第28話 遊園地編 1
俺たちは今日は遊園地にやってきた。
お母さんがからフリーパスに券をもらったので、遊びに来たわけだけど、軍資金も頂いた。
なんと、その額、2万円、お小遣いでも、そんな金額見たことないし、お年玉くらいかな。
遊園地は入場券も乗車券も料金はフリーパス券があるからいらないから、パス券に入らないものに使おうと思う。
食事とか、ゲームをすることや、以前も、湖に行ったとき、七海ちゃんのお母さんがから1万円をもらったけど、食事に使って、今でも少し残っているから、持ってきたけど。
「あの~悠くん、わたしね、家から出ようとしたら、お母さんから1万円、もらったから、これで食事できるよ」と七海ちゃんが行ってきた。
「え~七海ちゃんも、もらったの」
「うん……も、ということは、悠くんも?」
「うん、俺も、お母さんがに、な、な、なんと2万円もらってきた」
「へ~すごいね」
「あと、このまえ七海ちゃんのお母さんがから湖の時にもらった軍資金も残り持ってきました、だから今日は、懐が温かいんです」
「そうなんだ」
「だから、今日は、俺に任せて、七海ちゃん」
「うん、わかった、悠くんに任せる、もし足りなかったら言ってね」
「うん、その時は、おねがいするよ」
俺たちは、バスから降りて、遊園地に向かって歩いているけど、つい七海ちゃんの後ろの髪を見てしまう。
揺れる髪、その上に載っている、白いリボンが、ほんとにすごく似合っている。
七海ちゃんは背が高く、俺よりもすこし低いくらい。俺は身長183センチあるから、高い方だけど、七海ちゃんはたぶん、170センチくらいありそう。
そして足には、白いニーソックス、白いフリフリが付いたミニスカート、上着もベージュの色したダウン、ダウンの下は見えないだから見えない。
つまり全身が白系統、七海ちゃんの黒い髪に、白いリボンが揺れている。
もちろん、揺れるのは、もう一つある、それは………………永遠の秘密
胸だね。
七海ちゃんは胸が大きい方だから、歩くときに胸が上下する。
それを横目で目るのも楽しみ。
なんて想像しながら、七海ちゃんの、もうって言われないうちに、遊園地の入り口についた。
遊園地の入り口でチケットをだして、本当の券と交換してもらいフ乗り物に自由に乗れる腕輪に交換してもらった。
この腕輪をしていると、料金を払わなくて乗ることができる。
遊園地の入り口を通って中に入っていく、テレビで見た光景が目の前に広がっている。
まだ、オープンして時間が経過していないので、人は少ない。
「悠くん、いくよ」と七海ちゃんが行って嬉しそうに、俺の手を引っ張っていく。
七海ちゃんに手を引っ張られながら、周りを見渡す。
七海ちゃんが俺を引っ張っていく先は、ジェットコースターだ。
「えっ、俺、苦手なんだけど」と言うと
「だって、恋人同士になったら、一度、乗って見たかったんだもん」
「え~」
「ねっ、悠くん、一度だけ乗ってみましょ」
「うん……」冷や汗が流れる思い。
「いま、少ないからさ、ねっ、悠くん、一度だけ」
「うん……わかったよ……」
俺たちは、ジェットコースターの階段を上っていく。
係りの人に腕輪を見せて、通っていく。
目の前には、コースターが止まっているから、俺たちは乗り込んだ。
七海ちゃんと2人で座って、前にあるバーを下して待つ。
ベルが鳴り響いて、コースターが動き出す。
「ガタッ」と急にコースターが動き始めて、上昇していく、あ~緊張して胸がドキドキする。
俺は横に乗っている七海ちゃんの手を握った。
七海ちゃんも手は汗ばんでいる。
七海ちゃんの方を見ると、七海ちゃんも緊張していることが分かったけど、好きだから乗ったんじゃないの?
七海ちゃん、左手で、バーを一生懸命、握っている。
俺の手を握りしめている。
あれっ、もしかして七海ちゃん、ジェットコースター、不得意??
七海ちゃんの顔を見ていたら、もうすぐ頂上に到達しようとしている。
俺は、七海ちゃんの顔を見ているが、七海ちゃんギュって音がするくらい目をつぶっている。
その顔を見ていたら、怖いことも忘れてしまった。
でも、これから下り始めたコースターにはかなわなかった。
コースターを降りた、俺は、ダウンした。
ベンチに腰掛けて、俺が横になっている。
「はぁー」怖かった~
ちょっと気分が悪くなってしまった。
七海ちゃんは冷たいコーヒーを買ってきてくれた。
それをおでこにあてながら、目をつぶっている。
「あっ」
「どうしたの?」
「悠くん、ここに頭、乗せていいよ」七海ちゃんが、ベンチに座って、七海ちゃんは、恥ずかしそうに顔を赤くしながら太ももを叩いた。
「……」
「じゃ、遠慮なく」といって俺は移動して七海ちゃんの足の上に頭を乗せた。
「悠くん、大丈夫?」
「七海ちゃんの足で生き返った」
俺は顔を七海ちゃんに向きを変えて、お腹に向いた。
そして七海ちゃんの匂いをかいだ。
スハー、スハー
「こら、こら、におうんじゃない」
七海ちゃんの赤い顔をしている。
「いいじゃない、いい匂いがする」
七海ちゃが赤い顔をしている。
「はぁ~いい匂い、堪能した」と言って惜しみながら起き上がった。
「もう大丈夫?」
「うん、七海エキスを飲んだから、大丈夫」
「もう…エッチな言い方」
「でも、七海ちゃんもコースター、怖かったんでしょ?」
「あっ、見ていたのね」
「うん…七海ちゃんの方を見たら、必死だったから」
「そうなのよ、怖くて怖くて、たまらなかったけど、しばらくしたら楽しかったの」
「そうなんだ」
「横向いたら、面白い顔の人もいたから…」
「えっ」
「私がね、横向いたら、悠くんも必死にしがみつていて、面白かったから、怖さがふっとんじゃった~、あ~面白かった~」
クスクス笑い出した。
ちょっと七海ちゃんに怖い所を見られてショック
おれはしばらく休んだあと、七海ちゃんが買ってきてくれた、コーヒーを飲んでいると、七海ちゃんがじっーと、こちらを見ている。
「うん、どうしたの?、あっこれっ 七海ちゃんも飲む?」
「うん、いいかな…」
「うん、どうぞ」
七海ちゃんが俺からコーヒーを受け取って、飲み口を、しばらく見ていたけど、ゆっくりを飲み口に自分の口をつけて飲んでいる。
「やった~、間接キスだね」と七海ちゃん。
「そうだね」
「こんなところで、間接でもキスできるなんて」と嬉しそう。
そして俺たちは、メリーゴーランドに乗りに行った。
七海ちゃんの希望で…
メリーゴーランドは回転する木馬や馬車がある。
俺たちは、メリーゴーランドの係員さんに腕輪を示して、馬に乗ろうとするが、七海ちゃんはスカートだった。
七海ちゃんが考えていると、俺は、七海ちゃんを横座りに座ってもらうことにした。
俺は、横に立っている。
でも七海ちゃんは馬から降りてきて、俺の手を引っ張って、馬車に乗った。
「いいの、七海ちゃん、馬じゃなくて」
「うん、いいの、今日はミニスカートだから、悠くんに下着、見られるから」
「あっ、そうか、残念だな」
「悠くん、気が付かなかったでしょ」
「うん、七海ちゃんが馬に乗りたそうにしていたから」
「馬にも乗りたかったけど、悠くんと一緒の方がいい…」
「じゃあさ、次、来ることがあったら、その時は馬に乗ろうか」
「うん…」
「じゃ、また、悠くんと遊園地、来れるね」
「そうだね」
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お読みくださりありがとうございます。
ブックマーク、ハートマーク、星マーク、評価も、感想も、ほんとうにありがとうございます。
大変、励みになっています。
誤字脱字がありましたらお知らせください、すぐに訂正を行っています。
また意味不明な文章があることもありますが、なにぶん素人が書いている文章です。お知らせくだされば、訂正しています。
クリスとアリシアの物語をお楽しみください。
これから、どんどん面白くなりますのでよろしくお願いします
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