第35話 タイムリープ物は茨の道なの?
前話から私はタイムリープ物で、主人公以外もタイムリープするのを批判しているのがわかるでしょう。
僻み、妬み、嫉み。そんな歪んだ精神がそうしているわけですね。
と言いたいですが、なんと明確な理由あったりしますよ。
コレは書く人に役立ちそう。
このところやっとこさカクヨムの検索を使いこなせるようになりました。
そこで言ってしまいますよ。主人公以外もタイムリープするのは大成しないと。
これは妄想でないし、決めつけでもないですね。
読み専のパイセンさんなら、こう言うと気づくかも?なのです。
NTR物も完結しないの多いですが、主人公以外タイムリープするのも完結しないと思いません?
まず大成しないのを明かしましょう。書く人に役立ちそうなことですよ。
検索のサイドの方には色々と条件が入力できるのですよね。
そこには「書籍化した作品」や「〇〇賞受賞作品」が選べるのです。
検索ワードに「タイムリープ」と入れて、条件をそうしてみると驚くかもですね。
なんと、たった5作品しかヒットしないからです。
タイムリープ物で大成するのは、もしかすると茨の道かも知れませんね。
同じ感じで、タイムリープ物を「累計ランキング順」にして、さらに「完結済」にもチェック入れるとですね、わかってしまうのですよ。
主人公以外もタイムリープするのが見当たらないって。完結しないのが多いってことです。
ネタバレを一つしてしまうと、累計ランキング上位にkatternさんの――
「幼馴染だった妻と一緒に高校時代にタイムリープしたんだがどうして過去に戻ってきたのか理由が分からない。そして高校生の妻がエロい。」があるのですよね。
タイトルから私が嘘吐いていると思うでしょう。ブ~ブ~不正解!
この作品はタイムリープ物ではないのですよ。これ以上はネタバレ過ぎるので控えます~ 読んでください~ 面白いですよ~♬
たぶん主人公以外タイムリープするのでは、完結して、さらに人気が高いのを作るのが茨の道ぽいのだと思いますね。
完結まで人気が続かないか、モチベーションが保てないのだと思うのですよ。
だけど、なんでこんなこと起きるのでしょうね?
アンポンタンな私が考えたのだと、こんな感じかな。
① 時系列管理が面倒
イキナリ人間性を疑うことが出ましたね。もちろん疑うの私のことです!
タイムトラベルとかタイムリープって、矛盾なく話を進めるために、時系列管理が大変だと思うのですよね。
話が進むほど管理が難しくなるし、展開の縛りが増えるから、書くのを止めたりして。安易に手をだすのは不味いかも……
② 終わりが見えない
物語をどう決着つけるのかわかんなくなるのかも?
主人公以外もタイムリープする作品を読むと、どこを目指しているのか読んでいて見えないのですよ。
後悔している過去の改変は、主人公以外もタイムリープしているので、あんまし意味がないし。タイムリープ後もキャラの関係変わらないからですね。
なので別の目的を提示しないとですけど、それのない作品が多いのですよね……
読者が納得する終わりを考えるのは難しいかも知れませんね。
う~ん、アンポンタンなのでこの二つしか浮かばなかったです。
他にも理由ありそうだけど、う~ん……
まあ、タイムリープする作品で、完結して、累計ランキング3位、楓原 こうたさんの――
「強キャラ状態、青春Reスタート〜元陰キャの天才俳優が高校生に戻って初恋の相手を振り向かせるまで〜」はお薦めします~♬
メチャ涙でましたよ! 感動です!
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