編集済
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
拝読致しました。
一介の草莽の士から面と向かって歌が下手!と指摘されても怒らない公家さん。
事情が事情とは言え生活のため畑仕事を手伝い、腐らない奥さん。
おお、なんて出来た家族だ!とか思ってしまいました(^_^;)
司馬先生の作品では政界の怪物的に書かれていた御方が、えらく人間臭くなり、少し剽軽な風味を持ち、魅力的に感じられました。
中岡さんの性格も、だいぶイイ性格に仕上がっていましたね(^_^;)
面白かったです(°▽°)
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
ちなみに序盤で具視さんが唄っていた時に、家族がそそくさと出ていったのは、ジャイアンリサイタルは勘弁してくれと思ったからです(笑)
奥様は、あの唄を聞かなくていいのなら畑仕事やります、ということかもしれません^^;
ちなみに中岡さんは心身ともにイケメンな出木杉くんなので、さしもの岩倉具視も文句が言えなかったという……息子の恩人だし^^;
……あとは、やはりスローライフがテーマだったんで、基本的に家族仲は良く、ファミリードラマ風な感じに描いております。
岩倉村に来る志士についても、いろいろと悩んだんですが、やっぱり中岡慎太郎がいいかな、とwikipediaの彼の写真を見て決めました。
めっちゃイイ笑顔をしている写真なんで、そのままのキャラにいたしました^^;
そんなドタバタスローライフドラマを、お楽しみいただけたようで何よりです!
ありがとうございました!
04 中岡慎太郎への応援コメント
拝読致しました。
なんとも割り切りの良い男・中岡慎太郎(^^;)
公卿さんが困ってるのに、まるで悪びれない潔さ。
そしてそのペースに乗せられ、いや乗って、自分の中で折り合いをつける岩倉卿。
なかなかのドリームタッグの登場です!(;゚Д゚)
でも、岩倉さんボケ役で、中岡さん突っ込み役で、お笑いユニットも行けそうな予感!?
いずれにせよ、何かしてくれそうなお二人ということは感じましたぜよ(^▽^ )
作者からの返信
実際この二人は仲が良かったみたいです。
慎太郎が竜馬と共に斃れたあとに、岩倉がその遺志を継いで、陸援隊の挙兵計画を後押ししたぐらいに。
拙作はユーモラスに描いてますが、史実ではおそらく、男が男に惚れるみたいな何かがあったんでしょう。
……そんなわけで、遠慮しない志士・中岡慎太郎と、実はボケ役・岩倉具視のスーパータッグ誕生です(笑)
日本の夜明けは近いぜよ!
ありがとうございました。
03 救いの手への応援コメント
拝読致しました。
おおう、これは世が世なら、切腹ものの行動だったのでは...Σ(゚д゚lll)ガンメンゲリ
他に手段はなかったのか(^_^;)
ま、まあ、それでも子供が助かりほっとした表情を見て、しかもウナギまで手に入れられたのなら、これはウヤムヤにすべき事案だったのかも知れませんね。
次回、腰間の秋水を使い見事にウナギを捌くの巻でござる!?
作者からの返信
何というか、「ろくでなしブルース」的なノリで(古い(笑))、蹴り飛ばされる岩倉具視を描いてみたかったのです^^;
まあそれでも、幕末屈指のイケメンと知り合いになれて、岩倉さんはラッキィ(?)だったのではないでしょうか(笑)
そんなわけでウナギゲットだぜ。
次回、岩倉邸でウナギを食すの巻。
岩倉「このウナギを料理したのは誰だあッ」
中岡「私(あし)じゃが、次はお前を捌こうか?」
……というのは嘘です(笑)
ありがとうございました。
02 川遊びへの応援コメント
拝読致しました。
国家を愁い想いを吟じる家長をよそに田舎ライフを満喫する家族が微笑まし(*´▽`*)
子供なんて、暇さえあれば、どこででも遊びを見つけてしまう生き物ですから、適応も早いですよね。
もともと江戸時代後期の公家さん、貧乏ならこの暮らしへの適応もはやい?
でも水錬はしていないのか、川ぽちゃのピンチ!
おしりを押さえて尻子玉を守れ!
作者からの返信
ちなみに、岩倉さんの国家を憂いているタイムに、家族はさっさとどこかへ行くのは、実は理由があったりします。
それはさておき、京の町中よりは、田舎で虫取りとかしている方が、子どもは楽しかったりしますから、きっと川遊びもしていたことと思います。
でも都会っ子(?)だから、あまり水には慣れていないという設定です。
ミシシッピを縦横無尽に遊び尽くしたトム・ソーヤのようにはいかなかったみたいですが、果たして^^;
ありがとうございました。
01 岩倉村への応援コメント
拝読致しました。
岩倉卿って、公家のクセに(失礼)、やけに現実的な方でしたよね。
頭はかなり切れる方かと想像しますが、それ以前に人の言うこと聞かないとか、空気を読めても気にないとか、天の邪鬼な態度とらないと気が済まないとか、なんかトンデモひねくれたイメージしかないです(^_^;)
いえ、これらだってそう想像する根拠などなきに等しいのですが。
そんな岩倉卿をどう描かれて行くのか、楽しみです!(^-^)
作者からの返信
岩倉さん、私は嫌いでした(笑)
帝を手玉に取って、薩長の都合の良いように操っているイメージで、虎の威を借る狐みたいな(笑)
……しかし、確かこの時は田舎でスローライフみたいな公式キャンペーンがあって、それに応募するためにと思いついたのが、この人です^^;
果たしてこのエグイお方をどこまで描けるか、私にとってかなり冒険的な一作です。
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました!
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
こんにちは、御作を読みました。
スローライフ? を堪能してますね、岩倉さん。
虎視眈々と成長して人脈を築くあたり、さすがは明治の偉人ですよ、岩倉さん。
改めていい話で、胸をうたれました。
中岡さんはじめ。途中で倒れた人も多いからなあ。
じんときました。面白かったです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
スローライフはスローライフで、逆に研鑽の日々として過ごしていたのは史実らしいです。コネ構築も。
さすがに維新の立役者の一人、というのは伊達じゃなかったようです。
そして岩倉さんが鉄道推しなのも史実で、例のチョンマゲ外遊(?)に出た際に、鉄道に衝撃を受けたからだそうです(その時、チョンマゲもやめた、とのこと(笑))。
中岡さんとの縁で鉄道推しになった、というのは私の創作ですが、中岡さんが一番足繁く岩倉さんの幽居に来ていたので、やっぱりその辺の友情があったのでは、と思います^^;
ありがとうございました。
04 中岡慎太郎への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
宮中にその人ありと謳われた岩倉具視卿とか言われると凄そうですよ、岩倉さん。
でも鼻血だしてるからしまらないですよ岩倉さん。
と思いきや、そう来ましたか。
愉快な生活も長く続きそうに無いですね。
ちょっとしんみりしましたが、面白かったです。
作者からの返信
岩倉さん、ヤンチャな公家として、「その人あり」みたいな言われ方だったんじゃあ……^^;
鼻血出してるのはアレですね、ろくでなしブルースのノリです(笑)
中岡慎太郎がやって来て、岩倉をサポートしたのは史実みたいなんで、その辺を今回は盛り込んでみました。
拙作では、コネとか無いからねと言ってますが、実際の中岡はやり手なんで、ガンガン薩長とか公家とかと話をつけていたんじゃないかと思います^^;
ありがとうございました。
03 救いの手への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
颯爽とかけつけたら、父の威厳を示す前に蹴られましたよ岩倉さん。
夕食にウナギゲットですよ、岩倉さん。
吾子あこを救えずして国を救えず!
の瞬間だけはカッコ良かったのに。
でも、こういう愉快な岩倉さんっていいな。
面白かったです。
作者からの返信
スローなライフを送るはずが、ファストなブレイクを食らった岩倉さん(笑)
まあ実際、服着たまま池ポチャは危険なんで、その辺はリアリティを追及しました^^;
中岡キックを食らうまでは、たしかにカッコ良かったです。
こういう、割と本気で突っ走るところが、「公家にして志士・岩倉」らしいかなと思って書きました。
うん、でも、何故か筆が走って、中岡慎太郎にライダーキックを決めさせてしまいました(笑)
ごめんよ岩倉さん、でも私も面白いと思ったので(酷
ありがとうございました。
02 川遊びへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
せっかく歌ってるのに、家族からは呆れられてるぞ岩倉さん。父の威厳どころか、無かったことにされかねないぞ岩倉さん。
と思いきや、事件発生?
なんか息子さん達の対応というか、生活が公家らしくなくて楽しいですね♪
面白かったです。
作者からの返信
拙作の初期設定だと、帝から「ホゲーとか歌って、うるさいんや!」と叱られて洛外追放を食らったことになっていた岩倉さん。
唄が趣味なのは史実ですけどね(笑)
……まあ実際、政治系公家が、田舎暮らしで何か役に立つことできるかと言われると、あまりやることは無さそうですけどね^^;
そんなわけで岩倉さんは歌ったりしていじけてましたが、でも家族たちは攘夷とかそういう重圧から解放されて、まさにスローライフだったことでしょう(笑)
ありがとうございました。
01 岩倉村への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
たいていの幕末小説で悪役を押しつけられる岩倉さん、なんか名前聞いただけで、悪いことしてそうな雰囲気のある岩倉さんじゃないか(酷すぎる風評被害
いや、驚きました。
楽しみです(*^^*)
作者からの返信
私も岩倉具視と聞くと、「何か厭な奴」という印象でした(笑)
でもこの話を書くきっかけなんですが、運営が「いい家」キャンペーンとかで、スローライフとかそういう話を募集していると聞いて、この人が洛外追放を食らったことを思い出してしまったのです(笑)
じゃあ、書くか……と思いました。
まあ高俅を主役に書く私なんで、こういう悪役(酷)やマイナーキャラは、よく考えたら私ぐらいしか書かないし(笑)
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
こんにちは。
岩倉具視とは、、渋いなあと思いました。
飾らない人柄と、浪人の意見も聞く姿勢だからこそ、維新の偉業を成し遂げたのかもしれませんね。
さすがの作品でした!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
この話を書いた時、ちょうど「田舎でいいお家でスローライフ」みたいな公式自主企画がやっていたので、それに参加するために誰がいいかなと探していたら、岩倉具視(笑)
私もそこまで詳しくないし、好きでもなかった(酷い)のですが、書いているうちに何かこんなキャラに^^;
でも実際、この人が田舎で素朴な生活をしていたからこそ、浪士たちと接触しやすくなって、それが維新へとつながったのではないか、と思います。
さすが、と言われて嬉しかったです!
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
岩倉具視に関しては、通り一遍の事くらいしか知りませんので、興味深かったです。また歴史のお勉強をしてみたくなりました。他の作品も少しずつ見させていただきます。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
岩倉具視、私もこの話を書くまでは、「アヤシイ公家」という印象しか無かったのです^^;
しかし調べてみると、わりと書き甲斐のある方だと分かり、面白かったです。
また、お時間がありましたら、他の拙作をご覧くださされば幸いです。
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
四谷軒さま、「大人と子供の里」へのご寄稿ありがとうございました。
四谷軒さまのお名前があると、文章の心配をしないで読めるので、それだけで安心してしまいます。
多くの四谷軒さまファンと違って、友未は歴史が苦手で、薄ぺらで断片的な知識の持ち合せしかありません。それも、殆どがテレビドラマから得たものなので、織田信長や豊臣秀吉や徳川家康くらい有名でないと歴史上の人物としてのイメージさえ描くことができません。これは、絶対、中学、高校での歴史の教え方が悪かったからで、もっと生々しい人間ドラマとしての見方を教えてもらえていたら、少しは興味も持てていただろうにと、未だに少し恨んでいます。ですから、四谷軒さまの登場人物(例えば、この岩倉具視や中岡慎太郎もそうですが)に思い入れや特別な感情を持てない分、明らかに損をしている訳ですが、逆に、どこかの、あるおじさんの物語として読めるので「歴史もの」というレッテルに惑わされずに楽しませて頂けますし、多少のアレンジがあっても違和感がありません。このお話も、特にこの終章で、主人公のさっぱりした豪胆さと、熱い意気込みにワクワクさせられました。また、「川遊び」の章はさながら児童文学です。
一ヶ所、「救いの手」の章に「流されてところまで」の脱字がありました。
また、これは、感想や批評ではなく、個人的に、ふと、うかがってみたくなったのですが、「中岡慎太郎は何くれとなく、岩倉の幽居に来ては、いろいろな情報を伝えたり、時には洛中、大坂あたりから手に入れたという食べ物や書籍をもたらした。」というような文章を書かれるとき、四谷軒さまは「たり」を意識されますか?友未はいつも「もたらしたりした」ではないのかと悩みます。この例文の場合、「時には」という言葉がうまく機能していて異議はないのですが、単に「伝えたりもたらした」では変ですし、かと言ってばか正直に「たり」を繰り返すと文章がもたれるケースもあって時々悩まされます。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
こちらこそ、友未さんが企画をされていると、安心して参加できます。
ちゃんと読んでもらえる、忌憚ない意見がいただける、という安心感です。
歴史ものである以上、歴史が苦手な方からは避けられるのは、これはある意味宿命だと思っています。
私の場合は、父が歴史好きだった影響で、歴史ものへの抵抗が無く、そしてそのまま学校の歴史の授業もすんなりと入っていけました。
でも弟が「カタカナが苦手」とこぼして、西洋史を敬遠していたので、歴史が苦手な方もいるので、そういった方にも楽しめるよう心がけている次第です。
実現できているかどうかはさておいて。
さて拙作は、「いい家の日」キャンペーンというカクヨム運営さんの企画に便乗して、書かせていただいたものです(そのため、キャッチコピーがあんなあざとい文章になりました)。
「いい家の日」、つまりスローライフを打ち出したものが欲しいとのことなので、そうすると田舎の話だよなぁと感じ、田舎っぽい話にするには……と四苦八苦して、あの「川遊び」の話をひねり出しました。
あと、岩倉具視という人は、あまり小説にされることのない人なので、逆に書きたいように書けるという強み(?)を生かして、ああいう「おじさん」にしました。
豪傑で、熱いんだけど、どこか抜けているというか剽軽な感じに。
その辺をお楽しみいただけたようで何よりです。
誤字指摘の方、ありがとうございます。
早速に直しました。
また、「たり」については認識しておりませんでした。
自分で自分の文章を推敲すると、こういう「癖」が見逃されます。
このあたりは、今後の文章に生かしていきたいと思います。
あと、この「岩倉具視」については、実は突貫工事で書いており(上記キャンペーンのお知らせを見て、日にちが無い中、強引に書き進めました)、「粗」が目立つ文章になっていることは否めません。
いえ、その他の作品が「粗」が無いかと言われると自信はありませんが。
しかしこういった指摘をいただけるので、友未さんの企画には参加する価値があるという、場違いな感想、そして感謝の念を抱いております。
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
名は知れど、具体的に何を成しどのような人柄だったのかという情報が少ないイメージの人物。こうした一面も見せてくれたのは、とても興味深く今までの印象も上書きされました。「隣へ並ぶことのできなかった中岡慎太郎への追慕」という描写が深いですね☆
とても面白かったです★★★
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
岩倉具視……私もこれ書くまでは、「変なちょんまげの人」という印象が強かったです(笑)
「いい家の日」キャンペーンという機会を得て(それには落ちましたが^^;)、ちょっと書かせていただきました。
で、「岩倉具視幽棲旧居」のHPが結構充実していて、それを閲覧している過程で、中岡慎太郎が出て来たので、この話を思いつきました。
そうすると、中岡慎太郎と言えば陸援隊というイメージがありまして、それが岩倉具視の維新後の業績――鉄道普及と結びついたのです^^;
そうすると、何だか「変なちょんまげの人」も、それなりにいろいろと考えたり頑張ったりしたんじゃないか……と感じ、そのままに筆を走らせていただいた次第(笑)
ちなみに、東京上野には岩倉高校という学校があります。彼の業績を記念して、その名を冠した鉄道学校です。
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
ゆっくりとした暮らし。
これやっていたら今の日本はないんですよね。
中々複雑で……
今の日本は充電期間と思いたい。
作者からの返信
岩倉さんがここでスローライフを送ったのは、結果として良かったとは思います。
多少は力を抜くことができ、それが柔軟さにつながったと思うのです。
ただし、ずっとやっていたら、たしかに今の日本はなかったでしょう。
そして今の日本、というか世界は……難しいところですね。
ありがとうございました。
編集済
03 救いの手への応援コメント
この人の友達が、日曜劇場で川に飛び込んでいたなぁ(某お医者さんがペニシリン作っちゃう奴)。
真面目に親の気持ち考えると川遊びは危険と隣り合わせ。
最近の人は川を舐めている。
作者からの返信
ドラマとしては、川ダイブは見栄えがいいんでやらせたいんでしょう。
しかし流されると本当に危ないんで、その辺はなるべくシビアに描いたつもりです。
力を抜けとか、服を脱いでから飛び込むとか……。
ここでレスキューに来る人を中岡慎太郎にしたのも、そのためです。
慎太郎は毎日のように川遊びしていた、と史実にありますので、そういう人が来ないと助けられないと暗に言いたかったのです。
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
新鮮な岩倉具視✨
着衣で川に入ろうとしたり、鼻に詰め物をしたり…… 意外な一面も楽しかったですが、切れものぶり、未来に繋がる功績も分かるラストは流石です。
私は(幕末をどうしても東側からみてしまうので💦)長いこと岩倉具視にダークなイメージを持っていました。
今年、慶喜さんの事を知りたくて調べている時に、田安徳川家の当主の方の著作を読みました。その方の曾祖母が岩倉具視の娘ということで、著書には具視についても記述があり「小説や漫画のイメージで捉えすぎていたかも……」とちょっと反省💧していた所でしたので更に沁みました。
物騒なまちなかを離れ、のびのび遊ぶ子ども達の描写も素敵なお話でした(^^)
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
何というか……既存の「岩倉具視」像をぶっ壊したくて書いた一作です^^;
私も、心情的には佐幕だったんで、「岩倉具視? 何やコイツ」みたいな印象を抱いていました。
しかし、ここカクヨムだと佐幕風味の作品が多くて、じゃあ維新側を書いてみるかという、私の病気・へそ曲がりが発動です(笑)
で、このたび「いい家の日」キャンペーンという機会を得て、ちょっと調べてみると、意外と味のある人間だということが分かり(結構、岩倉氏に失礼なこと言ってますね^^;)、書かせていただきました。
私や碧月さんだけでなく、一般的に、やっぱり自分の「目」で見ないと、ちょっと分からないことがあると思うんですよ、歴史とかいろいろ^^;
そういう意味でも、この作品は書いて良かったなぁと思っている次第です。
ちなみにサブキャラクターの中岡慎太郎の笑顔は、wikipediaに載っていて、結構素敵です。
彼が岩倉の子どもたちと遊ぶ、というところから、川遊びの光景を思い浮かべました^^;
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
いつもながら、作者さまの該博ぶりと、守備範囲の広さに感嘆です。
作者からの返信
いえいえ、単にネットで渉猟したのが上手くいっただけです。
岩倉具視幽棲旧居のホームページとwikipediaに深い感謝です。
大体いつも、そんな感じで資料収集という名の読書(?)をしておりますので^^;
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
中岡慎太郎も坂本龍馬の影に隠れてしまってる観がありますね。陸援隊って何、という人も多いでしょうし。まさに中岡も叢裡鳴虫といっていいのかも知れません。
幕末(とは限らないですけど)、名も知られず草葉の陰に隠れている、こんな人は大勢いたんでしょうね。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
中岡慎太郎、この人も結構波乱万丈な人生を送っており、なかなかの傑物なのですが、いかんせん坂本竜馬という存在があって……というところですね。
司馬遼太郎先生が竜馬を取り上げたというのも大きいでしょうし。
このお話、岩倉と邂逅する人について、坂本竜馬、中村半次郎……といろいろ考えたんですけど、史実と私のマイナー好きにより、中岡さんにしました。
おっしゃるとおり、時代の影には、まだまだこういう人はたくさんおられるんでしょう。
まさに、叢裡鳴虫と言った感じに……。
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
私は500円札を見た記憶のある世代ですが、岩倉具視については「誰?この謎のおっさん……」という認識でした。このたびは岩倉具視の人柄や功績を知る事が出来、とても勉強になりました!
彼の書の題も格好いいですね!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
まあアレですよね、教科書に載っている「チョンマゲの写真の変な人」(岩倉使節団の写真)ってイメージですよね(笑)
私も「いい家の日」キャンペーンで応募しようと思わなければ、この人について知ろうと思いませんでした。
そういう意味では、私も勉強になりました。
「叢裡鳴虫」、これは本当に岩倉具視がつけた題名です。
彼なりの美学というか、センスが光る良い題名だと思います。
なお、気に入ったのか、「続・叢裡鳴虫」という続刊まで出しているという……^^;
ありがとうございました。
03 救いの手への応援コメント
岩倉具視を主人公にした幕末維新ものは、きわめてレアで価値がありますね。リアリティのあるストーリー展開と内容は、資料を十分に読み込んだ成果かと存じます。多くの読者を魅了する名作になることが大いに期待されます。
作者からの返信
岩倉具視、主役にしても面白いと思うんですけどね……いかんせん、帝を擁した奸臣みたいなイメージがつきまとうんじゃないでしょうか。
まあ、そんなこと言っている私も、「いい家の日」キャンペーンが無ければ書かなかったのですが。
今回のお話は、岩倉具視幽棲旧居のホームページを閲覧してから書きました。
なので、リアリティについては、上記のホームページに負うところ大です。
結構ボリュームがあって、全て読み切れませんでしたが……。
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
流石に流石です。
謎の多い男、岩倉具視と中岡慎太郎を、鮮やかな人物像として描き出して下さり、楽しませていただきました。
妖怪と形容されることもある岩倉ですが、天下国家の形而上的なことだけ考えているのではなく身近な家族に対しての熱い情を持った人物とすることで情熱に一本筋が通ったように思えました。
ありがとうございます。
作者からの返信
コメント付きレビュー、ありがとうございます!
岩倉具視、私も書くまでは「コイツが倒幕側にいなければなぁ……何なの? この人」という印象でした(笑)
しかし歌が下手とか、洛外に追放されて「悔しー!」と書き残しているあたりに、人間くささを感じて書かせていただいたので、その「人間くささ」に触れていただいて、誠にありがとうございます。
あと、中岡慎太郎さんも密かに推しなので、取り上げていただいて、ありがとうございます。
岩倉さん、結構面白い人物と分かったので、私なりになるべく等身大に描いてみました。
熱血漢なんだけど、どこか抜けていて残念なところがあり、そこが面白い……みたいな。
すると対比するキャラとして、中岡さんがするりと出てきました(岩倉さんに会いに来たのは史実ですが)。
この時代、綺羅星のごとき人物が現れては去っていくこの時代、そういう人をなるべく取り上げたいな、と思っていたので、中岡さんを書けて嬉しかったです。
こちらこそ、ありがとうございました。
01 岩倉村への応援コメント
ああ、久々に四谷軒様作品を読みに来てしまいました。
といっても本来なら、赤いきつね企画に参加されました作品の方に行くつもりだったのです。軽妙なコメディの芳香なダシの香りがしたので。
何故私がそちらよりも先にこの作品に来たのか?
それは、「四谷軒さーん! この作品がTOPページの注目の作品のおっきいところに載っかってますよ!」と叫びに来たのです。
そんな不純な理由なのですが、読ませていただきます。
四谷軒様の取り上げる歴史上の題材も一味違ったものが多く、この作品もブックマークだけはしておりました。
岩倉具視とはまた味な部分に目を付け取り上げられましたね。
合戦の面白さではないところに注目して読ませていただきます。
作者からの返信
「きつね」の方は、幕末喜劇を目指したものなんで、おっしゃるとおりの内容かと思います^^;
え、岩倉さんの話が「注目の作品」に挙がってたんですか!?
そいつはラッキィです。
でもこういうのって、自分がTOPページに行くと無いんですよね^^;
この岩倉さんのお話は、「いい家の日キャンペーン」というのがあって、それに応募するために書いた作品です。
何故いい家で岩倉さんになるのか……それは私にも分かりません(笑)
まあ、例によって誰も書いて無さそうな人物を見ると、書きたくなる悪癖のなせる業です^^;
ありがとうございました。
01 岩倉村への応援コメント
岩倉具視、顔と名前は知ってても何をした人かまるっきり知りません。
「麿」!! いいですねえ~。
このエピソードを読むとちょっぴり自意識過剰なお茶目な方に思えます。
作者からの返信
私も良く知らなかったです。
ちょんまげの人、というとんでもない認識を抱いていました(笑)
麿、一度使ってみたかった一人称です^^;
今川義元は「予」にしちゃったし、公家なら「麿」で行くっきゃないと、ついやっちゃっいました(笑)
で、岩倉さん……何か書いているうちに、ちょっと残念な熱血漢と化してしまいました。
まあでも、こっちの方が面白いからいいやと(酷い(笑))、このまま突っ走りました^^;
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
こうやって、一度本流から外れたことが後の飛躍の土台になるケースってありますよね。もちろん、そのまま消える方が多いのでしょうけど。
イマイチ実像がつかみにくい岩倉具視。
髀肉の嘆をかこつところの生々しさや、中岡とのやり取りで人間味が出ていたと思います。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
雌伏の時を如何に過ごすかがキーかと思います。
運が巡って来たとて、そこで運をたぐり寄せないといけないし。
まあ、岩倉さんの場合は、実際に宮中を回していたという実績がデカいですね。
あの公家社会を切り回し、なおかつリアリストであることが知られていたのが大きかったのでしょう。
でなきゃ、大久保一蔵とかが会いに来ないでしょうし。
ちなみに私も実像を良く知らなかったので、最初はコメディタッチで誤魔化そうとしていました。
その名残が「紹介」スペースの「あらすじ」に表れています。
でも、岩倉具視幽棲旧居のホームページとかを眺めていると、結構、こういう人だったんだなぁというのが感じられたので、最終的にこんなかたちになりました。
「ワイはホンマは尊攘派やのに、何で分かってくれないんや」とか洩らしていて、切な過ぎです。
あとはおっしゃるとおり、中岡さんに出てもらったおかげで、漫才風に話を回せたおかげです^^;
ありがとうございました。
編集済
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
先日たまたま読んでいた本に、当地の藩主が岩倉総督に謁見して勤王を誓約したが、態度の決定遅滞を理由に謹慎を申し付けられた……とありました。奇遇ですね。😙
一風変わった幕府もの、楽しかったです。
フォローを押し忘れていると更新の通知が来ないのですね。😅
作者からの返信
あの時期、新政府側もビクビクしていたんじゃないでしょうか。旧幕府側の方が人も土地も多いし大きいから、降伏を申し込んで来たら、それこそ諸手を挙げて歓迎していたんじゃないかと……。
そんな中、折角の勤王誓約をした藩主に向かって、謹慎を申し付けるとか、余程剛腹でないと出来ない判断ですね、岩倉総督^^;
しかし拙作ですが、私も何で岩倉具視をチョイスしたんだろうと、今でも不思議に思います(笑)
そこまでマイナーではありませんし、教科書にも載る人なのに、何故かあまり主役にしている小説が無いせいかもしれません^^;
今回、キャンペーンに間に合わせるため、一時間ごとに更新という離れ業をしたため(予約投稿でしたが)、混乱させてしまったかと思います。
フォローされていても、ちょっと分かりづらかったかもしれません^^;
ありがとうございました。
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
拝読しました。ジャイアンリサイタルの元祖が、まさかの岩倉具視だったとは(笑)。
毛利元就の前段もスローライフと言えばスローライフですが、今回の岩倉具視も作者様の作品にあまり無い趣向で楽しめました。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
初期プロットの設定では、あまりにもうるさいので帝から「廊下に立っとれ!」=「洛外に出ていけ!」と言われたという、コメディタッチな岩倉さんでした(笑)
でも歌が下手だったのは事実らしいです。声が小さいという理由だそうですが^^;
まあ、たまには、ガチ合戦とか謀略とかでない、ちょっとクスリと笑える感じの話を書きたくなるのです。
内情を話すと、情景描写の修業とかもしたかったので^^;
楽しめていただいて、何よりです。
ありがとうございました!
05 叢裡鳴虫(そうりめいちゅう)への応援コメント
岩倉具視が政界に復帰するまでにこんなドラマがあったのかと想像すると、すごく感慨深いです。
物語全体を通して流れる、慎ましくも和やかな空気。
初夏の日差しや川のせせらぎ、そして岩倉の可愛い子供たちの笑い声までも聞こえてきそうな瑞々しい筆致。素敵だなあ。こういう風景描写が自分は大好きです~。
洛中にあった時より穏やかな暮らしぶりに見えますが、その実、暗殺の恐怖に怯え、いつ洛中に帰住できるのかと不安な日々であったと思います。
そんな中、こうしてひっそり訪ねてきたのが、竹を割ったような性格の中岡慎太郎さんだったのは本当に彼にとって救いだったはずですよね。
今回も素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
岩倉具視幽棲旧居のホームページを拝見すると、「この日はこんなことがあった」みたいな紹介があります。
あまりにも膨大なのと、「いい家の日」に間に合いそうにないので、使えそうなところだけつまみ食いしましたが、そこで中岡慎太郎が来訪したというのがあったので、そこから話を膨らませました^^;
「いい家の日」で、スローライフっぽいのを募集しているようなので、何というか、田舎の初夏の子どもたちの戯れ合う光景を意識して書きました。
なので、その辺りの描写に触れてもらえると、とても嬉しいです。
和宮降嫁とか、やらかしまくった岩倉さん。尊攘派から相当恨まれてます。
岩倉さん自身は尊攘のつもりなんですが、現実主義者でもあるので、まずは公武合体してからと話を進めてしまうところがなぁ……^^;
そんな状況で、お金も無いし、岩倉さんも相当参っていたかなぁと思います。
実際は薩摩がサポートしていたらしいのですが(その線で中村半次郎が来るというプロットもありました)、やはり上記の岩倉具視幽棲旧居に載っている、中岡慎太郎に御出馬願いました。
中岡さんは中岡さんで、結構魅力的なお方なんで、書けて面白かったです!
こちらこそ、ありがとうございました!
01 岩倉村への応援コメント
岩倉具視が主人公の小説って初めて読む気がします。
小島(兒嶋)高徳は太平記の作者とも言われている人ですね。
岩倉さん、天皇の忠臣はここにいるよ、という気持ちでしょうか。
作者からの返信
私も、何でよりによって岩倉具視なんだろうなぁと今さらながら思います(笑)
「いい家の日」オススメ作品キャンペーンというのがあって、こういうイベントなら、歴史ものでもいけるんじゃないかと思って、無い知恵しぼったら、岩倉具視卿というチョイスに^^;
小島高徳さん、そのとおりです、太平記の人です。
件の詩は、後醍醐天皇が隠岐へ流される途次のエピソードを挙げております。
岩倉さん的には、おっしゃるとおり、ワイも国士としての気概を持っとるでぇ、という心境ですね^^;
ありがとうございました。
04 中岡慎太郎への応援コメント
僕の中の岩倉具視像は、「お札にもなった腹黒華族」か「『風雲児たち』のヤクザ公家」だったんですが、ここで描かれているのはどちらでもないですね。
実にユーモラスで……すいません、白状します。一話目の時点で既に脳内俳優が笑福亭鶴瓶師匠になってましたwww
中岡慎太郎ともいいコンビ(笑)ですし、いや、これは面白い! のこり一話なのを寂しく思っているくらいです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
みなもと太郎先生懐かしい!
幕末・維新を描くために江戸幕府オープニングから描くみなもと先生、ホント凄かった……^^;
さて私も岩倉具視については、「なんか腹黒い奴」「ヤクザ」という印象を抱いておりました(笑)
でもこのお話を書くにあたっていろいろと調べると……まあ、なんというか、ジャイアンだなと思うようになりました(あまり変わってない(笑)
しかし鶴瓶師匠とは……恐れ多い^^;
でも実は最初、スローライフがテーマの公式自主企画に参加するために書いていたため、どことなくユーモラスにするように心がけたのは事実です(笑)
中岡慎太郎については、残された写真で、飲み会中にいい笑顔で写っているのがありまして、そこからイメージを膨らませました。
好青年であり、かつ、諧謔も解する、シャイなあんちくしょうです(笑)
ちなみにこの二人は史実でも凄く仲が良く、それは中岡が斃れた時に、後事を託した相手が岩倉というあたりに、よくあらわれています。
この話では描きませんが……いい話なんですが、暗くなっちゃいますから。
ありがとうございました!