第37話 異世界モノでざまぁは必須?

 う~ん、これは不味いかも? 作者さんへ伝えるべきか悩むな……



 朝5時くらいからカクヨムしている私。出社前に10万字くらい読んでいるのですよね。どんだけ重カクヨムユーザーなのでしょうね。


 もはやカクヨム中毒と言えるな!


 なので、どうしても出逢ってしまうわけです。これは人気下がるな……という作品に!


 ここままではドンドン下がって、ああエタるだろうな。嫌だな、読んでいたいのにな。どうしよう?




 ズバリ問題は「ざまぁ」なのですよ。


 作者さんは★8,000越えのも連載している人ですね。ラブコメを主に執筆している実力ある人です。


 そんな作者さんが異世界モノをはじめました。最初は面白かったのですよね。


 だけどこのところ暗雲が迫ってきたのですよ。


「ざまぁ」成分がないから、です。




 私はラブコメメインの読み専で、一時90%くらいラブコメでしたね。すげえ偏った読み専ということですわ。


 なので偏りを反省して、今月は異世界モノや現代ファンタジーを読むよう心掛けたのですよ。えらいな、さす私!


 ……冷たい視線が突き刺さる予感がしましたけど、まあ気のせいでしょう。気のせいですよね? 私をそんな目で見ていないよね? そうだって言って!



 そんなこんなで今月は、ラブコメ70%・異世界10%・現代ファンタジー10%てな読み構成になっているのですよ。


 するとハッキリわかるのですよね。



 異世界モノや現代ファンタジーには「ざまぁ」が人気のキモだって。




 人気下がりそうと思っている作品は、冷遇されている主人公が前世の記憶を思い出し、そこから成りあがる物語です。良くある構成なのですよね。


 こうした作品が人気をだすには、やっぱり「ざまぁ」が大事だと思うのですよ。


 前世の記憶を思い出したことで、冷遇してきた奴らに仕返しをする。


 それを見て気持ち良くなるのですよね。「ざまぁ」って。それが読みたいのですよ。


 だから「ざまぁ」がこないと人気が下がるのです。


 気にしている作品はすでに5万字を越えているのですが、まだ「ざまぁ」がこないだけでなく、主人公の冷遇がひたすら続いてしまっているのです!


 これは不味い! 人気下がるよ!




 まだ「ざまぁ」がこないのに、ここまで読ませてきたのは理由があるのですよね。


 ヒロインとの再会です。主人公と良い感じになっていて、再会したら面白いことになるよね♬ という期待があったからなのです。


 でも最新話で、ヒロインとの再会がお流れにされたのです!


「ざまぁ」はまだこないわ(かなり先になりそうなのですよ……)、なのにヒロインとの再会もこないわ、これでは何に楽しさを感じて読めばいいのかな?


 読んでいて楽しくない。そう思う読み専がでますよね。


 なので人気下がると思ったのですよ。作者さん、不味いですよ!




 ラブコメだとあんまし「ざまぁ」はなくても大丈夫なのですよね。


 大事なのはラブですから。ヒーローとヒロインがラブ高めあえば、あといらねえって世界ですからね。


 そりゃ異世界モノでも「ざまぁ」なくとも人気でる作品はあります。


 だけど主人公が冷遇スタートのだと、「ざまぁ」は必須。これがこないと人気でないと思いますよ。


 う~ん、これまでラブコメメインで書いてきた作者さんだからな。その辺を読み違えているのかな?


 ラブコメの感じで異世界モノを書いていそう。今は「ジレジレ」とか考えていないかな?


 伝えるべきか、それとも見守るべきか。それが大問題ですね。


 悩ましい…… 答えをください、読み専のパイセンさんたち!

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