願い
うつりと
堀幸
願いは
叶わないもの
それは
祈りに近い
手の届かない
遥か彼方の現実に
確かにあって
微笑んでいるもの
叶わないと
わかっていても
願わずには
いられないもの
私の鼓動に
私の影に
私の涙に
命を吹きこんでくれるもの
願いそのものが
存在することを
その幸せを
祈らずにはいられないもの
願いに
願えることに
感謝し
今日も 明日も
生きようと
思わずには
いられないもの
今
私がここに生きている
その理由
それは
願い
願い うつりと @hottori
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます