たち、再会したよね、それも私からしたら数年だけど、レオ君からしたら10年は立ってるでしょ?
それはもう感動な再会したわけですよ」
「そうだな、会いたかったよ千代ちゃん」
「で?」
「で、とは?」
「はあーーわからないのレオ君」
「え!え!どうして怒っているんだ?」
「怒ってない」
「いや、怒ってるだろ、だってほらその癖前も思ってたけど、治ってないんだな、千代ちゃん怒るとき絶対右耳を一回なでるんだよ、ほらこうやって」
そういいながらレオは千代の右耳の一回なでた、それだけで千代は顔がなった、そして涙目になりながらも
「も、もしかしてホントに分からないの」
と聞いたのだ流石のレオも異常事態と察し急いで考えた、そして答えはすぐに分かった
「あ、あ~ごめん
そうだよな…」
そこでレオは一度間を置き千代に見られないように、悪い笑みを浮かべながら
「そういえば、まだ言ってなかったな、千代大きくなったな」
そういうと千代は真っ赤になりながら、
「もう、そこじゃないって」
「あはは、ごめんごめん、からかった」
「もう」
「じゃあ…」
そこで、また一つ間を入れてから
「千代」
そのレオの雰囲気が変わったことにきずいた千代もまじめな顔をして
「向かいには行けなくて、約束守れなかったこんな俺でもいいなら
昔みたいに一緒にお泊りするでもなく、ただ友達仕手ではなく、俺は一人の男として千代君を好き、一人の女の子として愛している
だから…
俺と結婚してください」
そういって頭を90度下げたレオに対して千代はそんなレオの頭を上げさせて
「はい喜んで」
と言いながら、千代は泣きながらレオに抱きついた
そこからは今までこんな嬉しいこと、悲しいことについて語った
「そういえばさ、千代ちゃんってなんで、俺が酷い目にあったって分かったのアイリスさんに聞いたの?」
「うん実はそうなんだ、あそう言えば」
そこで千代の雰囲気が変わったことにレオも気が付いた、その千代の瞳は例えるなら闇落ちしたヒロインの様にどす黒くなり、まるで誰かを殺さんとするような雰囲気を醸し出している、それでいてものすごくかわいい笑顔で
「そういえばさ、レオって私に断って婚約者が4人ってどう言うことかな?
それにあの調子じゃあなんだか、アイリスさんも怪しいな~~うふふ」
「ひぃ」
〈ひぃ、そ、そんなことないわよ、わ、私はべ、別にレオ君のことす、好きではないですよ千代〉
「ジー怪しい」
アイリスは顔を真っ赤にしながら、そういった
(あ、アイリスさんかわいい、何ですかその反応何か期待してしまいますよ)
さらにレオの追い打ちで女神アイリスは、恥じらいからぶっ倒れたそれがいけなかった、倒れた方には丁度レオがいたのだ、当然レオも女神アイリスが倒れれば抑えるわけで
さらに顔を真っ赤にして、女神アイリスは気絶した、それはもう幸せそうに
「ふーんやっぱりそうじゃんアイリス様レオ君の事絶対意識してるよもう!
それにエリーさんとナビーさんもすっごい美人だし、この分だと絶対残りの二人も美人だよね、はあ~~」
「あ、あのやっぱり怒って」
「だから、怒ってないって
あ~~もういいわよもう」
(エリーさんでも正妻になるのはこの私なんだから)
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nameレオ 年齢10
職業 精霊王 性別 男
Lv/182
HP/ 11600
MP/ 測定不能
STR/ 3500
VIT/ 400 (固定)
DEF/ 400 (固定)
AGI/ 3800
【スキル】
全耐性MAX/剣豪Lv1/拳豪Lv1/算術LvMAX/礼儀Lv1
【tスキル】
限界突破/魅力Lv1/カリスマLv2/
【固有スキル】
超回復/多重思考/思考速度上昇/精霊召喚/合成/
【神スキル】
神速/
【神話スキル】
真・神眼/精霊魔法・極/
称号
異世界から来た神の使徒
女神アイリスの寵愛
女神の過保護を受けすぎた者
全ての精霊に愛された物
魔法使いの亜神
【 の思いの記憶】
逸脱者
英雄(魔)
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閑話も1章も終わりなので次から2章です
https://kakuyomu.jp/works/16816927860659218054
よかったら読んでみてください
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