第2話 奉公

「なんでそんなことするの?…」

「日本にはさ、頑張っているのに男と会うことすらできない女性も多いわけじゃん?だからその報いに少しでもなれないかなーと思って」

「そ、そうなんだ…。そんなこと言われちゃったら、反対できないね」

「あと、普通に綺麗なお姉様たちに触れたい」

「「「「「蓮くんの、浮気者ーー!!!」」」」

「ごめんなさーーーい!!!!!!」


めっちゃこのあと説教された…






放課後。とりあえず何をすればいいかわかんないので、男なら話を聞いてもらえるだろうと思って霞ヶ関へ行ってみる。え?電車?乗っているみんなに手を振れば、みんなその場で固まって、痴漢とかも防げるんだよね。いや、男性専用車両とか乗るわけないから。



着いた。なんかとりあえずここっぽいかなーと思って、総務省に入ってみる。握手会なんて選挙みたいなもんだしょ(雑)。


「え!?男!?」

「あのー。活動したいんですけど、お話聞いてもらえませんかね?」

「え、あ、はい…。か、か、会議室をご用意しますのでそちらでお待ちくださいっ!」

「本当ですか!ありがとうございました!」ニコッ






「ちょっと私トイレでスッキリしてくる…」







「えっとー、会議室はーここか!流石にまだ誰もいないよなー」ガチャ

「「「「お待ちしておりました」」」」」

「え!?なんで!?」

「私、総務省行政管理局局長の山田でございます。どのような御用件でございましょうか」

「え?あ、そうだ。あの、僕、女性の皆さんに貢献できる活動がしたくて、全国行脚で『1億人と握手会!』なんてどうかなーとおもいまして」

「え、」

「「「「えーーーーーーー!!!!!」」」」
















総務省なんちゃらって書いてあるのはまじで適当に書きました、ごめんなさい

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