第9話 扇風機なら、あります。

 ここは、昭和の立飲みです。それを踏まえて、御一読あれ。

 まずは、先に夏の状況から。

 結論から言えば、蒸気機関車のキャブ(運転台)みたいなものや。

 その心は・・・


 夏は暑く、冬は寒い。


 そうは言っても、あるものは、あるのね。

 大きな入口ドアの片隅に、扇風機が、あります。

 ただし、1基のみ。

 エアコンとか、まして冷房機なんて、ありません。

 

 夏ともなれば、夕方とはいえ、暑いやん。

 ビルの陰になって陽が当たらない分、それほどひどくはないけど。

 その結果、うだるような暑さの中、ビールを、飲むのね。

 ま、ビアガーデンの低地版ってところかな。椅子は、ないけど。


 信念を持って、ラガーの大瓶!

 で、ま、ぼちぼち、飲みますねん。


 だけど、夏場は、「足が速い」。

 要は、早く飲まないと、ぬるくなってしまうってこと。

 特に、アサヒのスーパードライなんか、ぬるくなると飲めないじゃん。

 おかげで、店の回転率が上がっていたろうね、昔は。

 でも今は、昔ほどでもないとは思われる。

 そりゃ、しょうがないや。


 そうそう、第1話で紹介したおねえさま(あちらは「モデル」ですけど)、基本、日本酒を飲まれるところしか拝見しておりませんけど、女性店主様のお話によれば、夏にはビールを飲んで帰られたことも、あるみたいです。


 何もそんな暑苦しいところで飲まなくても、とは思うけど、ビアガーデンで長時間冷房もないところで飲むよりは、ええよ。

 安くて済むし(苦笑)。

 というか、ゼニカネの話か・・・、

 というツッコミは、勘弁。


 今度は、冬の話を。

 まだ、ストーブが出ていないみたいだよ。

 ~2021年11月19日(金)現在のお話。一応、定位置にいるにはいる模様。

 これが、ポイント。

 乞う、御期待。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る