救国の勇者-結婚式。
第80話 結婚式。
戦争が終わった日から大体1年が過ぎた。
俺とジチさんは26になった。
キヨロスとリーンちゃんは16。
フィルさんとアーイは21。
ガクは22。
ルルは、肉体年齢は20だが、実年齢は…、
ツネツギは聞いたら25だった。
マリオンは年齢不詳だが、全員の統一見解は24だった。
数日前、二の村に家を建てている最中の俺の元にウエストのガクから連絡が来た。
話したい事があるからウエストの城まで来てほしいと言う。
通信球を使った会話は嫌だと言うので10日かけてウエストの城まで行ってきた。
最初、サウスの城でキヨロスに声をかけたら瞬間移動で送って貰える話にもなったのだが、歩く事が修行になるし、途中に魔物が出たらそれを倒せばみんなの為にもなるので断った。「千里の眼鏡」では拾いきれない何かが見つかるかもしれないしな。
俺は別に一人旅でも良かったのだが、マリオンはやはり俺にベッタリでウエストまでついてくると言った。
そんな訳で俺たちは道すがら魔物を退治しながら歩いて、肉などは行商人に買い取って貰い、マリオンは「結婚資金!」と喜んでいた。
休憩がてら行商人に話を聞くと世界が平和になってくれて行き来もしやすいし、いい事ずくめだと喜んでくれていて戦いが無駄ではなかった事に俺は嬉しい気持ちになった。
ウエストの城に着くと、ウエスト王の他にアーイとガクが居た。
終戦してすぐにノースの城下町で2人きりの生活を始めていて、俺とマリオンも2回ほど遊びに行った事があった。
そのガクとアーイがウエストに居るのは何かトラブルなのかも知れない。
挨拶もほどほどに俺はガクに呼び出され、アーイはマリオンと中庭で訓練を始めてしまった。
マリオンはハンデを貰いたくないと言って鎧を脱いで人の身でアーイとやり合うと言い出した。
マリオンの鎧には全身人工アーティファクトが埋め込まれて居るので重たい鎧を着込んだ方のが早く動けるし、防御も攻撃も生身より強い。
まあ、生身のマリオンは人間化の際に大分強い自分のイメージをしていたので、生身でも俺たちの中では十分に強い。
イーストのツネツギなんかは人間になりたてのマリオンしか知らないので弱いと思うかも知れないが、今の身体に慣れたマリオンは子供の頃より段違いの強さを得た。
現にお互い刃の無い練習用の剣だが、アーイの攻撃をスルリとかわしては鋭く切り込んでいる。
そんな2人を眺めていたらガクが真剣な面持ちで俺の肩を掴んでくる。
ギョッとする俺にガクは「カムカ!」と俺の名を呼ぶ。
「なんだよ。どうした?」
「結婚しないか!?」
ガクの突然の申し出に俺は「はぁ?」と聞き返してしまう。
何を言いだすんだ?
ガクにはアーイが居て、俺にはマリオンが居る。
俺は思ったままを伝えた。
一言で言えばお断りという奴だ。
ガクは首を横に振って「違う!そうじゃない!」と言った後で項垂れて「間違えた…、カムカ、結婚をしないか?」ともう一度聞いてきた。
「同じじゃないか。何を間違えたんだ?」と聞き返す俺にガクは慌てて訂正しながらも最適な答えが出せないで居る。
落ち着かせて一つずつ聞いてみるとガクとアーイは結婚を決意したらしい。
それでマリオンが散々結婚式と言っているので、もし良ければ一緒に結婚式をしないか?と誘ってくれたらしい。
「どうだカムカ?」
「どうだってウエストとノースの王族の結婚式にサウスの身元不詳の俺たちの結婚式もついでに執り行うって言うのはマズいんじゃないのか?」
ウエストの王子とノースの姫の結婚だ。
そこに俺たちなんかの結婚式もやるって言うのはなぁ…
「カムカは何を言ってんだ?」
「え?」
ガクがキョトンとした顔で「お前とマリオンは全ての国のトラブルに関わって解決に導いた救国の勇者じゃないか?」と言って俺を見る。俺にそんな自覚は無いので「え?俺ってそうなの?」と聞き返してしまう。
「当たり前だろ?お前の扱いだってサウスではいい方だろ?」
「ああ、そう言えばキヨロスが城とか城の辺りに家を用意するから住まないか?とか言ってたな」
「だろ?で、カムカは今どこに住んでいるんだ?」
「今は生まれ故郷の二の村にドフ爺さんに頼んで一緒に家を建てているぞ」
俺の言葉に「嘘だろ…」と言ってガクが頭を抑える。
俺はキチンと自分の気持ちとか考えとかを伝える。
「二の村は良いところだ。前の王に滅ぼされたけど一からやり直すんだ。最初の村人は俺とマリオンだけだろうけどさ、どんどん子供も増やして子供が結婚してってやって人を増やしていきたい」
一日も早く復興して人で沢山の二の村を見たい。
その思いをマリオンに打ち明けたらマリオンは「素敵だよ」と言って賛成してくれた。
ガクは俺の顔を見て二の村への気持ちを理解したのだろう。「あー、ならさ。復興には金もかかるんだから結婚資金は使わないで俺たちと結婚式を挙げようぜ」と提案をしてくれた。
俺は1人では決められないからとマリオンと相談したいと言うと「何日かは城に泊まるだろ?その間に答えをくれればいいよ」と言ってくれた。
結婚式か…
何事も分相応って言葉があると思っているので王族とかの結婚式に俺たちが出るのはどうなのかと思う。
そんな事を思いながら外を見るとアーイとマリオンの訓練…もはや模擬戦も決着が着いていた。
余程余裕がなく追い詰められたのだろう。
アーイは目を三角にしながら肩で息をして仁王立ちに近い格好でうずくまって頭を抑えるマリオンを見下ろしていた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
中庭に出ると「カムカ、アーイって大人気ないよ。ムキになって殴ってきた」と言ってマリオンが抱きついてくる。
俺は笑いかけながら「そうみたいだな。最後は見られなかったが、随分とアーイを追い込んだみたいだな」と言っていると息を整えながらアーイが近づいてくると憎々しそうに「私にも、ショートソードを長年振るってきた意地がある。マリオンに負ける訳にはいかない」と言う。
1年経っても良い意味で変わらないアーイに俺は「マリオンはどうだった?」と聞くとアーイは参ったという顔で「前に旅をした時とは比べ物にならない物凄い速度としなやかさだ」と言ってマリオンの持つ剣を見て「普段は光の剣の重さに慣れているからだろう、まだ剣に振り回されているからなんとかなったが、これが剣の重さも自身のものにしてしまえるようになれば勝てないだろう」と冷静な評価をする。
それを聞いてマリオンが「じゃあ!私がカムカを守れるかな!?」と言って喜ぶとアーイが「カムカを守る?」と言って発言を訝しむ。
俺が「ああ、一年前の戦いで、フィルさんを殺されて激怒したキヨロスを見てから、マリオンは俺が死んだらって事ばかり考えて居るんだよ」と言うと「それでか…」と言ったアーイが「やれやれ子供か…」と言う顔でマリオンをみるが、まだ中身は14歳くらいの女の子なのだから仕方ない。
マリオンはアーイの視線を感じながら「カムカが先に死ぬなんて耐えられないの」と言うとさっきまでアーイ相手に暴れまわっていた姿やイメージは微塵も無く、泣きそうな顔になって俺に抱きついてくる。
俺は汗だくになったマリオンの頭をワシワシと撫でながら「大丈夫だ。俺もこの一年休まずに修行をしてるだろ?俺だって相当なもんだよ」と言って笑いかけるとマリオンはやっと落ち着いて「うん」と言った。
アーイは「カムカ、ガクの申し出はどうした?」とさっきの話を聞いてくる。
俺は少し困りながら「ああ、いや…俺みたいな学も何もねえのがそんな場所に居ていいのかってな…」と歯切れの悪い事を言うとマリオンが心配そうに俺を見て「カムカ?」と呼びかけてくる。
「後で話すから聞いてくれ」
「うん、いいよ」
アーイは「私達はカムカ達にも是非と思っている。よく2人で話し合って前向きに考えてくれ」と言ってガクの元に行ってしまうので俺たちは汗を流す為に風呂に入る。
湯船の中でも考えるのは俺が王族と一緒の結婚式という事だ。
10年間修行ばかりでマナーとかロクに習わなかった俺が?確かに師匠は多少の交渉の仕方なんかは教えてくれた。ツネツギは師匠が十分な交渉術なんかも授けてくれたと言っているがあんなもんは勝負と同じで自分のリズムに話を運んでいるだけでそれだけだと思っている。
確かにマリオンに素敵な式をさせてやりたい。
だが、偉い連中の前でマリオンに恥をかかせないで済む自信がない。
悶々とそんな事を考えてしまい、いつもより長めの風呂になってしまった。
フラフラとしながら「くそっ…のぼせた…」と言って部屋に戻るとマリオンはすでに風呂を出てベッドに腰掛けて足をバタつかせている。
俺を見て「カムカが遅いなんて珍しい。何があったの?」と聞いてくるマリオンにガクからの提案を話す。
マリオンは「凄い!いいねそれ!!」と言って何も考えていないように素直に喜ぶ。
俺は諭すように「俺の話聞いてたか?」と言って「周りは王族ばかり、俺とマリオンは救国の勇者。堅苦しい結婚式になるんだぞ、マナーとか何も知らないしよ」と言って式の大変さを説明する。
だがマリオンは軽く笑い飛ばすと「私は救国の勇者なんかじゃないよ、カムカが勇者で私はその花嫁。勇者にマナーは必要なの?」と聞いてきた。
勇者にマナー?
「勇者は国を救って世界を救えばそれでいいでしょ?ダメなの?」
…確かに。
黙って考えている俺にマリオンが「カムカは何を気にしているの?」と聞いてくるので俺は「俺はマリオンに恥をかかせたくなくて…」と思ったままを告げるとマリオンは「なら問題ない」と言って俺の手を取ると「私はカムカといて恥ずかしいとかないから」と言ってくれた。
「そうか…」
「そうよ」
そう言ってマリオンは俺の手を強く握る。
俺もその手を握り返す。
その夜、2人でガクとアーイの所に行って話を受けると伝えた。
2人が喜んでくれた時、マリオンが笑いながら「ねえ、ガク、アーイ。もっと人を増やしましょ?」と言った。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
見事に晴れ渡った空。
ここはノースの城。
あのガク達と会って結婚式をすると言った日から半年が過ぎた。
この半年は慌ただしく過ぎて行った。
まずは二の村に俺とマリオンの家ができた。
木造でかなり大きい。
2人では持て余すのはわかっているが、マリオンがいずれ子沢山になって手狭になるから大きい家が欲しいと言って大きくなった。
それからはそれこそ世界中を回って参列者を募った。
今、俺の前にはウエディングドレス姿のマリオンが居る。
さっきまで別室で着替えていたマリオンが俺の所にきた。短めの髪によく似合うヴェール、可愛すぎず、綺麗すぎず、それは少し前まで子供だったマリオンが大人になったかのようなドレスを身に纏っていた。
見惚れないように気を付ける俺にマリオンが「似合う?」と聞いてくる。
俺が「ああ、バッチリだ」と返事をしていると女中が呼びにくる。
いよいよだ。
部屋を出て礼拝堂を目指す。
先に礼拝堂の前にいたガクとアーイが俺達に手を振る。
アーイのウエディングドレスはガクの好みという事でフワッとした感じではなくシュッとした感じのドレスでアーイによく似合っている。
当のアーイは細いスカートの端をつまんで「動きにくい」と漏らすと、ガクが「別にドレス姿で戦わないんだからいいだろ?」と呆れながらそんな事を言っている。
本当にガクとアーイには感謝をしている。
この2人の結婚式は全部で2回行われる。1回目が今日で2回目はまた後日。
2回目の時に堅苦しい結婚式をすると言ってくれた。
そんな俺たちの後ろから「お待たせー!」と明るい声がする。
「いやー、遅くなっちゃったよ」
「もう、キョロが3人の中で誰が一番か選んでくれたら早かったんだからね」
「キョロくんは優しいから2人に気を遣って言えなかったの。一番は私なの」
ジチさん、リーンちゃん、フィルさんがそれぞれによく似合ったドレス姿で現れた。
そう、マリオンはキヨロスの所にも結婚式の話を持ち込んだ。
そして彼女達は1年のお試し期間を終えてもキヨロスを選んだ。
3人の後ろでキヨロスが難しい顔をしていた。
珍しい表情なので「どうした?」と聞くとキヨロスは3人の嫁さんを見て「…3人とどうやって歩けばいいんだろ?」と言う。
確かに…
右手と左手に嫁さんまではまだ何とかなるが、3人目は確かに困る。
俺は結構真面目に「肩にでも乗せるか?」と聞くとキヨロスは「僕の背丈だとリーンしか無理だよ。それにリーンは何がなんでも僕の左腕は譲らないってさ」と言うと横で聞いていたジチさんが「お姉さんは、右腕でも何処でもいいよ。その代わり誓いのキスは一番だからね」と言って割り込んできた。
これは賑やかになるパターンだ。
案の定フィルさんがやってきて「私はそれならお姫様抱っこで、キスは最後でいいから一番長い時間をかけて!」と大概なお願いをしてくる。
俺は3人の話を統合して「あー…、良かったなキヨロス」と言ってキヨロスの右腕を指さして「右腕がジチさん」、左腕を指さして「左腕がリーンちゃん」そして胸を指さして「そしてフィルさんはお姫様抱っこ」と言った後は「キスの順番も、一番がジチさん、二番がリーンちゃん、最後がフィルさんで決まったな」と言うと肩を落としたキヨロスは「カムカ…、礼拝堂の中には父さんや母さん、リーンのご両親、それにガミガミ爺さんも居るんだよ…」と言う。
俺は「ご愁傷様。こればかりは筋肉にも兄貴にもなんも出来ねぇよ」と言って笑いかけるとその後ろから「本気か!?本気なのか?」と声が聞こえてきた。
後ろにはイーストのツネツギがルルと居る。
何でもマリオンは前にノレルから「ルルはツネツギが好き」と相談を受けていたらしく、結婚に誘ってみたと言う。
初めはゴネたルルとツネツギたったが、ツネツギが元の世界に帰るのは結婚式かも知れないと言う周りの意見を受けやる気になり、ルルがそれでも否定すると「じゃあナオイに頼むか…」と言うツネツギに触発されたルルは「ナオイ!?ナオイはダメだ!仕方ない!私が一肌脱いでやる!」と売り言葉に買い言葉と言うやつで結婚が決まったらしい。
俺が「どうしたよツネツギ?」と声をかけるとツネツギが「カムカ!聞いてくれ!ルルの奴が、誓いの言葉を4回やると言い出した!」と言ってきた。
俺が「4回?」と聞き返すとルルが自慢気に「式の最中にノレルやルノレ、そしてノレノレになってキチンとツネツギと全員を神に誓わせようと思ってな!」と言って胸を張る。
…ノリノリじゃないか。
俺が何も言わなかったからかルルは「凄いぞ!このドレスは半年の間に作ったんだ!私は白、ノレルが青、ルノレがピンク、ノレノレは紫になるようにしている!きっと参列者も度肝を抜かれるぞ!」と言って自慢気にクルクルと回ってドレスを見せてくる。
本気でノリノリじゃないか。
そこら辺はアーイに相談してくれと俺が丸投げすると、アーイは「見越していたので今日の神父様なら対応可能だ」と言った。
対応可能?
すぐにその言葉の意味がわかった。
礼拝堂の中に、ガクとアーイが入って行く。
次は俺とマリオンだ。
中に入ると参列者はみんな知っている顔で堅苦しくなる必要が無かった。
イーストからはテツイとウノが来ていた。
ウエストはウエスト王と数人の兵士。
ノースはノース王と…王の横が空席なのはカーイが体調を崩したからかな?
サウスは一の村の面子、三の村の面子、後はペックさんとマリー、マリーはナックの横に居た。
ん?俺はペックさんをお義父さんと呼ぶのか?マリーをお義理姉さんと呼ぶのか?
そして神父はザンネだった。
驚く俺にコソッとアーイが「何でもやれるからと神父の手順を教わったらしいぞ」と教えてくれた。
どんだけだコイツは…
そして俺の後はキヨロスだ。
案の定参列者からどよめきが起きた。
まあ、左腕にリーンちゃんがしっかりと抱きつき、右腕を組んでしずしずと歩くジチさん。
そして真ん中で器用にお姫様抱っこをされるフィルさんが居ればどよめきが起きない訳がない。
キヨロスは見かけによらず力があるのでよろめく事もなくキチンと歩き切った。
そしてツネツギとルルだ。
ルルは登場数秒で照れて真っ赤になるとノレルに変わる。
澄まし顔のノレルも少しするとルノレにバトンタッチ。
嬉しそうにニコニコ顔のルノレも結局最後はノレノレになった。ノレノレは「みんなーありがとー」と拍手に答えてニヒヒと笑っていた。
ウノが頭を押さえていたが見なかったことにする。
そして誓いの言葉。
ザンネからガクとアーイに伝えられる。
2人はキチンとお互いを見て頷いてからザンネを見て頷く。
そして「「誓います」」とハッキリと宣言した。
ザンネは優しい面持ちでアーイを見て頷く。
そして誓いのキス。
見届けたザンネはここに結婚をした事を宣言した。
次は俺とマリオンだ。
俺は少し上ずってしまったがキチンと言えた。
マリオンは普段見せない真面目で物静かな雰囲気で「誓います」と言ってくれた。
そして誓いのキス。
俺はマリオンの背に合わせてややかがむ。
ザンネの宣言で俺達の結婚も無事に済んだ。
正直、この後はもう滅茶苦茶だ。
ザンネはキヨロスの時にはキチンと3回誓いの言葉を用意してジチさん、リーンちゃん、フィルさんの順番で済ませて誓いのキスも3回あった。
フィルさんが一番最後のキスを長目にやっててザンネが「え、まだ?」「え?大体5秒…、え?」となっていた。
ツネツギの時も凄かった。
「ルルちゃんじゃないよ、ノレノレだよー。この後はルノレちゃんになるねー」とノレノレが言って宣言通りにルノレになりノレルへ、そしてルルに変わって、その都度誓いの言葉とキスをしていた。
ザンネの対応力が物凄くて、目の前でノレノレがルノレになろうがノレルになろうがキチンとこなしたのは称賛に値する。
俺の気苦労は何だったのか?取り越し苦労もいい所だと思っていると横のマリオンが「これだけ色んな人が居たらカムカは気にならないでしょ?」と笑って言った。
それで人を増やしたのか…
感謝しかなかった。
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