【修正済み】0話プロローグ

「あ、はい選びますね【tスキル】で有能なスキルでまとめたりできませんか?

流石にこの量をすべて見るのはしんどいです」


「そうね〜【tスキル】かなり多いからね、まずは【言語理解】ってスキルは必須ね。

このスキルは覚えることで使言語すべてを理解できるスキルなの。

でねイグズソードと日本語、と言うより地球は全く異なる言語で狂君には無いとまず生活から無理ね。

あとは【限界突破】とかもオススメですよ〜」


「へーでも【言語理解】はかなり便利なスキルに思うんですけどなんで【tスキル】なんですか?それに【限界突破】とかメチャ強そうなのに…」


「それがね【言語理解】は使言語しか覚えられないの。

これはイグズソードの場合ほとんど一つの共通言語だから一つ覚えればいいのよ〜それに古代語とかも、一応あるけど【言語理解】では理解できないの。【限界突破】に関してもゲーム?だっけその世界では生き返ったり《ロード》できるかもしれないけど、イグズソードと、言うより現実では。人の蘇生方法が今の所存在しないわ。神でもない限りね


さらに簡単な風邪でも、死ぬ者が出るくらい医療技術の発展が無くて。【光属性】もそこまで凄い使い手がいないの。

【光属性】にはと言うのは。魔法よ、狂君の世界風に言うなら【光属性魔法】かしら。

そもそも【光属性魔法】は【tスキル】の中でかなりレア度が高くて当たらないの。だから強い魔物が出たときの対処が出来る人なんてほんの一部で、倒す人も少なくてねレベルの高い人もいないのよ」


なるほど確かに、レベル上げなくても普通に生きていけるなら。わざわざ危険を犯す必要なんて無いのか、ましてや治療方法がほぼ無いに等しいのだからしょうがないのか?


「【言語理解】が必須ってことはわかりましたじゃあならなんで僕には【限界突破】みたいに使えないスキルをオススメして【光属性魔法】をオススメしないんですか?」


「そこよ【固有スキル】に【超回復】というスキルがあるの。このスキルでは簡単に例えると、一日で治る傷がほぼ一瞬で治るの。それに回復スピードなら【光属性魔法】のほうが強いけど。いちいち魔力を消費するし使い勝手が悪いの、もしも戦闘中に詠唱できなくなる状態になったらどうなると思う?」


それなら【超回復】のほうがいいのか?でもこれだけならまだ【光属性魔法】のほうがいいような


「その認識が間違ってるのよ」


また心読まれてた。

俺は慣れてきたのか人間の慣れってなんか怖いよ


「【光属性魔法】はそのまま怪我をした事自体を無かった事にするスキルなの。それに対して【超回復】は肉体そのものに関わってくるのよ」

「肉体そのものですか?」


「えーそうよ、分かりやすいように言うと。筋肉をつけるにはどうしたらいいと思う?」

「筋肉に負担をかけることですか?」


「えーそうよイグズソードでは筋肉をつけるにはとにかく魔物を倒すことと、訓練が必要なの。【超回復】のスキルがあれば実質的に永遠に訓練ができるのよ【超回復】は『ありとあらゆる環境に対応できる』スキルなのよ。

例えばご飯食べなくても活動できたりとかね。でもだからってご飯食べなさいね美味しいものは食べても損なんてしないんだからね」


「確かにそう考えると【超回復】のうほうが使い勝手が良いように感じますねでも【限界突破】はどうなんですか」

「さっきも言ったとおりイグズソードは治療技術がないのでも【超回復】さえあれば問題ないでしょ?」


確かに、【超回復】があれば先頭に集中できるし。仲間が途中であられても一人での、対応もできるから。ぶっちゃけソロでもパーティでも、使い勝手のいいスキルだな。


「じゃあ【tスキル】は【言語理解】 【限界突破】でお願いしますあと 【固有スキル】は【超回復】とあとは、これとかにしようと思います【多重思考】【四属性】【ナビゲーター】【魔力膨大】」


「強いのばっかりね〜特に【多重思考】は強すぎるよ」

「じゃあそうしますあとは【神スキル】ですよねこの【神眼】【神速】ってなんですか【神速】はなんとなく分かりますけど」


「えっとこれはねまず【神眼】は【鑑定】の完全最上位互換よ。【神眼】になることですべてを見透かすことができるの。流石に心までは読めないけどね。

私達が狂君の心を読めるのはなのあと、これね神速は効果は自身の速さを3倍にするスキルよ」


一見たったの3倍って思うかもしれない。でもこの3倍は、かなり大きいだから。そんなこと言われたら選ばないわけにはいかないじゃないか、よしじゃあこの2つは確定として。あと一つかうーんなやむなん!!

これ絶対当たりやんメチャ強そうなのにみて思わずエセ関西弁で喋ってしまった


「えっとじゃあ【神速】【神眼】【????】にします」

「わかったわ」


そう言って女神アイリスは懐から小さい革袋を取り出した


「はいこれ選別よイグズソードで約一週間くらい暮らせるお金と、食料2日分入ってるわ

あと、銅の剣ねそれと向こうについたらまず。教会に行くのよ、これはあくまであなたが選んだスキルに過ぎないから。まだスキルを貰ったわけではないのよ、それから冒険者ギルドに行くことね」


「あ、忘れてたけど向こうに『探索隊』のひとがいるはずだからそこに魔物がいるのでそのときはまだ、スキルを手に入れてないので。言葉がわからなかったとでも言っておきなさい。まあ言葉が通じないくらいなら分かると思うけどね」


「はいありがとうございますアイリスさん」

「はいでは改めて貴方を死なせてしまったこと、創造神様に変わり謝らせてもらいますね誠に申し訳ございませんでした」


「あ、頭をお上げください。もう気にしてませんから」

「はい感謝いたします。

それでは改めましてイグズソードで行ってらっしゃいませ狂君」

「はい、行ってきます」

そこでまた俺の目の前が真っ白になり視界が森の中になった


side神の間

「行ったか」

「はい、行きました」

「あとは狂君がやつが倒してくれることを願うだけだな。そのために狂君を騙してまで転生させたんだこの計画は狂君の運命にもかかっているくれぐれも慎重にたのむの」

「はい、創造神様」

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