第12話 まだつかぬストーブとジャンパーの暖系色
昨日、2021年11月24日(水)の出来事をベースに一つ。
この日から、女性店主が近くの大病院に目に関わる手術で入院し、10日ほどおられないとのこと。
というわけで、男性店主が一日、店番をされることに。
この日この店に着いたのは、17時30分の少し前。
早速、普通にキリンラガーの大瓶を頼みました。
で、まあその、この男性店主はあまりしゃべられない方ではあるのですが、しゃべればしゃべらないこともない。私も、よくしゃべるほうではあるが、結構大人しくしているときもあるのでね。黙って飲むときのほうが、むしろ多いよ。
話は、ストーブについて。
まだ、今日はつけないとのこと。
だけど、身体が、ストーブの向こうから、乗り出しているように思えるのは、気のせいじゃ、ない。なんか、パブロフの犬みたいで(苦笑)。
さすがにそろそろつけるらしいけど、この日こそ少し寒めになったがまた明日から少し暖かくなるので、やっぱりしばらくナシ20の模様。
さて、それでも何やらカニ22(こちらもご検索あれ~くしょう)やら、や話すともなく、少しは会話もなくはなく、ってところに、数か月ぶりに駅前の企業の支店に勤務されている常連の女性客が来られました。そして、いつものように日本酒の昔で言う1級酒、250円のを所望されまして、さっとお金を出されます。こちらの御主人もまた、女性店主様同様、張力の張る酒の次方(注ぎ方というべきだけど、つぎかた、と入れたらこれが出るから、これで、行こう!)。まさに、絶品!
この方は私より幾分年長の方で、広島県の西条駅、つまり東広島市から毎日通ってこられている方。いつもは女性店主とお話が弾むところですが、今日のこの雰囲気、こちらのメガネおねえさまのおかげで、幾分、変わりました。
さすがに寒いだけあって、この日は、明るいオレンジ系のジャンパーを着てこられていました。
なんか、それだけでも、温かくなった気分。
さすがに、ストーブと思召して手をかざすような変なことは、していません(苦笑)。だけど、そのくらい、温かくなった気分になったのも確かよ。
女性店主がどうされたのか、自分も気になっていた矢先だったけど、聞くのもどうかと思っていたところで、開口一番に聞いてくださったから、なんか、それだけでも場の雰囲気が変わりますわな。
ご主人様がお越しとなると、雰囲気はいつものような感じにはさすがにならないし、店主側と客側の距離感も、いつもと違う。
だけど、その違和感が、また、よかったですね。ほっこりしますねん。私もまあその、その会話に入って、和気あいあいとした時間を少しばかり。
やがて18時の声を聞く段階で、彼女はさっと、岡山駅へと去って、行かれます。
これも、彼女が来た時にはいつものことです。
さすがにあのジャンパーの色の神通力も、ここまで、ってことで。
やっぱり、寒くなりました。
気持ちだけでもと、カウンターの向こうのストーブの上に手をかざして、少し暖を取る気分を味わいました。
この日は彼女のほか、私がいる間には他のお客さんは来られませんでした。
その代わり、この時間帯についての情報交換が、なされました。
途中、かの女性がおられた間に、情報誌の配達員の男性が来られてドア際の冷蔵庫の上に情報誌を置いて行かれましたが、これについては、私が、毎週この時間に来られている旨、お伝えした次第。
あと、18時30分頃から、常連客が複数来られることもお伝えいたしました。
というわけで、この日は結局ラガーの大瓶2本だけ飲んで、帰りました。と言ってもこの後、別の居酒屋に行って焼酎を飲みながらおでんをつまみつつ日本シリーズを観て、その後、久しぶりに昔からあるラーメン店によってラーメンを1杯食して、帰りました。
帰ったら、19時30分頃でした。
いや~、寒くなりました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます