【修整済み】冒険者登録とテンプレ2/2

「えーそうよだからおかしいの」

「でもね本来魔法というのは火属性を持っているなら、反対の水属性は絶対に手に入らないの」


「え!そうなんですか?」

「えーそうよ。だからおかしいの」



そんな全属性強いそうだから、選んだけど普通はありえない、ものだったか。

いや、固有スキルで手に入った物だから、今後も全属性を持ってるのは、俺だけだからいいのか?


まあ、気にしてもしょうがないけど…気になるよな。ってことで

ナビエモーン


〈誰がナビエモンですか…はあ、マスターって馬鹿です〉


酷くない


〈酷くありません、正常ですので〉


正常とは…


〈先程の受付の方が、仰る様に。

【火】の属性を持っている場合【水】は、手に入りません。また、【火】には【水】と、言う様に相性も存在します。

ですが、マスターの場合固有スキル【全属性】を持っているため、それに類しません

つまり、マスターは異常生物体と言うことです〉


うん、分かった。凄く分かりやすいけど…なんかナビー俺に辛辣じゃない?


〈そんなことはありませんよ。それに今は、受付の方を待たせている状態ですよ。ですのでマスターは早く、登録をしてはどうですか〉


釈然としないが…そう、だな。


「えっとなんかすみ...」「おいおいなんだ、新入りのくせにサティナさんを、困らせる様な事をして」

「ん?貴方は誰ですか?それに困らせてませんけど」


テンプレが、来てしまったか。これが異世界転生ものなら、絡んできた所を主人公が返り討ちに、する場面だな。


『またあいつ新人に、突っかかってるぞ』『あいつこりないよな』

『まじでそれな、毎回毎回何かに漬け込んで、突っかかっているよな』

『弱いから、新人に、な』


「お姉さん、魔法の事はもういいので、冒険者について教えて下さい」

「はい、えーと…」

俺がそう言うも、やはり気になるのか。受付のお姉さんは、俺に現在進行で突っかかって来ている、チンピラに視線を一瞬見やった。だが直ぐ俺に向き直り説明をし始めようと、していた時だ


「冒険者は…」


バンッ


受付の机を叩く音がした。

音を鳴らしたのは勿論、チンピラだった。


そのチンピラは、青筋をたてながら俺を見やり


「き、貴様。俺を無視するな〜」

そう言って、受付嬢さんが話をしようとしていたにも、関わらず俺に殴りかかってきた。


受付嬢さんは顔を真っ青にし、チンピラは逆に真っ赤になっていた


だが、レオは既に教会での【祈りを】やっているため、スキルを手に入れている。

つまり負けるはずがないのだ


「っと」


俺はその拳を、最小限の動きで避けそのチンピラの足を、引っ掛けた。その影響でチンピラは地面に頭をぶつけ、鼻血を出したのだ


え、弱くね


ややあって


あのチンピラは、俺に勝てないと思ったのか一目散に、逃げていったのだった


『おい今回の新入りやばくないか。いくら【新入狩り】とは言え新入りが、そう簡単に倒せないぞ。』

『あれはやばいな』


無かった事にするか


「すみません」

「いえいえ、こちらとしても非常に助かりました。彼のせいでこの街の、冒険者になる方が減っている傾向がありましたので」

「そうですか」


それでよく、放置してたな。


「はい、ありがとうございます。

では、説明に入ります。

まず、冒険者には7つのランクが存在していて、上からSSS→S→A→B→C→D→Eとなります。

更に、このSSSに関しては、過去に一人しかいないと記録されています」

「一人ッ」


「はい、そもそもこのSSSランクは、存在していませんでしたが。その一人の為に出来たランクと言っても、過言ではありません。

その人物こそ、このニューワル王国の初代国王であらせられ

る、勇者様でございます。


そして初代様が、SSSランクに至った理由としまして、魔王討伐でしょう。その影響で〈邪〉の勢力が、減少し、我々人類は今も尚平和に、暮らせているからです」


「そんな彼を他のSランクと、同等にしていいのか。と言う議論から、SSを飛ばしたSSSランクが誕生したのです」


まさかの、俺と同じ異世界人。しかもその人世界を救ったって事だよな。スゴッ


「とは言ったものの、実際にSSSランクはもはや伝説ですけどね。Sランクが限界です」


そりゃあそうだ。そんなにSSSランクがいると、言うことは。その初代様の様に世界を救わないといけない。世界の滅亡の危機は早々来ないしな


「話がそれてました。冒険者のランクに関して知っていますか?」

「知りません」

「ではEランクですがこれは、仮の冒険者です。つまり何か簡単な依頼を数日間、本来の報酬の半分ですが受けてもらい。適性があると、判断されるとDランクに昇格します。

Dランクは初級冒険者

続いてCとBランクは上級冒険者、つまりベテラン冒険者です。

だいたいの冒険者は、ここで引退します


そしてここからは、AランクはBランクと亜竜以上の個体を撃破です、これに関しては世界でも3%と言われています。

そしてSランクは、そんなAランクでも国が認める事でなれ、このSランク冒険者は、各国3名までと決められています。

ですので、SランクからAランクに降格される方も、極稀に存在しているのも事実です。

一応SSSランクは世界を救うことです。

これで、ランクに関しては以上です。他に何かありますか?」


「では、依頼の受け方について、お願いします」


「それについては。あちらにあります掲示板か、私達受付に聞くのどちらかに、なります」

「そうですか、ありがとうございます」


「いえ、これが仕事ですので。他に何かありますか?」

「ありません。手続きお願いします」


「はい。こちらに血を、一滴お願いします」


そう言うと、受付嬢のお姉さんは俺に小さい、ナイフを差し出しきた。


え、血いるの


痛いの嫌なんだが…まあ、ある程度予想はしてたけど


レオはなるべく切りすぎない様に、慎重に指を切り。謎の機械に、俺の血を一滴入れた。そして丁度血を一滴落ちた時には、レオの指は既に治っていた


これが超回復、か。凄い効果だな


そうしていると、その機械は少し光ったかと、思うと直に収まり。中から小さい鉄プレートが出てきた


「これで冒険者登録は完了です。

この鉄プレートが、今のレオさんのランクに依存し、ランクが上がる毎にプレートのランクも上がって行きます。

そしてこのプレートの使い方ですが、主に3つほど存在します。


一つ、身分証明

一つ、討伐記録

一つ、フレンド


です。身分証明に関しては。ギルドが保証し、これからこれを使うことで、通行料がただになる所があります。


討伐記録も、その名の通り。自身が討伐なさった物が記録されます。逆に言えば人を殺めた時の記録も、残ります。どう言う状態で殺めたのかを


そして最後が、フレンドですが。これは登録・連絡です。


登録、プレート同士で記録する

連絡、登録プレートの連絡を取れること


つまり遠くの人に登録をしていれば、連絡が取れる訳です。


そして、この登録にも成約が存在し、ランクが上がる毎に登録人数が増えて行きます。

今は鉄プレートなので3人の内一人の枠が、ニューワル王国、王都ニューワルトに存在します、冒険者ギルドに登録が事前にされているため。2人の登録をご自由に出来ます。


注意事項としまししては。紛失した場合は再発行として銀貨10枚を、お頂戴しまして。発行をさせて頂きます」


銀貨1枚が一万円だから10枚で…10万円!!

絶対になくなさいぞ


「では、最後に…」


あれ、まだあったんだ


「よくこそ冒険者ギルドへ、我々は貴方様を歓迎いたします。将来高ランク冒険者になることを期待しています。レオ様」


あ、そう言うことか


何だかあれだな。少しこしょばい。

でも嬉しい


「ありがとうございます。これから精一杯がんばります!!」


あ、一つ大切な事を聞き忘れてた


「あの、早速ですが一つ聞いても良いですか?」

「はい、構いませんよ」


「じゃあ、貴方の名前…なんですか」


レオが言った時一瞬、受付のお姉さんはレオを見やった


「あ、えっと…ナンパとかではなく。ただ単純に気になって、名前知らなかったら不便ですよね」


「クス、良いですよ。こちらこそまだ、名乗っていませんでした。本来なら、最初に言わないといけないのに」


ナイショですよ。そう受付のお姉さんは前置をして「サティナです」そう、言うのだった


サティナさんか、いい名前だな。


「クス、レオ様どうされましたか」

「え、あ。いえ、何でもありません。サティナさんでは今日の所はこれで失礼します」


――――――――――――――――――――――


ameレオ 年齢10 性別 男

HP/ 200

MP/ 100

STR/ 20

VIT/ 22

DEF/22

AGI/ 30


【スキル】

全耐性Lv/3剣士Lv1/拳士Lv1/

【tスキル】

言語理解/限界突破/

【固有スキル】

ナビゲーター/ 四属性/ 超回復/魔力膨大/ 多重思考/

【神スキル】

神速/神眼/????(未覚醒)/⬛⬛⬛/


称号

転生者

神の使徒

女神アイリスの寵愛

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